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2009年3月30日 (月)

都道府県知事選が人気投票になってしまう理由

千葉県知事選で、熱血馬鹿右翼・・・あ、失礼、森田健作が初当選した。

千葉県民も、お好きでらっしゃる・・(笑)

大阪府の橋本徹知事、宮崎県のそのまんま東・・いえ、東国原英夫知事。そして、千葉県の熱血馬鹿右翼・・・あ、失礼、森田健作知事。

行政とは無縁のタレントが次々に当選している。

選挙が、政策で争うのではなく、かといって、政党のパワーゲームでもない、ただの人気投票と化している。

県民にとっては、大変不幸なことだ。

原因は、都道府県の存在意義が薄れつつあるからだ。

例えば、石原慎太郎なんて、「東京から国を変える」なんて言って、都知事になったが、都庁としてやっていることは、シルバーパスを廃止したり、都立病院を潰したり、職員の給料減らしたりと、自分のテリトリーを狭めることばかりだ。

その一方、銀行に手を出して失敗したり、横田基地を返せと騒いでさっぱり戻ってこなかったり・・・。そりゃ、行政のやる仕事じゃないよってことばかり。

いや、分かるんだ。そうでもしなきゃ、都道府県のやる仕事がない。地方分権で移譲される仕事は、ほとんどが区市町村に降りてしまう。新しい仕事も、区市町村主体のものがほとんどだ。昔なら区市町村の補助金も、都道府県を通じて交付していたけど、最近は素通りする補助金もあるそうだ。

介護保険も、後期高齢者医療制度も、主体は区市町村。

つまり、やることがない。

「小さな政府」というのは、行き着く先では、「存在しなくてもいい政府」になってしまうんだね。

しかも、道州制なんてことが言われている。

州と市町村という関係になると、真ん中にある都府県は消滅する。

そうでなくても、市町村は合併で規模が大きくなっている。政令指定都市や中核市、特例市になると、都道府県の仕事が降りてくるから、ますます都道府県は遠い存在になる。

だから、知事なんて、もう、住民にとってはどうでもいい。住民にとって、はるかに遠い存在でしかない。

にもかかわらず、必死になって行革、財政再建の大合唱。住民との接点である出先事務所をどんどん廃止し、住民に身近な福祉サービスは切り捨て、区市町村に投げてしまう。それが、職員たちの現場感覚を希薄にさせていく。

やる仕事がなくなった知事は、自らのイデオロギーのスピーカーでしかなくなってしまう。石原都知事がその代表例だ。それでもまだ、石原知事は仕事をしていたほうだと思う。東京都は、金があるから。

でも、田舎は、仕事をする金もない。そうなると、お笑いタレントが国会議員に上るための腰掛的な位置づけに墜落する。

千葉県の熱血馬鹿右翼・・いや、失礼、森田健作のばやいは、その逆で、国会でそっぽを向かれて、県知事に落ち着いた。

県知事が誰になろうが、どうでもいいのだ。

だから、人気投票になる。

しかし、その結果は、過剰なほどに政局を震撼させる。

そして、来週にはテポドン発射。「人工衛星」は、秋田県上空を飛ぶ。

来週末は、秋田県知事選投票。

ああ、またか。

また、空虚な選挙があるのか。

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