オイラは、毎朝、会社の就業時間が始まる40分前には、最寄り駅に降り立つ。まず最初に向かうのは、会社ではなく、スタバである。グランデサイズのコーヒーを買い、コーヒー片手に会社に向かう。時には、朝飯代わりのスコーンも買ったりする。まだ誰もいない会社の一番端っこのデスクで、パソコンを起動し、メールチェックをしながら、スタバのコーヒーを楽しむ。
朝一番のコーヒーの香りが、オイラの目覚まし。
気取っているわけでもない。ただ、どうも朝はこうしないと1日が始まった気にならないのだ。
だから、今日のエントリーは、カテゴリーを「グルメ・クッキング」にしないで、「ファッション・アクセサリ」にした。
オイラは、流行に敏感なタイプではない。むしろ、つつましく鈍感である。
そんなオイラに、スターバックスなんて洒落たカフェを教えてくれたのは、実は、イズミカワソラさんである。彼女が、ライブなどでことある毎に「スタバ大好きなんよ~」と言っていて、自宅でも豆をひいてラテを作っていることを知った。だからってわけじゃないが、こんなオイラもスタバを覚えるようになった。
最初は、コーヒーしか頼めなかった。
他のメニューは、どうも敷居が高い。テレビで、笑福亭鶴瓶がスタバでオーダーするという罰ゲームをしていて、見事に買えなくて撃沈していたのを観て、こりゃいかんと思っていたのだ。なんてことはない、普通にオーダーすればいいわけだが。
今じゃ、豆乳入れたり、エスプレッソ追加したり、ホイップ追加したり、すっかりカスタマイズを楽しませていただいている。
お気に入りは、カプチーノのエスプレッソ追加。朝の目覚ましには、かなり効く。
で、また何で、そんな話を書いているかというと、昨日、築地で仕事があり、帰りに恒例の矢場とんでみそかつ丼を食べて、お昼休みにお茶しようと、銀座に出てみたのだ。
たまたま、入ったスタバが、左の画像。
ご存知の方、いらっしゃるだろうか。ここが、スタバの国内1号店。開店は、今から10年も前、1996年8月2日のことだった。それ以前、オイラは、お茶する場所といえば、ドトールしか知らなかった。
開店当日、ここに長蛇の列が並んだ。現在に至るカフェブームの火付け役となった場所でもある。
エイムックから、『スターバックス大解剖』という本が出ている。ここに、スタバ1号店の開店当時のエピソードが載っている。
開店当時、さばききれないほどの来客に恵まれ、開店3日目に氷不足が起こったそうだ。真夏だから、アイスのオーダーが予想を上回り、氷がなくなった。そこで、近所の築地に行って、市場の氷屋さんにスタバの規格に合った氷を調達してもらったそうだ。店舗の床は、特別な素材のフローリングにしたが、開店から一月で床がすり減って取り替えなければならなくなった。
今は、他の店と大して変わらないけれど、壁に1号店のパネルが貼ってあり、何だか普通に感動。おお、これかって。
そんなわけで、スタバ大好きのオイラは、毎朝スタバで始まる。
難を言えば、あまりにも居心地が良くて、回転が悪く、一度席が埋まると、一筋縄では座れないってこと。でも、最近、この時間ならここのスタバは空いているかなって勘が働くようになった。
さて、そんなオイラは、スタバ好きが高じて、株まで買ってしまった。儲けようなんて気はさらさらなく、優待目当てである。夜は、スタバの株価をチェックして、1日が終わる。
ここまでやると、さすがに病的だけどね(笑)
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