« 1・17「予知」から「予防」への転換を | トップページ | 眞鍋姉さん、今夜は東京にも雪が降るらしいよ、早く戻っておいで。 »

2008年1月18日 (金)

映画『I Am Regend』を観た。

とにかく、ラスト5分前まではひたすら不快な映画だ。

テレビ放映はオススメしない。

恋人とのデートもオススメしない。

スタートから、1つ1つ不快な感情を積み重ねていく。

喜怒哀楽のうち、4つともほとんど味わうことはない。目を背けたくなる場面ばかり。

「地球最後の男」と言えばかっこいいが、その他大勢の人間がいないわけではない。あんな風になったり、こんな風になったり・・・。

ぐちょぐちょ・・・ぼこぼこ・・・ぐおーっぐおーっ・・・

ネタバレしたくないので、擬音しな出てこないが、地球上でたった1人生き残った・・・と思っている男が、その他大勢に怯え、時に戦う。

映画には2種類ある。

小さなエピソードを1つ1つ積み重ね、積み重ねるたび爽快感を味わうタイプと、

ひたすら最後のオチに向かって布石を打ちまくるタイプ。

この映画は、後者だろう。

最後の5分のためにすべての布石はある。ほとんどが不快な感情しか生まないが、決して目を背けてはならない。

特に最後の5分、ここで溜まりに溜まった不快感を一気に解消する。

そのチャンスは、ラスト5分しかない。

これを逃すと、映画はたんに不快な場面を寄せ集めたB級オカルト映画と化してしまう。

 

オイラは、地球最後の1人となったら、どうするだろうか。

悪くないとも思う。

この映画みたく、その他大勢のすっごいのが夜な夜な現れたら、さすがにドン引きするけど、世界にたった1人ってのは悪くない。

そんな妄想、たまにするんだけどね。

人は、自分が死ぬとは思わないものだ。

自分だけは生き残ると思っている。

そんな自信過剰な生き物だ。

案外、そんな自尊心は事態が起きるとすぐに打ち破られ、あっけなくオイラたちはその他大勢になってしまう。

 

映画本編はおよそ100分あまり。

オイラはずーっと横っ腹に変な傷みを感じていた。指で弱々しくつねられたような不快感。

そして、何十分かに一度起こる、ぐさっ、ぐさっていう痛み。

その感情は、スクリーンの向かい側にいる「世界最後の男」と共有しているんだろう。

ラスト5分までは、ひたすら救いはない。そこに至るまでは・・・

いたたたっ・・・

たっ、たたたたたっ・・・

ずーっとそんな感じ。

覚悟して映画館に足を運んでいただきたい。

(関連サイト)

アイ・アム・レジェンド公式サイト

|

« 1・17「予知」から「予防」への転換を | トップページ | 眞鍋姉さん、今夜は東京にも雪が降るらしいよ、早く戻っておいで。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109926/17742748

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『I Am Regend』を観た。:

« 1・17「予知」から「予防」への転換を | トップページ | 眞鍋姉さん、今夜は東京にも雪が降るらしいよ、早く戻っておいで。 »