« キレる30代 | トップページ | 台風9号は、「ドーナツ台風」 »

2007年9月 6日 (木)

美しい台風

2007taifu9 とても不謹慎な話なのだが、やはり、この「目」を見てしまうと、うっとりしてしまう。東京では珍しい、目のある台風の直撃である。

台風9号フィートゥー

まもなく伊豆半島付近に上陸する見通しだ。

雨雲レーダーを見てみると、ぱっくりと雨雲が割れた丸い目が分かる。大きい。こんな大きな目は、東京に住んで13年になるが、久しぶりのことかもしれない。

ウエザーニューズの携帯サイトで、「20時までに帰宅を」とあったので、19時過ぎには駅から自宅への道のりを歩いていた。その頃はまだ外も風が強い程度で、雨は強くなかった。ちょうど19時30分頃だっただろうか、急に外がにぎやかになってきて、強風と豪雨が窓を打ち付けるようになった。

今年はいくつか大型の台風が日本に上陸したけど、関東に到達するまでに勢力が衰えて、ニュース映像のような迫力のある台風とは思えない、根性なし台風ばかりだった。

今回は、かなり気合いが入った台風なのだ。

それもそのはず、この台風9号は、小笠原諸島方面から、まるで東京大空襲に来たB29のようにまっすぐと太平洋を首都圏に向けて進んできたのだ。

たいていの台風は、最初は強くて大型でも、沖縄や九州に上陸して、日本列島を縦断しているうちに勢力が衰えて、東京に来る頃には目が崩れてなくなり、普通の台風になる。

台風のエネルギーは、海上からの水蒸気だから、陸地を進もうとすると勢力が衰えて、雲も崩れてくるというわけだ。

今回もおそらく首都圏に上陸したあとは勢力が衰えながら東北を縦断することになるだろうが、現在のところはマックスの強さ。勢力を強めながら東京に接近しているのだ。

上陸した台風に一番印象に残っているのがあって、名古屋に住んでいた頃、当時はまだ中学生だったけど、やはり太平洋側から陸地を通らずに直接名古屋を直撃して、もちろん、はっきりした目を持ったまま名古屋の街を横断していったのだ。

そのときは朝方で、生まれて初めて台風で学校が休校になった。

台風は上陸したとたん、目が2つに分かれて、しばらくすると1つに合体した。

そんなことめったにないから、よく覚えているのだ。

当時、家の窓から空を見上げると、台風が通り過ぎている真っ最中なのに空に2つの丸い青空が見えて、本当かどうか分からないが、それが目なんだと勝手に思いこんでいた。実際は台風の目ってもっとデカいものだから、かわいらしく2つの雲間が目であることはないような気がするが、今となっては分からない。

で、今回は久しぶりに立派なキラキラの瞳を持った台風がいらっしゃった。

ちょっと興奮しているわけだ(笑)

美しい台風は、めったにお目にかかれない。

東京では珍しい。

でも、それは裏を返せば、筋肉隆々の強力な台風である証拠だ。

今夜は、首都圏にお住まいの皆様、要注意。

 

こいつが通り過ぎれば、おそらく秋本番かな。

台風の置き土産の暖かい空気がしばらく残るかもしれないけど、たぶんそのあとは秋の風が吹き抜けるはずだ。

|

« キレる30代 | トップページ | 台風9号は、「ドーナツ台風」 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109926/16363015

この記事へのトラックバック一覧です: 美しい台風:

« キレる30代 | トップページ | 台風9号は、「ドーナツ台風」 »