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2007年8月17日 (金)

2007年8月17日の空@天窓.comfort

ここんところ、とにかく日中が暑くて暑くて、午前中に軽く35度を超える猛暑日が続いている。そんな暑い東京を駆けずり回り、仕事を終えて、ようやく高田馬場にある四谷天窓.comfortへとやってきた。

今夜のライブでは何人かのアーティストさんが登場したけれど、やはりオイラのお目当ては、ちょっと人見知りなタマネギ頭さんのボーカルとグランドピアノの向こう側でいつもはにかんでいるピアノ弾きさんが織りなす音楽物語、“空”のライブである。

今夜は、はにかみさんのピアノが出だしからやけに走っていて、力強かった。「あれ?」って思っているうちに数十秒で違和感は消え、ピアノとボーカルのぴったり息の合った音楽が伝わってくる。今日は、2人ともノリノリのような気がするのは気のせいだろうか。はにかみさんが走っていて、それをたまねぎ頭さんが追いかけたのか、それとも、2人ともいっせーのーでと、走っているのだろうか。

他のアーティストの皆さんには申し訳ないけど、空のピアノと歌声を聴いて、

「ああ、オイラはこれを聴きたくて、今夜ここまで来たんだ」

と心底思った。

汗だくになって走り回った毎日も、政治や欲望に振り回された毎日も、この2人の奏でる音楽と言葉が浄化してくれる。猛暑も忘れて、涼しい波長が身体を包んでくれる。

10日前に誕生日を迎えたばかりのたまねぎ頭さん。

「昔は1年の始まりは、何か新しいことをしようと思ったけど、今は違って、今年もまた続けようって思うんです」

「大阪のおじさんが、歌がうまくなるより、それを続ける方が、神の領域に近いんだぞって言ったんです。私は、神の領域になりたい」

神の領域・・・どんな世界なんだろう。

少し想像してみたときにはすでにはにかみさんのピアノは本奏に入り、歌が始まる。

いつもブログで紹介しているusuの歌は、共感する、共感できる歌だと思う。

でも、空の2人は違う。

独特の異世界に引き込まれるような快感。どっぷりと浸かった充実感。ライブが終わったときの、シャボン玉がはじけて消えていくような静かな喪失感。

神の領域・・・この2人の目と耳で世界を見聞きすると、いったいこの世界はどう見えて、聞こえるんだろうか?

“空”の目と耳で、この世界を見聞きしたい。

帰り際に天窓スタッフのTくんが「今日の空はすごく良かったですよねー」と話しかけてきてくれた。彼も、空ファンらしい(笑)

「MCをしながら、ピアノが入るタイミングが絶妙なんですよ」

そうなんだよね。

空のライブは、歌もMCも、すべて引っくるめて1つの音楽(ライブ)という感じがする。すべてはリズミカルに息が合っていて、歌は観客を深呼吸させてくれるし、MCは静かに違和感なく息継ぎをさせてくれる。はにかみさんのピアノと、たまねぎ頭さんの言葉と歌声、すべては一体化していて、“音”の一部だ。

実はそういう絶妙なリズムのライブを、2人はほとんど意識することなく、素でやってしまっているところが、これまた空という名の2人のすごさなのだろう。

さて、今夜のライブは、ライブハウス・四谷天窓と、着うたケータイサイト・音楽倉庫のコラボレーション企画である。ケータイサイトの「音楽倉庫」では、出演者の着うたを毎月期間限定で無料配信している。もちろん、空の着うたもあるので、ささやかで短いながら、空の音楽に出会うことができる。興味のある方はお早めに。

(関連サイト)

音楽倉庫 ←ケータイ専用

音波(四谷天窓のHP) ←PC専用

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