カテゴリー「映画・テレビ」の34件の記事

2010年3月20日 (土)

ドキュメンタリードラマ『地下鉄サリン事件 15年目の真相』

今夜は、『地下鉄サリン事件 15年目の真相』を観ている。

1995年というのは、オイラにとって特別な1年である。

第一に、年明け早々、阪神淡路大震災が起きたこと。

第二に、その直後にオイラが今の会社に就職したこと。

第三に、地下鉄サリン事件が起きたこと。

第四に、青島東京都知事が誕生したこと。

就職したことはともかくとして、日本を震撼させた2つの大きな事件は、決して他人事ではなかった。

阪神淡路大震災が起きた神戸は、ついこの間まで大学生活をおくっていた京都のすぐ近く。大学の後輩は、直接の原因ではないが、命を落としている。

地下鉄サリン事件が起きた3月19日、サリンがまかれた地下鉄は、普段、オイラが使っていたが、その日、たまたまオイラは有給休暇をとっていた。

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2009年1月12日 (月)

「アナログ」表示は、テレビ局とメーカーの嫌がらせ〜オマケは、江の島からの満月

地上デジタル放送への完全移行を前に、NHKだけでなく、民放も、テレビ画面の右上に「アナログ」の表示を出している。

アナログ放送には「アナログ」の表示を出して、デジタル放送には何の表示も出ない。

これは、おかしいよね。

観ている画面が、デジタルなのか、アナログなのかなんて、視聴者のほとんどにとってはどうでもいい。

アナログを村八分にして、いじめているようなものだ。

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2008年8月12日 (火)

映画『クライマーズハイ』を観た。

とはいえ、もう2週間くらい前のことになる。

死者520人という航空機事故史上最悪の惨事を追った新聞記者たちを描いた秀作だ。

堤真一も、堺雅人も、かっちょいい。

何より、新聞記者が、大きな新聞ではなく、小さな地方新聞ということが、物語を深くしている。

その描写のリアリティは、地方紙の記者という小さな存在と、史上最悪の航空機事故という対比で、ますます深みを増している。

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2008年6月30日 (月)

キムタク総理は、キムタクでしかない。

以前、このブログでも書いたけれど、フジテレビ系列『CHAGE』が苦戦している理由は、キムタク総理がキムタクでしかないからだ。

朝倉総理が神林官房長官を罷免せずに、いっしょにやりたいと申し出たのは、キムタクでしかない。ドラマで罷免の話題が出たときに、すでに分かってしまった。罷免などしないと。

キムタクは、総理だろうが何だろうが、キムタクでなければならない。

そのキムタク自体に、はまったような悪徳政治家が悪人面を見せる、それが、このドラマの神髄でもある。

いずれにせよ、オイラは、加藤ローサ様さえいれば、それで何もいらないのである(笑)

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2008年6月16日 (月)

朝倉総理は何故ヤンクミより支持率が低いのか?

どうやら、視聴率はあまり伸びていないようだ。木村拓哉で数字がとれなくなったら、テレビは本当に、芸人の一発芸しか放送しなくなってしまうだろうな。

フジテレビ系『CHANGE』

実は、案外うまく出来ているドラマだと思っている。

これまでの政治ドラマは、キャラクターも、設定も、何もかも、陳腐なものが多かった。それと比べたら、映像としてのリアリティーは、ある一定確保していると思う。

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2008年3月11日 (火)

急ぎすぎて、盛り上げすぎ・・・だが、まあ、しゃあないか、ドラマ『ハチミツとクローバー』

ついに佳境に入ったフジテレビ系ドラマ『ハチミツとクローバー』。最初の数回は、ひどいこけ方をしていたが、徐々に本来の『ハチクロ』を取り戻すことができた。

最後の2話は、ひとえに花本先生の説明台詞を回避することが大命題である。

原作のラストを知っている人なら、これから先、花本先生の存在がどれだけ大切なのか、お分かりかと思う。

さてさて、どうなったか。

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2008年3月 4日 (火)

ドラマ『ハチミツとクローバー』がついに修正できなかったこと

それぞれが答えを出そうと必死にもがいている第9話。

告白して、キスして、くっついて、別れて・・・そういうのは、月9に任せておけばいい。『ハチミツとクローバー』なんだから、下手な変化球なんて投げないで、原作が追い求めていたテーマを見つけて、脚本家なりのドラマをつくれば良かったのだよ。

ここまで9話。

この本を書いた脚本家は、ようやく『ハチクロ』を捕まえたんだと思う。

残念ながら、修正しきれなかった部分があるのだが。

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2008年2月26日 (火)

だんだん良くなる、ドラマ『ハチミツとクローバー』・・でも、気になる視聴率

ここまで修正できたのは何故だろうか。

もともと最初からこのレベルを維持できたら、ここまで視聴率が低迷することはなかったんじゃないだろうか。

すごく心残りだ。

中途半端なコント、不必要なラブシーン、大根役者の説明台詞、ハグちゃん目線のストーリー展開・・・これらが排除されて、本来の『ハチクロ』が表現されている。

でもドラマはすでに終盤。

実に残念だ。

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2008年2月19日 (火)

うまい。これならいけるぞ、ドラマ『ハチミツとクローバー』

最初からこれだけの出来があれば、ここまで低迷することはなかったんじゃないか。

先週までの視聴率は、一度も上がることはなかった。一桁台をひたすら低空飛行。打ち切りもささやかれるほどの重傷から、よくも、ここまで立ち直ってきたと思う。

この物語は、ハグちゃんの物語ではなくて、ハグちゃんを取り巻く青年たちの物語なのだ。

だから、ハグちゃん目線で物語を流してはいけない。

それに気づいたのかどうか分からないが、主演がそれぞれの個性を光らせるようになった。

一度離れた視聴者は戻ってこないと思う。

せめて、フィニッシュはきれいに納めて欲しいんだが・・・。

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2008年2月12日 (火)

遠くまで飛び去ったドラマ『ハチミツとクローバー』

相変わらず大根役者がそろっている。が、キャラクターは確かに動き出した。

演じる側の問題ではなく、脚本がうまく修正されつつあるんじゃないか。

くどいくらい繰り返しているように、

この物語は、

ハグちゃん目線でドラマを流さない

というのが鉄則だ。

ハグちゃんは、どこまでも誰かの見た客観的な存在でしかない。

そして、ラブシーンは禁物。

この物語でラブシーンをやると、自然とハグちゃん目線にせざるをえない。それでは、片思いがテーマの物語が壊れる。

それにしても、どいつもこいつも大根だ。

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