少し早いけど、2008年を振り返る(3)
筑紫哲也のニュース番組は、ほとんど観なかった。彼が嫌いなわけではなく、番組が当時としてはあまりにも正統派すぎて、間が持たなかったような気がする。
オイラはジャーナリストなんて大嫌いだが、筑紫哲也がいなくなってしまったら、誰が日本のジャーナリズムを支えるのかと不安になる。
最近、テレビでタレントに政治を議論させて、喧嘩させる番組が多い。結論などなく、罵倒に満ちていて、おもしろいのかもしれないが、建設的な議論がない。
政治番組にお笑いタレントを持ち込んだのはテレビ朝日だ。政治番組がショーと化し、テレビのジャーナリズムが死んだ瞬間だと思う。
筑紫哲也なしに、誰が1月17日、8月6日、8月9日、8月15日を振り返るのか。
彼は、テレビという癌の中で闘い、それなりの治癒を試みていた数少ない人だった。
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