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2008年3月17日 (月)

「ねんきん特別便」来る→年金記録の漏れが発覚

まさかなーとは思っていたのだ。

今夜、会社から帰宅すると・・玄関の郵便受けに・・・

Ca390009 こんな封筒が・・・。

「年金加入記録にもれがある可能性があります。十分お確かめの上、ご回答いただきますよう、お願いいたします。」

ちなみにオイラは、今年で40歳。ようやく介護保険の保険料を払い始めるくらいの若さである。

お兄さんとは呼べないが、おじさんくらいの年齢。

年金が記入漏れとは・・・。

Ca390013まずは封入されたリーフレット。「厚生労働大臣 舛添要一」の名前で、「あなたの加入記録をお確かめください」とある。

「このお知らせは、基礎年金番号に結びついていない5000万件の記録の中に、あなたの記録と結びつく可能性のある記録があるため、お送りしています。」

なんじゃ、そりゃ・・・。

新聞で他人事のように聞いていた「5000万件」。その中に、オイラの年金記録が含まれているって・・・。

そして、「ねんきん特別便 年金記録のお知らせ」。

「社会保険庁が把握しているあなたの年金記録は下記のとおりです。記録がもれている可能性がありますので、太枠内の加入記録を十分ご確認いただき、ご回答をお願いいたします」

「※ 5000万件の確認中の記録の中に、あなたの記録と結びつく可能性のある記録があるため、お知らせしています」

つまり、社会保険庁は、この年金記録にプラスして、オイラの年金記録が他に存在することを確認しているわけだ。

ところが、証拠がない。

Ca390011 これが、この「ねんきん特別便」に記された年金記録にある加入月数。

厚生年金基金加入期間が、平成7年2月1日から155ヶ月であることが記されている。

平成7年2月1日というのは、オイラが現在の会社に入社した日付。

オイラが、26歳のときである。

ん?

年金を払い始めたのが、26歳?

この時点でおかしいわけだ。

Ca390012 厚生年金の加入期間が155ヶ月あるだけで、それ以前、国民年金の保険料を払っていた時期については、これを見ると分かるように、ゼロ。

1円も払っていた記録が存在していない。

そんなアホな・・・。

こうやって記録の矛盾にすぐに気づく人は、まだ幸せなのだろう。

オイラがまだ、成人した頃の記憶が残っているからだと思う。

実は、オイラの手元には、2冊の年金手帳がある。

Ca390014 どちらも、オイラの年金手帳である。

片方は、国民年金に加入したときに作成した年金手帳。初めて被保険者となったのは、平成3年4月1日である。

当時、学生は国民年金に加入する必要がなかったが、この年から強制加入させられたのだ。

手続きをしたのは、京都市の左京区役所。

手帳の記録を見ると、平成7年2月1日で国民年金の資格を失っている。

もう一方は、厚生年金に加入したときに作成した年金手帳。被保険者となったのは、平成7年2月1日である。

何故2冊になったのかは、よく分からないが、当時の会社の総務担当が勘違いしたのだと思う。

恐ろしいことに、国民年金時代の3年11ヶ月分、つまり47月分の記録が年金記録から抜け落ちていたのだ。

「ねんきん特別便」の記録に訂正がある場合、「年金加入記録照会票」に訂正事項を記入して、社会保険庁に送り返す。訂正がなければ、確認はがきを切り取り、「訂正がない」に○を囲んで、投函する。

オイラの場合は、「訂正がある」。

若い方、自分は関係ないと思っている人、多いのではないだろうか。

オイラも、正直、関係ないと思っていた。

実は、47ヶ月、しっかり保険料を払いきったのかどうか、自信がない。大学時代は親に頼っていた、というより、親が勝手に払っていた。上京して自分で払うようになったが、完全に払いきった自信がない。領収書をちゃんと保管しているわけじゃないから。

もしも、オイラが2冊の年金手帳を持っておらず、古い手帳をなくしていたら、この記録の抜け落ちに気づいていなかったかもしれない。

いや、実はオイラみたいに学生時代、親がきっちりと保険料を払っていたというのに、自分はそれを認識しないまま大学を卒業して、新しい就職先で年金手帳を作った、なんて人は多いのではなかろうか。

その場合、オイラと同じように、年金記録のうち大学時代の分が抜け落ちている可能性がある。で、「ねんきん特別便」が届いても、そのことに気づかず、「訂正がない」に○を書いて、社会保険庁に送り返しているってことになる。

読んでいるあなた、あなたの年金記録、大丈夫だろうか。

特に、オイラと同世代のあなた、再確認を。

(関連サイト)

ねんきん特別便(社会保険庁)

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コメント

私も年金手帳を二冊持っています。前の会社を辞めて国民年金の変更手続きに社会保険事務所に行った時、それについて尋ねたら「そのままでもいいし、切って自分で貼って、一冊にしてもいいですよ」と言われました。なんだか信用できない雰囲気を感じたので、「自分で切った貼った」はしませんでした。その時感じた職員のいいかげんさややる気のなさが今の年金問題にもつながってたんだなぁと思います。
うちには「ねんきん特別便」はきていないんですが、何度か年金の切り替えをしている(無職の時期が二度ある)ので不安です。
これから全員に「ねんきん特別便」がくるらしいので、しっかりチェックしようと思ってます。

投稿: こぐまりあん | 2008年4月 5日 (土) 00時53分

おはようございます。

社保庁の職員にとっては、年金手帳なんて所詮切った貼った程度のものなんですね(汗)現在届いていないってことは、おそらく5000万件には入っていないということでしょうけど、しっかり目の穴をかっぽじって、記憶を呼び起こして、漏れがないようにしましょうね。

投稿: mori-chi | 2008年4月 5日 (土) 09時03分

母の処に「年金と区別便」がやってきた。八十路媼に「不足や、誤りがあれば、本人が社会保険事務所まで出向いて、(数時間待ちの上に、)調査を依頼しろ」と言う。
もちろん、郵送と言う方法もあるのだが、
「あんた、端から信用でけん所に、受領確認も出しよらんところに、そんなもん郵送したって」
なもんで、8時まで照会を受け付けている業務センターとやらに電話を架けてみた。業務センターに拠れば、
「薄い緑の封筒は、記録に誤りが無いと思われる方に送っている」のだそうだ。
「社会保険相談センターでは年金の加入記録の調査依頼の相談は出来ない」のだそうだ。
信じられる?信じられんよね。
母に拠れば、大戦中と戦後の昭和25年頃まで公共機関への勤務歴があるが、と区別便にはその記載が無いのだそうな。当時の同僚で、その期間の勤務歴が認められ、払い込み期間の修正を受けた人がいるとのこと。
しかも、最寄の社会保険事務所より相談センターの方が実家から遥かに近いもんで。
で相談センターに電話してみた。
「年金の加入記録の調査依頼の相談は受け付けている。但し、相談者が多いので、大体2時間以上待ち時間が必要」
これが回答。
それでも、母に付き合って私が相談センターで2時間待ちできるのは月一の土曜開帳日、来月の第二土曜日になりそうだ。
毎土・日にやれ、晩も8時まで相談に応じんかぁ。禿添その位の事はさせいや。とコメント欄で吼えて見る(萎

投稿: 陸壱玖 | 2008年4月20日 (日) 00時48分

こんにちは。

オイラのばやいは、誰が払ったか分からない記録がオイラじゃないかという記録漏れで、これが5000万件。しかし、そもそも社会保険庁にすら記録がなく、本人の記憶に頼るしかない記録漏れがあるわけですよね。実は、そっちのほうが大変なのかもしれません。

今、区役所や市役所の窓口は大変みたいです。なんせ年金とは所管が違うんですが、身近な窓口が区市町村なんで、問い合わせが来てしまう。社会保険庁に行けと言ったって、向こうは数時間待ちなんですから話になりません。なので、記録の確認の手伝いをしてくれる窓口もあるようです。

それにしても、ひどいですねー。

投稿: mori-chi | 2008年4月20日 (日) 12時31分

休日開帳とのことで年金相談センターで母と待ち合わせ。午前9時半の開帳時間前からやっていて、9時20分に入った私は13番の番号札。まぁ、母が到着したのは約一時間後の相談の番号呼び出し直前でしたが。
旧姓での記録も無し。で、照会票でしたっけに証拠の、当時の勤務記録の写しを付けて、社保庁へ自前で送る事に。社保庁に送るのに、傘下の社保事務所・年金相談センターで預かって内部で送ってくれるのかと思ったら、社保庁の「業務センター」とやらには照会請求者が送るんだと。
相談センターの説明によると、「照会票」相違無しに○付けて、代わりに別用紙か何かで、直接当時の勤務先の有った社保事務所にこちらの社保事務所から年金記録の照会を掛けた方が早いんだとか、と裏技教えてくれたけど。相違無しに○印付けるのも変なんで、「照会票」を出すことに。
「六ヶ月待って返事が来なかったら、うちの社保事務所に問い合わせてください。社保庁本庁物凄く時間掛かりますから。」
って。どうなってるんだぁ?あの役所は。お袋八十路だよ、本人百二十まで生きるとか言ってるけど、半年先何てどうなっている事やら? それが狙いか?(苦藁
呆れたんで、配達記録で送ってやったけど(社保庁もJPも信じて無いもんね)。はて、どうなります事やら?

投稿: 陸壱玖 | 2008年4月29日 (火) 21時41分

こんばんは(^-^)/

年金奪還闘争、大変お疲れさまです。

先日、ある役所の課長が、「消えた年金」じゃなくて、「失われた年金」と呼ぶべきだと言っていました。勝手に消えちゃうわけはないので、確かに「(何者かに)失われた」のが正しいのでしょう。

それにしても、「相違なし」に丸をつけろって、なかなかスゴいですね。裏技があるのも、事態の深刻さを物語っています。失われたのは、額面だけではなく、高齢者の尊厳、生きる権利なのでしょうね。

オイラは記録を訂正して送り返したんですが、まさかそれすら消えてしまわないか不安です(笑)

投稿: mori-chi | 2008年4月30日 (水) 19時02分

多分次のレポートは半年先(笑

面白かったのは社保庁の備品って全部こんなんらしい。

http://happytown.orahoo.com/619metro/images/IT0042008043022481871f5dccad.JPG

ってことが判った事。こいつは順番待ちの番号札の発券機なんだけどね。勿論相談窓口には3桁デジタル管の番号表示器が。
つまり、社会保険事務所・相談センター・本庁の備品全部これなんだろうね。ひょっとしたら、てか、しなくとも。社保庁の皆さんのお給料もこれなんじゃないの?
「消えた」とか「失われた」ってのの行き先はつまりこれ。間には、商社とか色々絡まって、中には、エライ人のファミリー企業さんが入って、造ったメーカーも潤うって仕組み。かな?これで「失われた」と言われてもネェ。

投稿: 陸壱玖 | 2008年4月30日 (水) 22時36分

まあ、年金が備品に生まれ変わっているわけで、確かに失われてますわな(笑)

5000万件分、「ねんきん特別便」を郵送している段階で、郵送代が膨大だろうし。それを返信すれば、さらにお金がかかっているのだろうし。封筒つくってチラシ刷ったら、それも膨大な費用だろうし。膨大な損失を埋めるために膨大な損失を負担する。日本らしい後片付けなんだと思います。

投稿: mori-chi | 2008年4月30日 (水) 23時05分

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