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2007年7月の38件の記事

2007年7月31日 (火)

眞鍋姉さん、風呂上がりのだらしない姿もめんこいなー・・・って、めんこいってどこの言葉?

オイラのばやい、名古屋で生まれ、名古屋で育ち、大学は京都に出て、卒業したら東京に出て、東京でプー太郎して、就職してずーっと東京に住んでいて、9月には神奈川県民になるようなタイプだとね(笑)、言葉がめっちゃくちゃになる。

確かに京都に住んで最初のうちは名古屋弁だったけれど、あっという間に関西弁に順応してしまい、それどころか、ツッコミとかボケってやつも習得した。

ようやく関西のノリに慣れてきたと思ったら、次は夢を抱いて東京へ。標準語が今ひとつピンと来ない。外国語みたい。

最初の1年くらいドラマシナリオの勉強をしていたんやけど、登場人物はみんな関西弁。標準語の人物のほうが少ない。

標準語でしゃべっている人たちからすると、そういうドラマって、「台詞に感情がこもっている」ように聞こえるらしい。

田舎の言葉って、その人のキャラクターを表しているんだね。

関西弁の人物を出すと、たいていキャラがハッキリしてくれる。

逆に標準語は冷たいイメージ。

どっちも同じ人間なのにちょっと不思議だよね。

そんな愛媛なまりな眞鍋姉さんにトラックバック。

思えば、今は関西弁と標準語が混ざったオイラ弁になっている。

名古屋弁は、思い出したくても思い出せないくらい遠い過去。銀座で矢場とんのみそかつを死ぬほど食べても、もう蘇ってくれなくなった。

もしかして心情的には京都が故郷なのかなー。

昔は名古屋弁が出るのが恥ずかしかった時期がある。誰も「みゃー」なんて言ってないんだけど、どうも汚い言葉のイメージがあった。コンプレックスなんやろか、今でも関西弁のほうが不意に出てくることがある。

突っ込みやすい、ボケやすい。

関西弁って、突っ込むツールだし、ボケるツールなんだろうな。

って、オイラの思いこみ?

(関連サイト)

眞鍋かをりのココだけの話

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2007年7月30日 (月)

うろたえるなっ!

・・・なーんてね、例えば、あるお城が敵勢に攻められて落城寸前。周りは敵兵に取り囲まれ、動揺した家来たちがお城の天守閣をのぼって逃げてくる。

「殿様、もう駄目じゃ」
「降参しましょう」
「このままでは全滅ですぞ」

白旗上げろと懇願する家来たちに向かって城主のお殿様が、

うろたえるなっ!

なーんてね、家来たちが静まりかえる。そこで、お殿様がお城を守るための秘策を思いつく。

かっちょいいよね。

仮にお城は明け渡しても、そこにいたお殿様も含めて家来たちも無事に城を抜け出したりして。どこかで密かに城を奪い返す準備をして・・・。

そーゆー時代劇、ロマンがある。

うろたえるなっ!!

ところで、昨夜未明に落城寸前まで追い込まれた城主が、日本にもいたよね(笑)

最近はテレビの出口調査も充実していて、午後8時きっかりに与野党の勢力分布まで発表されてしまう。

そんな情報を事前に聞いていたんだろうか、投票箱が閉まる前に家来が城主に会いに行って、「どうかこの戦が負けても、お殿様はおやめにならないでください。そのかわり、私が切腹して責任をとりますので」ってな具合だったらしい。

いや、違うかな。

「お殿様、もう限界です。おやめください」と言われ、

「うろたえるなっ!」

って一喝したのかな。

まあ、どっちにせよ、まだ落城したわけではない。本丸は衆議院なわけで・・・(笑)

敵の殿様も、体調万全ってわけでもないらしい。

うろたえるなっ!!!

なーんて、一喝していたら尊敬しちゃうね。

でも、違うんだろーなー(笑)

家来にとっては一世一代の転機かもしれぬ。殿様が、「うろたえるなっ!」って一喝したあと、秘策を出してくれるから、家来も殿様も生き残るわけで、それがタダの逆ギレだったら、共倒れなわけだ。それなら、殿様のクビを取って、敵方に渡して降参したほうがマシだ。

殿様といっしょに切腹ってのも日本的で美しいのかもしれないが、この殿様、家来だけ切腹して自分は生き延びそうな予感もしないでもない。

内閣改造って、要はそう言うことでしょ。

うろたえるなっ!!!!

↑ちょっと癖になりそう。

まあ、こんな殿様だけど、実はオイラは日本が大好き。

日本で生きて、日本で死にたい。

だって、オイラは日本人だもん。←あんまり美しくはないけどね。。。

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2007年7月29日 (日)

豪雨がすき

猛暑が続いたあとに降る豪雨が好きだ。

雨は地球を冷やしてくれる。猛暑が続くとアスファルトが熱々になって、歩いているだけで疲労する。

豪雨のあとに外を歩くと、涼しい風が心地よい。アスファルトからは水分を帯びた熱気がムンムンと上がってくるのが分かる。町がスチームサウナみたいに湿っぽくなる。草のにおいやアスファルトのにおいがほのかに漂う。

そんな時間が何ともウレシい。

豪雨となると、警報が出たり、雷が暴れたりと、何だかおっかない。

でも、考えてみれば、豪雨だって理にかなった自然現象なのだ。

最近は何でもかんでも異常気象は地球温暖化のせいにされるけど、暑い日が続いたら雨が降って大地を冷やす、というのは、とても正常な自然現象なのだ。自然法則が起こした、ごく普通の現象だと思う。

空の機嫌が悪いのは、地球の微妙なシステムが壊れつつある証拠だ。でも、それに反応して起こる気象現象は、とても自然の法則にかなっている。

だから、オイラは、豪雨も大きな気持ちで受け入れたい。

肝心なのは、そういう異常気象に人間がちゃんと対応できているか、なのだ。

なので、温暖化、温暖化、異常気象、異常気象、天変地異、天変地異と、オカルトっぽい騒ぎ方はやめて、空の機嫌を冷静に見上げてみてはどうかと思う。

どうも、マスコミの論調もオカルトっぽい。

今起きている様々な現象は、人間がコントロールできないほどの天変地異ではないんだ。

激しい雨も、猛烈な暑さも、必ず意味がある。

大粒の雨が落ちてくる空を見上げながら、そんなことを考えていた。

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2007年7月28日 (土)

土曜日の一般的な過ごし方

午前8時起床
午前8時就寝
午前10時起床
午前10時就寝
午後1時起床
コインランドリーで洗濯
待っている間に昼食
午後2時帰宅・就寝
午後5時起床
炊飯器のスイッチ入れる。
午後7時夕食
ボーッとしたり、ネットを徘徊したり。
午後11時ブログ執筆
午前0時就寝

1週間、充実させるためには、この辺を何とかしないとなー(笑)

土曜日って素敵だ。

そんなに力を入れなくても時間が過ぎていく。

日曜日は翌日に向けて何だか緊張するし、金曜日は力尽きているし。

毎日土曜日ならいいのにって気もする。

ぼーっと天井を見上げていると、このままだらしない時間が永遠に続いてほしいと本気で思うのだ。

そう言えば、子どもの頃から土曜日は特別な時間だった気がする。

テレビはアホな番組ばっかりだし。まったりした空気。まったりした時間。

久しぶりにワンセグのスイッチを入れたら、27時間テレビをやっていた。

毎年大変だなー。

明け方のまったり感がたまらない。疲れていてグダグダで。

あ、関係ないけど、明け方までやっている地方の居酒屋の午前3、4時頃も良い。

始発電車も良い。

東京駅を4時台とか。

ぐでーっ・・・ぐだーっ・・・。

そんな気だるい平和なひととき。

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2007年7月27日 (金)

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(最終回)

地図の上に定規で線を引っ張りながら、隠された地下道を見つけたと思いこんで興奮している秋庭俊先生に敬意を表したいくらいの『新説東京地下要塞』文庫版を、思い切り突っ込みまくる第7弾は、ついに最終回である。

今回は「第七章 先に地下があった」を検証する。

その直線は皇居の建物の方向に一致し、しかも、中庭を貫通している。(P214)

こういうのが皇室を愚弄しているというのだ。中庭というのが何を示しているのか謎だが、おそらく宮殿のことであろう。つまり、新年などの一般参賀で使われる建物だが、これは戦後に建設された建物だ。もちろん宮内庁の庁舎も戦後に建設されている。中庭を貫通していると何故「しかも」になるか分からない。

話題は丸の内が野原だという話なのに、いつの間にか虎ノ門と竹橋の間を極秘地下鉄が通っている。

虎ノ門と竹芝では駄目なの?

おもしろいのは、銀座線の萬世橋を陸軍参謀本部がつくった廃駅だとしていること。飯田橋駅がカーブなのも、参謀本部の仕業。地下鉄も、地上を走るJRも、すべて陸軍の仕業だと書いたあげく、最終的には、

東京という都市は、私は、中世ヨーロッパの五角形の要塞理論で築かれていると思う。(P228)

という、??????な結論へと至る。

ここまで来ると、もう秋庭先生に地上と地下の区別はない。鉄道の認可に地上・地下の区別がないのではなく、秋庭先生自体から区別が消えてしまったのである。

ホームがこっちを向いている。ホームはあっちを向いている。

千駄ヶ谷、四ッ谷、飯田橋、昌平橋、萬世橋・・・。

地上の鉄道も、地下の鉄道も、区別なく何故か「五角形の要塞理論」と重なってしまう。

こうなると支離滅裂で、真面目に読んでいても理解できない。一直線の地下道が極秘に敷かれたという内容かと思いきや、ここではすでに地下も地上もない。どれもこれも「五角形」の仲間入りをさせられている。分からなくても勢いよく読み進むと、そのうち突然、結論が登場する。

GHQの地図。。。。

「私たちに地下の真実を語る唯一の資料」だというのに、この地図は五角形の要塞理論とは無縁で、何の関係もなく一直線が敷かれている。これまでさんざんと展開してきた五角形の要塞理論はどこかに消えて、今度は突然ローマ字同士をつなぎ合わせるという地味な作業へと転化してしまう。

しかも、この地図、あれほど秋庭先生が声を大にして主張した、虎ノ門・竹橋間の極秘地下道が書いていないようだ。

これまでの議論はすべて横において、新たに「雷門・寛永寺・清水観音堂・神田橋・数寄屋橋・東海道本線(?)」という直線地下道が登場する。「不忍池・飯田橋・新宿御苑」という地下道も、おそらく初登場であろう。

普通に読解力のある読者は、ここで途方に暮れる。

「竹でも植えて虎でも飼うさ」は、いったいどこへ消えたのだろうか?

ついに最後には、新宿・代々木間の極秘地下道という途方もない、脈略のない結論へと導かれてしまう。

とはいえ、すでに読者には考える余地がない。何の論証もないが本はここで終わってしまう。しかも「読者自身で見つけてもらいたい」と投げっぱなしである。このあと「あとがき」では、「御」の字がどうのこうのと、すでに別の話題に入っている。

呆然・・・。

では、このGHQの地図はいったい何を表したものなのか、オイラの考えを述べよう。

黒く塗りつぶされている部分は、空襲で残った建物である。東京駅の周辺がほぼ残されていることが分かる。国会議事堂も無傷だということが分かる。築地市場も同様である。

これらが何故空襲の被害から逃れたのか?

それは、米軍が意図的に避けたからである。彼らは現金なもので、日本を占領したあと接収して使うつもりだった施設をわざわざ目星をつけて空襲でも避けていたのである。

薄いグレーで塗りつぶされた一帯は、焼け野原である。当時の写真を見ると分かるが、東京はほとんど残骸すら点在するほどのまっさらな大地と化していた。

隅田川の東側が完全に焼き払われていることが分かると思う。東京大空襲では大勢の非武装の一般庶民が焼け死んだ。この地図が作成された原図となった航空写真は、終戦直後に米軍によって撮影された。その航空写真を見たことがあって、ふとこの地図と重なった。

白い部分は最初から障害物がなく無傷だった場所である。広場、道路、川などが白いことが分かると思う。

斜線が入っているのが、残骸が残されている場所である。

つまり、この地図は、終戦後の東京の被害状況を表したものであると推定できる。

GHQが何の目的でこの地図を作成したのかまでは分からないが、当時の航空写真と見比べてみると、何が表現したいのかが何となく分かる。

7回にわたり、『新説東京地下要塞』文庫版を検証してきた。

これまでそれは一つの仮説、疑惑の提示に過ぎなかったが、最近、私は実際に地下道をこの目で見たから、もはやそれは仮説や疑惑ではなく、一つの告発と受け取っていただきたいと思う。(P3)

ある意味、文庫版の「まえがき」「あとがき」は、秋庭先生の逆ギレなのだと思う。これまで秋庭ワールドを支持してきた信者からも、1年前に発売された単行本『新説東京地下要塞』は微妙な反応で受け取られた。仮説という仮説がすべて反論され尽くされる。疑惑という疑惑がすべて解けてしまう。追いつめられた秋庭先生の最後の一手は、自らの目で「隠された地下網」を見て、それを告発する以外にない。

その結果が、この「文庫版まえがき」である。

「文庫版あとがき」ではさらに、極秘の地下道に赤絨毯を敷き、コンビニまで営業させてしまう。

終わったなと思った。

文庫本を手にした読者のうち何人がこのブログにたどり着くのかは分からない。悲しいかな我がブログは、Google司祭の陰謀により、いわゆる「ググる」ことが難しくなっている。相手は大手の出版社とオカルト作家である。そう簡単に黙らせることなどできないだろう。しかし逆ギレを余裕で鼻で笑うことくらいは容易である。

ふふふ・・・。

秋庭先生、角川からの新刊、お待ちしています。

(おわり)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する

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2007年7月26日 (木)

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(第6回)

縦横無尽に妄想を張り巡らせるオカルト作家・秋庭俊先生が「法律違反」を覚悟して書き留めた命がけの著書『新説東京地下要塞』文庫版を解読していたけど、そろそろ飽きてきた(笑)第6回。今回は、「第六章 天下を掌握したのは誰か」を検証する。

てかね、皆さん、この章ってちゃんと読んだ?

さらっと読み流したでしょ。

そりゃそうだ、さっぱりつまんないし、何のことやらさっぱり理解できない。突然、京成線のルートを曲げずに伸ばしてみたり、地下の上水を電車を走らせたり・・普通に読んでいたら首を傾げてしまうよね。リアリティのかけらもない。

この章では様々な飛躍が起きる。

まず最初は、地下に潜った京成線のルートをカーブせずにまっすぐ伸ばしてみる。次に山手線のルートを巣鴨から目白まで直線で引っ張り、都電荒川線と重なるぞと書いてみる

これ、秋庭先生の地下ルート探索法。直線の地下街路があると思いこんでいるから、いくら矛盾を指摘されても、ここから逃れることができない。

この探索法の起源は、『帝都東京・地下の謎86』(洋泉社)である。

同書の174ページに「カーブする必要はありませんから」というタイトルで、東京メトロのとある人物と会っているという逸話を書いている。

そのトンネルが戦前からあったように思えたら、そのまま真っすぐ一直線に進んで、そこに同じようなトンネルがあるか確かめればいい

秋庭先生は、この方のこの言葉を信じて、地下鉄のルートとルートを定規で結んだりしながら、極秘地下道を探索しているのである。何の取材もせずに。この「カーブする必要はありませんから」の論理と、漢字やローマ字で同じもの同士を結ぶという論理が重なったものが、秋庭式の地下網探索法の神髄なのである。

この話が実話かどうかは疑問だけれど、仮に事実だったと仮定して(そんな仮定はしたくないけど百歩譲って)、秋庭先生は、せっかくの恩師のアドバイスを踏みにじるような仮説の建て方をしている。

秋庭先生の恩師は、トンネルとトンネルを結べと言っている。

京成線の例を見てみようか。トンネルを延ばしてみただけ。その先にあるのは地上の施設である。都電荒川線に至っては、山手線も都電荒川線も地上を走っている。

秋庭先生、この時点で、あなたは恩師の言葉すら曲解して、仮説をねつ造しているのだよ。

もう1つの飛躍は、これ。

鉄道の認可は、通常、起点と終点があるだけで、線路の本数に制限はなく、地上地下の区別もない。路面電車は起点から終点まで道路の上を走るが、線路が敷ければ、一直線の線路を敷いても構わない。一つの認可で道路を走る路線を敷設し、かつ、道路の地下を走る路線を敷いても構わない。(P200)

では、考えてみよう。

現在、東京メトロ副都心線の建設が明治通りの地下で進んでいる。起点は池袋で終点は渋谷である。地上と地下の区別はない。ならば、池袋から渋谷まで地上に一直線の鉄道を敷くこともできるということになる。

途中にはビルもあれば住宅もある。そんなことできるわけないだろって?

大丈夫。「鉄道の認可」は下りている。地下の明治通りにトンネルを掘っているのだから、地上にも線路を敷けるはずだ。しかも、ルートは無限なのだよ。地上に一直線に鉄道を敷いても、それはすでに国土交通省が認可をおろしているのだから、誰も文句は言えない。

土地収用法を活用すればいい。収用法は、事業自体の違法性を問うことはない。いったん事業が認可されれば、池袋から渋谷まで一直線上のルートにある土地はすべて、収用法の手続きさえ踏めば収用可能である。じゃあ、なんで地下に、わざわざ明治通りに沿って鉄道を敷いているんだ?

さて、もうお分かりだろうか。

この仮説、「極秘地下鉄」という前提がないと成立しないのだ。

起点と終点が決まれば、あとはどこを通っても大丈夫、なんて鉄道があったら、世の中大混乱になってしまう。極秘地下鉄ならシールド工法で住民に知らぬ間にトンネルを掘ればいいかもしれない。でも、「地上地下の区別もない」のだから、いったん認可を受ければ、鉄道会社は地上だろうが地下だろうが、縦横無尽に線路を敷くことが可能だ。

たった1つの認可で何万人もの住民が立ち退かなければならないという大変な事態に陥っても、それは、政府が認可したのだからって話になる。

そして、究極の飛躍は、これ。

その地下の上水の水運を、電車に替える際、どんなことが必要かわからないが、西郷は海軍、三菱、皇族間の調整をしていたのだと思う。(P202)

いつの間にか暗渠の上水を電車が走り出してしまう(笑)

ちなみに、上水は川を暗渠にしたものではない。それは秋庭先生の勘違い。地元の区立の博物館とかに行ってみてはいかがだろうか。玉川上水なら、新宿区立の博物館が詳しいと思う。暗渠の上水が石であれ、木造であれ、そのルートは非常に細いものだ。人間どころか、ネズミが走る程度のスケールしかない。

そりゃ、そうだ。玉川上水はたった1本の上水に水が流れている。それが四谷大木戸から先は江戸市中に暗渠のルートを通して分散する。水量は格段に減る。

船が行き交う地下上水が、仮にあったと想定してみよう(そんな想定したくないが)。

何が課題かと言えば、水量の確保である。

それが、今度は電車を走らせるとしてみよう。流れていた水は、いったいどこに行ってしまう?その水で生活していた江戸庶民は、今度はどこから飲料水を確保するのだろうか。

文庫版のあとがきにこんなことが書いてある。

国会議事堂は旧玉川上水、増上寺は渋谷川、サンシャインシティは千川上水の支流にあたる。(P240)

秋庭先生ってよく渋谷川を出すんだよね。

「春の小川」って歌、知ってる?

小学生くらいによく歌ったよね。あれは、かつての渋谷川のことなんだ。「さらさら」流れている。平和な光景だ。その川の地下に極秘地下道?

小川だよ、小川・・・。

その地下に都電が走っていた?

地下の上水を船が行き交っていた?

秋庭先生は、こんなことも書いている。

本書では、皇室には十分に配慮したつもりである。(P238)

これで配慮したつもりなのだろうか。「春の小川」の地下に極秘地下道を敷いた。鉄道の認可が下りたからと、起点と終点を結ぶ一直線のトンネルを掘った。京成線のトンネルを掘るついでに我が家までトンネルを延ばした。さあ、陛下、「交通報国」の精神でトンネルを献上いたします・・・。

こんなアホな話がマジだというなら、皇室を愚弄しているという以外に何だというのだろうか。

(つづく)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

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2007年7月25日 (水)

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(第5回)

ココログのメンテナンスもようやく終わり、連載再開である。地下のオカルト作家・秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』の文庫版を、単行本との比較もしながら解読する第5回目。

今回は、「第五章 新宿・都営軌道」を検証する。

新宿プリンスホテルの地下駐車場は、靖国通りにあるサブナード公共駐車場とつながっているのか?

新宿プリンスホテルにお客様用の地下駐車場はない。

新宿プリンスホテルには、サブナード公共駐車場への出入り口があるだけで、ホテルの地下には駐車場は存在しない。新宿プリンスホテルのサイトのQ&Aには、以下のような案内がある。

Q 駐車場はありますか?

サブナード公共駐車場(車高制限2.1m)をご利用ください。ご宿泊のお客さまは、1泊につき¥2,000(出し入れなし)にてご利用いただけます。アシスタントマネージャーデスクまたはフロントにてお支払いください。レストランのご利用、その他につきましては 30分につき¥310かかります。(大型車両については、30分につき¥350かかります。)サブナード公共駐車場にてお支払いください。

悲しいかな、この段階でこの章は終わってしまっている。これから先にいろいろと秋庭先生が展開していても、結局は「別々の駐車場がトンネルでつながっている」という前提がなければ始まらない話ばかりで、つながっていないのであれば、章全体が破綻する構成である。

新宿プリンスホテル

サブナード地下駐車場

停車場は地下鉄の駅で、停留場は都電の駅なのか?

停車場も停留場も、鉄道の駅で、地下鉄か都電かを分ける単語ではない。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?13

鉄道の専門用語では、「停留場」とは構内に転轍機の設備のない駅のことである。例えば上下線を渡る分岐がないと言えば分かりやすいだろうか。「停車場」とはその逆と考えてよい。

秋庭先生がこの章で引用している文書は、駅の設備に変更を加えただけで、都電が地下鉄に変わったわけではない。

仮にこれが都電から地下鉄への変更を申請した文書だと仮定してみよう。東京中に極秘の地下都電網が張り巡らされていたとすれば、現在の東京の地下鉄ルートに転用する際に、新宿三丁目だけではなく、他の箇所でもたくさん停留場から停車場への変更申請が行われていたはずである。その文書は、どこにあるのか。何故新宿三丁目だけが明らかになったのか。

他の地下鉄の建設史には、停車場と停留場が両方登場する。現在の地下鉄で何故「停留場」が残されているのか?その駅には今も極秘の都電が発着しているのか?

駐車場と駐車場をつなぐトンネルはない。都電の停留場が地下にあったという証拠はない。

では、いったい「都営軌道」はどこへ消えてしまったのか?

オリンピックの前、東京の道路はガラガラだったのか?

昭和30年代、都心の交通渋滞は深刻な社会問題となりつつあった。

急速な自動車の普及により、都心の道路は日に日に自動車が増えて、慢性的な渋滞が起き、交通がマヒした。都電は年々平均スピードが落ちていき、それに伴い乗客も減ってしまった。最終的にはついに自動車に追いやられ、都電は縮小を余儀なくされた。

自動車が普及すると駐車場の確保が課題となる。でも都心の地上に駐車場をつくるような余裕はすでにない。なので、民間が駐車場ビジネスに参入することは不可能に近い。残るは広い道路の地下ということになるが、道路を管理しているのは国や都なので、必然的にその地下に駐車場を整備するのは行政機関ということになる。

秋庭先生の著作は、終戦後の東京の歴史認識が決定的に欠如している。

今回も単行本と文庫版で新旧対照を。

(単行本)「天皇の名がつけられた道」(P156)

(文庫版)「元号がつけられた道」(P162)

昭和通りが完成した当時、昭和天皇はまだ存命で即位されたばかりだったので、当然昭和通りは天皇の名を冠しているわけではない。ようやく秋庭先生はそのことに気づいたらしい。でも、天皇の名ではなく元号となれば、何故軍部が出てくるのか意味不明である。

間違えたならいったん引き返すべきだが、秋庭先生は止まることをせず、小さな手がかりを踏み台にして次の仮説へと進む。すると小さな手がかりが間違っていることが分かるが、すでに引っ込みがつかないくらい途方もなく巨大な妄想と化している。すると、もう勢いで走りきるしかない。秋庭先生の著作で語られる仮説のほとんどは、そうやって筆を滑らせたものである。

(つづく)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

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2007年7月24日 (火)

【番組の途中ですが】宝島社文庫『要塞都市・東京の真実』を読んだ。

メンテナンス開始まであと30分、取り急ぎ駆け込み投稿しておきたい。

以前、宝島社からMOOKで発売された『要塞都市・東京の真実』が文庫化された。

基本的にオイラは、オカルトを自称する本に目くじらをたてるつもりはない。この本は、自称はしていないものの、お読みになれば分かるが、典型的なオカルト本である。

都市伝説の権威・自称ジャーナリストの秋庭俊先生が普段書いている内容を、とことんまで突き詰めていくと、こんな感じになるという典型的な本である。

なので、本の内容自体を取り立てて突っ込むつもりはあまりない。

こういうタイプの本は、ある程度の妄想や誇張を前提に、ある種のオカルト的なノリを楽しんでいくもので、まさか本当に信じてしまう人は・・・いないよねー。

大丈夫?

ただ、まあ、秋庭先生が登場するとなると、オイラも触れずにいるわけにもいかない。

・銀座線を封鎖して、中にいる人を追い返したという事実は、何の文書に何と書いてあったのか、誰に取材した結果なのか?

東京大空襲で亡くなった方がどれだけいるか、ご存じだろうか?

何千人という単位で死傷者が減ったなんて、軽々しく言える根拠は何だろうか?

この人が一番腹が立つところなのだが、妄想では済まされない筋違いの政府批判をすることがある。

・国会議事堂の敷地内で“館”という名のつくところには、ほとんど地下道があるのか?

確かに国会議事堂と関連施設は地下道で結ばれているけど、別の秘密ではない。てか、秋庭先生、地下道の場所、知らないくせに・・・。

【秋庭系東京地下物語'07《秘密》】(第10回)国会議事堂の「隠された地下」の謎・その4

・赤坂見附駅が水没したのは、南北線のトンネルの建設現場から浸水したのか?

これは、秋庭先生がガセネタを吹き込まれたんじゃん。

【秋庭系東京地下物語2007】(第3話)水没した赤坂見附駅の妄想

お台場でテロがあっても地下鉄は走っていないから水没しないよね。まありんかい線はヤバいかもしれないけど、防水扉ってのはテロ対策であるわけじゃないもんね。てかしゃべっていること、らりってない?

ああ、もう時間がない。

では、おやすみなさい(笑)

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夏来る

夏来る
るん♪

空が丸い、地球が丸い、そんな1日だった。

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【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(第4回)

日本中の地下マニアを熱狂させたオカルト作家・秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』の文庫版を解読する第4回。今日午後からはココログの長時間メンテナンスがあるので、午前中に予約投稿機能でアップしておく。

今回は、「第四章 都営浅草線の真実」を検証する。

東京の地下鉄が都営と東京メトロの2社に分かれているのは、東京都が悪いのか?

悪いのは東京都ではなく、営団を存続させた当時の運輸省である。

終戦直後、東京の地下鉄を東京都が建設すべきとする都営案と、当時運輸省が主張した営団方式とが真っ向から対立していた。国会の圧倒的多数派は都営案を支持し、営団の廃止法案まで準備されていたが、運輸省が圧力をかけてつぶした。

この問題を考えるには、東京都だけでなく、地下鉄が走る他の政令指定都市に目を向けてみればわかりやすい。札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡・・・地下鉄を建設し、運営しているのは、すべて市である。何故東京だけ営団という特殊法人が都をさしおいて地下鉄を建設しているのだろうか。

つまり都が地下鉄を建設するのが異常なのではなく、営団(現在の東京メトロ)が地下鉄を建設するのが異常なのだ。

『新説東京地下要塞ー隠された巨大地下ネットワークの真実』(秋庭俊著)を読む3

上記のエントリーで詳細に分析している。

都営浅草線のルートは無駄で不必要な路線なのか?

都心の交通マヒを解消させるために必要な路線だった。

秋庭先生が勘違いしているのは、終戦後の都心部の交通事情である。別の本で都心では車が走っていなかったような書き方をしているが、昭和30年代から都心の道路は深刻な交通渋滞に悩まされている。年々、地上を走る都電のスピードが落ちて、乗客数にも陰りが見え始めていた。

浅草線のルートは、浅草から新橋まで銀座線やJRと併走することになるが、当時も今も、JRの上野・東京間は日本一の混雑である。特に上野・御徒町間の殺人的ラッシュを、秋庭先生も一度経験なさってはいかがだろうか。

ちなみに浅草線の最初の開業区間は、押上・浅草橋間である。開業と同時に京成線と直通運転を始めている。これは、荒川の東側を中心に交通アクセスの整備が遅れていて、都がそれに対応しようとしたためだ。秋庭先生の議論は、浅草・新橋間だけを取り上げて浅草線の評価をしているが、浅草線の整備目的はそんなにちっちゃくはない。

都営浅草線の泉岳寺・高輪台間には、上りと下りの線路の間に得体の知れない建築が横たわっているのか?

この区間はシールド工法でトンネルを掘っており、得体の知れない建築を横たわらせることはできない。

これは、下記のサイトをお読みになるのが良いと思う。

都営浅草線 泉岳寺ー高輪台間には何がある?(書き散らsyndrome)

秋庭先生の妄想だったらしい。

昭和通りの新橋・三原橋間には市電・都電の線路が戦前・戦後と敷かれなかったか?

戦前に敷かれたが、戦後に廃止され、線路は撤去された。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?22

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?25

帝都復興事業で昭和通りが整備された頃、沿道の住民から道路が広すぎてすっかり町が寂れてしまったという苦情が東京市に寄せられた。そこで東京市は、新橋と三原橋間の短区間だったが、市電を敷いた。GHQが作成した地図の元になった航空写真にはその市電の線路が写っており、地図にも反映された。

従って、GHQの地図は、極秘に戦前に建設された浅草線を表してはいない。

ところで、この章でも秋庭先生は、文庫版の発行にあたって数々の修正を加えている。一番目立ったのは、文庫版129ページの「内務省東京市内外交通委員会計画」である。単行本では123ページに「昭和通りルート」という図で掲載してあったが、今回は出典が千代田線建設史であることを明記してある。

それは結構なことだが、首を傾げてしまうのは、中身を改変していることだ。

単行本では「赤坂見附」しかなかったが、文庫版では「伏見宮邸」が付け加えられている。伏見宮邸は戦前、現在のホテルニューオータニの敷地にあった。つまり赤坂見附なのだ。それを知ってか知らずか、文庫版の図では赤坂見附も伏見宮邸も両方書いてある。

秋庭式の特徴なのだが、過去の地下鉄計画の路線図を引用して、「極秘の地下鉄だ」と勝手に決めつける。よーく考えてみてほしい。仮にそれが極秘の地下鉄だったとして、では地上に住んでいる一般市民はいったい何に乗って移動しろというのだろうか。こっちも極秘、あっちも極秘、秋庭先生の議論はいつもこうである。一般市民の乗る地下鉄計画は、いったいどこにあるのだろう。それとも、戦前の東京の交通網は、通勤・通学、買い物で使う一般市民のことなど考えもせずに線を引っ張っていたのだろうか。

秋庭先生の本を読んでいると、まるで戦前の一般庶民は地下鉄なんぞに乗ってはいけないものだったように思われてくる。

もしも私鉄が地下鉄をビジネスにしようとするなら、オイラならきっとあふれるほどの一般庶民を乗せると思う。軍部の極秘地下鉄なんて商売にならないから。土建会社なら建設すれば儲かるが、私鉄会社だから建設したら資金を回収しないと商売にならない。そこに皇族が優雅に地下鉄にお乗りになって、1日何往復かされる路線を、仮に私鉄が建設したとしよう。

そんな私鉄会社、あっという間に資金が底をついてつぶれる。

(つづく)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する

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2007年7月23日 (月)

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(第3回)

地下のオカルト界を8年にわたり先導してきた秋庭俊先生の集大成『新説東京地下要塞』の文庫版を解読する第3回。こんなネタには興味のない皆さん、今しばらくお待ちを(汗)

今回は、「第三章 現代の極秘地下施設」の検証。

幻の護送地下鉄計画は、ミスター検察・伊藤栄樹氏のつくり話なのか?

つくり話ではなく現実にあった計画。

【秋庭系東京地下物語2007】(第2話)「極秘」護送地下鉄の妄想

上記のエントリーでも詳しく書いたけど、秋庭先生は大きな勘違いをしている。

1つは、護送地下鉄そのものが「極秘」なのではなく、法務省の官僚が「極秘に」計画を練っていたということ。

ようやく極秘地下鉄が実現しても、一週間も経たないうちにバレてしまうのではないだろうか。(P85)

その通りで、法務省は最初からバラすつもりでいたのだ。当たり前の話で、千代田線を護送列車が走ったら誰の目にも見つかってしまう。計画を立案している最中にリークされたら計画をつぶされてしまうといけないから、ギリギリまで極秘に事を進めたということである。

2つは、護送地下鉄はノンストップだが、一般の車両を追い越す必要はない。

秋庭先生が何故ここにこだわっているのか分からないが、護送地下鉄は乗客の乗降扱いをしなくていいから、各駅停車の地下鉄に追いつかない程度にノロノロ走ればそれでいい。実際、『地下鉄物語』では、護送地下鉄のダイヤはラッシュ時間帯を過ぎた時間に走らせると書いてある。

秋庭先生のおもしろいのは、現実にはない「分岐」が見えるくせに、現実にあった計画は「つくり話」とバッサリ切ってしまうところだ。オカルト作家にはリアリティは気に入らないということなのだろう。

東京メトロ副都心線の建設と同時に、都は明治通りの地下に「都市計画街路」を建設しているのか?

建設していない。

そもそもそんな資料は存在しない。

秋庭先生が第3章で引用している都議会の議事録では、副都心線以外の建設についてまったく触れられていない。副都心線は、当時問題になっていた道路特定財源を使って建設されている。これは国が道路特定財源の一般財源化を視野に入れて、道路以外の用途に使った事例である。実際、道路特定財源は、道路以外の用途に使われている。

国の直轄事業に対しては、自治体に対して「直轄事業負担金」が課せられる。これは地方分権の時代には理不尽な制度で、自治体も国に対して見直しを求めている。

都の道路管理部が副都心線建設を担当したのは、財源が道路特定財源だからである。

まったく関係のない2つの資料を秋庭先生が脳内でつなぎ合わせただけである。

ハッキリ言って、質問している河野都議に対する名誉毀損である。

『新説東京地下要塞ー隠された巨大地下ネットワークの真実』(秋庭俊著)を読む2

上記に議事録の全文を引用している。

千住大橋から品川に向けて、地図上に存在しない一直線の街路が地下に存在するのか?

存在しない。

引用文をよく読んでいただきたい。「街路計画作成にあたって」とある。つまり構想段階の話で、建設されていない。従って地図上には存在しない。計画と現実を混同する秋庭式妄想法の1つである。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?25

高野山東京別院の地下にある高輪変電所は、戦前にすでに地下空間があったのか?

あったかどうかは分からないが、高野山東京別院の建物と高輪変電所は戦後に同時に建設されたものである。

高輪変電所は、高野山東京別院が、弘法大師の御入定1150年記念事業としてお寺を建て替えるときに、当時としては都内10番目の超高圧地下変電所として建設された。秋庭先生は、高野山東京別院の建物が戦前からあったと勘違いをしている。

従って、戦前から地下空間がなくても、高野山東京別院の地下に変電所を建設することは可能である。

今回も、単行本と文庫版を比較してみよう。

(単行本)「つまり、街路は地上の道路ではない。「建設、修理、点灯」という言葉づかいからも、地下道のことだと想像がつくと思う」(P86)

(文庫版)「つまり、街路は地上の道路ではない」(P92)

「建設、修理、点灯」が必要なのは地上の道路も同じだということに気づいたらしい。でも、ここが削除されてしまったら、ビーアド博士の言葉は地上の道路のことだということになるし、この部分のセンテンスの意味が通じなくなる。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?28

(単行本)「この事業の担当は、道路計画担当部長である。できあがるインフラは、道路の一部といういことである。だが、道路の一部というのは、何のことなのだろう。道路とどこが違うのだろうか。道路計画部長の発言に丸め込まれてはいけない。地下鉄一三号線は国の直轄事業だから、駅舎やトンネルなど、地下鉄に関連するものは国が建設している。東京都の街路事業で整備されるのは、その「躯体等インフラ部」というものである」(P89)

(文庫版)「この事業の担当は、道路計画担当部長である。できあがるインフラは、道路の一部といういことである。だが、道路の一部というのは、何のことなのだろう。道路とどこが違うのだろうか」(P95)

どうやら秋庭先生は、道路計画部長の発言に丸め込まれたらしい。副都心線を建設するのは東京都建設局、国は都に対して道路特定財源から補助を出している。だから副都心線以外に「街路」は建設されていない。

この章では他にも微妙にあちこちと文庫版で修正が加えられているので、その辺もどんな意味があるのかを考えながら比較すると、なかなかおもしろいと思う。

(つづく)

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【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する

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2007年7月22日 (日)

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(第2回)

地下の都市伝説の権威・秋庭俊先生の混信の…いや、渾身の著作・講談社+α文庫『新説東京地下要塞』を解読する第2弾。

今回は「第二章 足元に広がる洞道」を検証する。

地域冷暖房の管路のルートは公表されていないのか?

公表されている。

前回の書いたけれど、地域冷暖房を導入するには都市計画決定を経なければならず、地元自治体の都市計画審議会に諮り、市民に対しても公表しなければならない。いつの間にか勝手に道路を掘ってトンネルを構築することは不可能である。

なお、地域冷暖房のプラントが「公園」の下にあることはない。都市計画法では公園の地下に変電所を建設することは認められているが、地域冷暖房の施設を建設することを認められてはいない。新宿中央公園の地下にあるのは地下変電所(サンシャインシティの地下にある高圧変電所と同じ)があるが、地域冷暖房の施設はない。

市区改正は、湯水のように金を使うだけで道路も敷かれず、下水も整備されなかったというのは本当か?

そのような事実はない。

市区改正は、毎年使う予算が限られていて湯水のようには使えなかった。また限られた予算の範囲でも、計画に定められた道路を建設し、東京の都市改造に貢献した。下水道整備が行われたのは上水道の整備が終わってからで、市区改正の中では実現しなかった。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?23

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?24

これに関連して、坂下通りの記述が単行本と文庫版で微妙に違っていた。

単行本「この時期、唯一、敷設されていた道路は、坂下通りという」(P50)「市区改正当初、ここには唯一の道路が敷設されていた」(P60)

文庫版「この時期敷設されていた道路は、坂下通りという」(P56)「市区改正当初、ここには道路が敷設されていた」(P66)

市区改正では湯水のように金を使い1本の道路も敷かれなかったが、唯一坂下通りが敷かれたというのが、単行本での秋庭認識。一方、文庫版では「唯一」が削除された。

何でもない修正に見えるが、市区改正の認識自体に誤りがあることに秋庭先生本人が気づいていることが分かる。市区改正で敷かれた道路はたくさんある。坂下通りがそのときに敷かれたかどうかオイラは調べていないが、少なくとも「唯一」であることはあり得ない。

逆に言えば、たった1つの単語の削除は、秋庭先生の市区改正論の破綻を意味する。

サンシャインシティと豊島区役所の間には東池袋中央公園の角を通過する直線の洞道があるのか?

ない。

前回紹介した池袋地域冷暖房株式会社のサイトに管路の系統図が掲載されている。秋庭先生の言う、いわゆる洞道は、サンシャインシティから東急ハンズの横を通り、豊島区役所まで伸びている。冷暖房の供給先は様々あり、公共施設のみならず民間の施設も利用している。

直径二メートルのトンネルを五〇〇メートルにわたって設置すれば、工事費が一〇億円以下では収まらない。(P76)

これは秋庭先生が勝手に妄想することではなく、作った会社に取材して質問すべきものである。このトンネルは地下鉄を通すトンネルではないから線路も空調設備もいらない。10億円以下で収まるかどうかはオイラには分からないが、地下鉄を通すよりはるかに安上がりであることは確かだろう。オイラはただのブロガーだからこのくらいの妄想が限界だが、あなたはジャーナリストなんだから、当事者に取材すべきだ。

ところで、この章で秋庭先生は、サンシャインシティのすぐ脇を通る丸ノ内線に新駅をつくらなかったことを「闇」と書いているが、オイラにはそれが全然闇には思えない。

だって、今、オイラたちがサンシャインシティに行くのに有楽町線の東池袋駅を使うだろうか。ほとんどの人が迷うことなく歩いていることと思う。サンシャイン60 通を時折途中のお店に寄りつつのんびりサンシャインシティに向かうのではないだろうか。かつてはサンシャインシティの中にあるバスターミナルには都営の定期バスが出入りしていたが、今は廃止された。遠いようだが、意外に近い。お金を使ってまで乗る距離ではないのだろう。

確かに交通の便が良いに越したことはないが、今の池袋東口周辺の発展を見る限りにおいて、サンシャインシティのネックは、逆に町全体にとっては良い効果をあげていると思う。

(つづく)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

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2007年7月21日 (土)

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する(第1回)

地下の都市伝説の権威・秋庭俊先生の新作を待ちわびていたら、ちょうど1年前に発売された講談社の『新説東京地下要塞』が文庫化された。1年前にオイラはこの本を手にとってすぐに自分なりの解読をしてエントリーにあげた。

『新説東京地下要塞-隠された巨大地下ネットワークの真実-』を読む

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ただ当時はまだ秋庭先生の著作を読み始めて間もなかったために、オイラも秋庭式が何たるかがよく分からないまま書いていたし、秋庭ワールドを熟知していなかった。なのでお読みになれば分かるが、オイラ自身の認識が少しずれていたり、明らかに間違っているところがある。

そこで今回は、新たに発売された文庫版をベースに改めて『新説東京地下要塞』を検証してみたいと思う。準備がまったくできていないので細かい部分まで検証することはできないが、秋庭先生の仮説の屋台骨の部分だけでも検証しておきたいと思う。

では。

まず「第一章 サンシャインシティの地下施設」である。

東京拘置所の塀の中には誰もいなかったというのは本当か?

嘘である。

一九五八(昭和三三)年以降、裁判中の容疑者はすべて小菅刑務所に拘置されていたのである。(P27)

詳しくは以下のエントリーを参照していただきたい。

【秋庭系東京地下物語】(第1話)サンシャイン・シティの妄想

1958年5月に巣鴨刑務所の戦犯が全員釈放される。当時は葛飾区の小菅に小菅刑務所と東京拘置所が併設されていた。国はすぐに東京拘置所を《書類上は》巣鴨に移転させるが、巣鴨の拘置所施設が整備されるまでの間、小菅刑務所に併設されていた拘置所施設を「葛飾拘置支所」として被疑者が拘置されていた。巣鴨に東京拘置所の設備が整い、拘置所として機能を始めたのは1958年10月のことになる。従って、東京拘置所が巣鴨にあるながら、裁判中の容疑者が小菅に拘置されていた期間はたった半年である。

ただし巣鴨の東京拘置所は、小菅刑務所が移転し、そこに東京拘置所を置くまでの間の暫定的な措置で、巣鴨の東京拘置所が再開した時点ですでに跡地開発に伴い小菅への移転が閣議決定されている。

秋庭先生はおそらく刑務所と拘置所の設備の違いが分かっていない。秋庭先生はご自身の経験で拘置所の設備はよくご存じのはずだが・・。刑務所の設備に被疑者を拘置することはできない。目的が全然違うから。

地域冷暖房の設備の正確な場所は一般には公表されていないのか。

公表されている。

以下のサイトはサンシャインシティの地下にある地域冷暖房のプラントを運営している会社のホームページである。

池袋地域冷暖房株式会社

このサイトにはプラントが地下3、4階にまたがっていて、サンシャインシティのどの辺に位置するのか、配管はどこまで伸びているのかまで詳細に図で書いてある。

地域冷暖房を敷くには都市計画決定が必要だ。地域冷暖房の都市計画決定は、2000年までは都の事務だったが、それ以降特別区の事務になっている。詳細な設計図を提出して、一般市民も傍聴可能な都市計画審議会に諮らないといけない。極秘に行うことなど不可能である。

冷暖房の供給先は豊島区役所だけではなく、東急ハンズなどサンシャインシティ周辺の様々な施設に供給されている。もちろん公共施設だけではない。

秋庭先生は、地域冷暖房の会社に取材もせずにこの本を書いている。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?22

豊島変電所は国民には極秘の変電所なのか。

国民には極秘ではない。

東京にある高圧変電所の多くが地下にあり、そのほとんどは無人である。サンシャインシティの地下4、5階には豊島変電所があるが、都心の広範囲にわたり電力を供給している重要な変電所である。職員はいないが維持費はオイラたちが払う電気料金で賄われている。ちなみにこの変電所を通っている高圧電線は、高野山別院の地下にある高輪変電所にもつながっている。

秋庭先生はこの本を書いて1年が過ぎたが、まだ一度も東京電力には取材をしていないらしい。取材していないから謎のままである。人見知りが激しいのだろうか。

東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?17

東京大停電で考える・・・東京の電気はどこから流れてきたのか?

どうして地下にあるのかというと、都心部では変電所用地の確保が難しいこと、変電設備は非常に重いものだからできるだけ強固な地盤の上に置きたいからということらしい。

サンシャインシティの地下5階には広大な道路があるのか?

ない。

あるのは豊島変電所の殺風景な扉だけである。ほんの少し勇気を持てばエレベーターで簡単に下りることができるが、あまりオススメできない。秋庭先生がこの扉を見たのか、それとも下りもしないで妄想を書いているのかは分からない。もしもこの扉を開けて進入したのであれば「テロ対策」以前に不法侵入で捕まる。

サンシャインシティ 禁断のB5(書き散らsyndrome)

(つづく)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

【緊急特別企画】秋庭俊先生の『新説東京地下要塞』文庫版を解読する

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眞鍋姉さん、おひとりさまでフランス料理つまんでた人が、どうして自炊しているの?

寝る前にジャコテンと豚汁?

それって健康的なんだろうか(汗)

でも、パジャマにジャコテンの眞鍋姉さんに撃沈したからいいや。

にしても、眞鍋姉さん、自炊で1食600円はまだまだ高いほうだと思うよ。600円もかけたら自炊しなくても、ご飯さえ炊いておけばあとはお総菜をそろえられるもん。

納豆は3パックで98円だし、味付けのりは10食分でも300円弱だし。スーパーのお総菜コーナーに行けば、各種コロッケが1個75円だったりしない?オイラはキャベツをたくさん食べるから、1個丸ごとだと大きすぎるので半分のやつを100円弱で買ったり。あと特売品のツナ缶が5缶入りで300円くらいだったり。

600円あったら2、3食食べられる。

それにしても自宅で何かを料理している眞鍋姉さんのネタは、初めてじゃないかい。お正月の最初の食事がフォルクスのステーキだったり、通販でタラバガニ2キロ買ったり、夜な夜なフランス料理屋さんのカウンターでワイン傾けながらおひとりさまだったり。

やはり熱愛騒動の影響か?

記者が始終ウロウロしていてゆっくりする暇もないとか。

逆に結婚を意識して一人花嫁修業状態だとか。

何にせよ、自分の世話を焼けるのはいいことだよね。

(関連サイト)

眞鍋かをりのココだけの話

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2007年7月20日 (金)

伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

あの衝撃の話題作『新説東京地下要塞ー隠された地下巨大ネットワークの真実』がついに講談社の+α文庫となって蘇った。しかも、例によって文庫版にあたっての「あとがき」、そして今回は「まえがき」までオマケでついてくる。

「文庫版まえがき」で秋庭先生は、関係者の案内で「隠された地下網」のうち数カ所を駆け足で回ったという驚愕の事実を明らかにしている。

だが、その関係者が誰で、私がどこを見たのかを述べることはできない。写真を撮ることさえ、ままならなかった。本来、そんなことはあってはならないはずで、憲法の精神にも反していると思うが、現実にはその地下通路は合法的な存在で、テロ対策という名の下、関係者が政府の秘密を暴露するような行為は法律で禁止されている。また、政府の方針を批判するからには、私が法律を破るわけにはいかないのである。(P3-4)

背筋が凍りそうな話だが、何と「関係者」は「法律」を違反して、「隠された地下網」の一部に秋庭先生を案内したというのだ。

この文章、2つの点をまずは指摘しておきたい。

(1)「法律」が何なのかが書いていない。その法律の何に違反しているのか、違反した結果どのような罰則があるのか。
(2)「地下網の秘密を守らなければならない」という法律を破る主体は、関係者なのか、秋庭先生なのかが不明確。秘密をばらしたのは関係者なのだから、秋庭先生自身が法律を破ることはありえないが、ばらす人も、ばらされた人も罰せられる法律とはなんぞや。

「文庫版あとがき」でも秋庭先生は、驚愕の事実を…くくくっ…、失礼…、驚愕の(笑)事実を明らかにしている。

にわかに信じられないような話かもしれないが、私の仮説に白黒つけるのは容易である。国会議事堂、増上寺、サンシャインシティの下には極秘の地下自動車道が敷設されているから、それを確認していただくだけである。線路がはがされてアスファルト舗装されたということだろう。(P240)

サンシャインシティの地下に極秘の地下自動車道があったということだが、地下5階まで降りても道路なんてなかったという勇者がいる。

サンシャインシティ 禁断のB5(書き散らshyndrome)

国会議事堂とサンシャインシティについてはこれまでも秋庭本に登場したが、今回は増上寺が新規に加えられている。

詳細な分析は次の機会にゆずるとして、これだけは指摘しておきたい。

長い日本の民主主義の歴史で、政府の秘密を暴露したから逮捕されたり起訴されたりしたジャーナリストは、ただの1人も存在しない。理由は、ジャーナリストの取材活動や執筆活動を制限する法律など、日本には存在しないからだ。

確かに公務員やそれに準ずる職業には、国家公務委員法や地方公務員法で「守秘義務」が課せられている。でも、考えてもみてほしい。これまで長い戦後の歴史の中で誰かが「守秘義務」を犯さなければ明らかにならなかったスクープが山のようにあり、そのジャーナリストのスクープにより情報提供者が処分された例などあっただろうか。秋庭先生がもしも情報提供者の身を守りたいのであれば、秋庭先生が頑なに情報提供者の名前や身分を黙っていればそれで済む問題だ。

何十年もジャーナリストをやっていて、「守秘義務」があるから記事が書けないなんて、今までいったいこの人は何を書いてきたのかと疑ってしまう。

秋庭先生は、堂々とサンシャインシティの地下に地下自動車道があると告発している。なのに、何故か「私は法律を破るわけにはいかない」とも述べている。仮に秋庭先生が言うとおり法律違反だというなら、隠された地下網の秘密を暴露しているのだから、すでに秋庭先生は法律に違反しているはずである。なのに、関係者は誰か言えない、どこにあるのか言えないとも述べている。

いったい何を暴露すれば法律に違反するというのか。写真を撮ると法律違反なのか。場所を言うと法律違反なのか。

「確認していただくだけである」というのも変な話で、もともと「ある」と言い出したのは秋庭先生なのに、「証明しろ」と言われると「法律違反だ」と逃げる。しかも「自分で確認しろ」とおっしゃる。これ、つなげると、「お前が隠された地下網を見つけろ。そのかわり法律違反で捕まってもしらんぞ!」と言っているのと同じである。

世の中にジャーナリストはたくさんいて、若い世代にはジャーナリストを夢見ている人も多いだろう。秋庭先生の著作にあこがれてジャーナリストを志す人もいるかもしれない。

なのに、そういう人たちに向かって、

「俺は法律に違反して地下網を暴くことなどできないから、オマエらやってみろ」

そんな無茶を言って恫喝している。

何度も繰り返すが、政府の秘密を暴露してジャーナリストが罰せられることなど、この日本の社会においてありえないし、そんな実例はない。

秋庭先生が主張しているのは、ジャーナリズムと民主主義への挑発でしかない。

最初に「ある」と言い出したのは、あなただ。それを「ある」と証明する義務は、あなたが負っている。

国会議事堂は旧玉川上水、増上寺は渋谷川、サンシャインシティは千川上水の支流にあたる。もしも何もなければ私は即刻、廃業してもいいが、その道路は横幅が二〇メートル近くもあって、冷暖房完備、ホテルへ続く通路には赤絨毯が敷かれていて、その脇にはコンビニまであるかと思う。(P240)

即刻、廃業しろ。

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『新説東京地下要塞-隠された巨大地下ネットワークの真実-』を読む

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伝説のオカルト本『新説東京地下要塞』が文庫化〜著者の秋庭俊先生が「隠された地下網を暴くと逮捕されるぞ!」と読者と関係者を恫喝

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2007年7月19日 (木)

これも防災対策?・・・『パンの缶詰』を試してみた。

070719_202101帰り道に行きつけのドラッグストアで、「パンの缶詰」を見つけた。

缶詰にパンが入っているという、そのまんまの商品。

新潟県中越沖地震のような大きな地震が相次ぐ昨今、日頃からの備えとして水や食料を用意している家庭は多いのではないか。でも、乾パンを用意しているところはあっても、乾いていない、ふっくらしたパンが入っている缶詰というのは、珍しい。

さっそく中を開けてみた。

070719_202301_1 蓋を外し、缶をひっくり返すと、ご覧のようにパンが逆さに出てくる。

なるほど、乾パンならカリカリしていて、パンというより、どっちかというと煎餅かビスケットみたいだけど、これは本当に普通のパンの手触り。乾パンを食べるときは飲み水の心配をしなきゃいけないけど、これなら水は少量でも良さそうだ。

味は甘い。

ていうか、味もいろいろと種類があるらしい。

070719_202302_1

販売元のサイトを調べてみた。

http://www.8383.jp

なんか怪しげなURLだが、「はちみつ」って意味らしい。

このサイトに、いろんな味のパンの缶詰があることが紹介してある。「ぶどう味」とか「コーヒー味」ってのは分かるけど、「米ぬか」って何だ?

「いつでもどこでも焼きたての味を楽しめます」

なんて書いてあるけど、これはさすがに表現がオーバー。過大広告。

まあ、しかし、まずくはない。

本業は国産はちみつ専門店らしいが、「パンの缶詰」なんて、どっから発想したんだろうか。それに、会社は山梨県なのに東京の片隅のドラッグストアでささやかに販売していたのは、どういうわけだろうか。

防災の非常食ってたいていまずいよね。非常用だから食べるんであって、普段なら素通りするようなものばかり。なので、少しでも食欲がわくような缶詰がないかなあと思っていた。そういう意味では、食欲がわくほどおいしいとは思えないが、おもしろい缶詰だと思った。

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2007年7月18日 (水)

日本の国名を背負うアーティスト・日本松ひとみちゃんのライブ

3日連続のライブ通い、固め打ちである。

最終夜は、渋谷のナナカイこと7th floorで行われた「ナナカイ・レディースデーvol,10」である。

お目当ては、トップバッターに登場した日本松ひとみさん。このブログでもかなりお馴染みになってきた。

かなりの不思議系だが、世界観がハッキリしているところが、usuにも似ている。でも、唄う世界は全然違う。

力強いピアノで奏でるメロディーは、お皿の上で色とりどりのビー玉が飛び回っているみたい。のびのある歌声とそこから発せられる言葉は、イメージするなら、粘土細工が魔法で動き出したようなメルヘンの世界。時には子どもが童話を開いたような幼さがあると思えば、時には少し背伸びした少年の世界も映し出す。

不思議系だけあって、MCは常に独走態勢。観客に語りかけるというより、ほとんど自問自答。でも、こっちがにやけてしまうくらい、楽しそう。

出会った頃はフリーだったけど、今はちょっと大きな事務所に所属している。

これから、たくさんの大きなステージを経験して、彼女の世界がどう広がっていくのか、楽しみにしている。

さて、今夜は、芙咲由美恵(ふわらゆみえ)さんも気になったが、なんせ出演アーティストが多すぎて、各々の時間が短く、気持ちとして彼女の音を捕まえきれないままステージが終わってしまった(汗)

こいつ、なかなか通好みのくせ者と思われる。

イベントの最後のクロージングアクトは、日本松ひとみ&芙咲由美恵という組み合わせだったが、企画者のねらいは、どんぴしゃりだったと思った。

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2007年7月16日 (月)

ちょっと不思議な地震の伝わり方

先ほど少し揺れたので、前のエントリーを上げてからWeathernewsの地震チャンネルを確認してみた。

すると、

23時18分京都府沖(深さ370キロ)M6.6

最大震度は、北海道浦幌町桜町で震度4。

北海道!?

東京の震度は、千代田区大手町で2である。地元京都ではほとんど揺れず。

どうなってんだ?

ちなみに、今日午前中の新潟県中越沖地震は、

10時13分新潟県上中越沖(深さ10キロ)M6.8

最大震度は、新潟県柏崎市などで震度6強。

どう?

地球は丸いんだね。

つくづく地球ってやつの醍醐味を感じながら、今夜は、おやすみなさい。

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連休最終日のライブは、幸せになるためのライブ

新潟県中越沖地震では、ついに5人の方が亡くなった。震災のたびに繰り返される悲劇。いつになったら終わるのだろうか。ご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

さて、今夜もオイラは高田馬場の四谷天窓.comfortへ。

2番手に登場したのは、川畑李子さん。

前にも「天窓のアーティストでは数少ない、英語を操るアーティスト」と紹介したけれど、今日のライブで本人曰く、「私、別に英語とかペラペラしゃべれないんですよ」とのこと。英語の持ち歌は2曲だけ。そのわりに英語で歌っている記憶が濃いのは、それだけ英語の歌が印象的なのだろう。

「いろんな人の悲しみに寄り添えるよう、あえて英語で書きました」

詩を伝えるアーティスト、イメージを伝えるアーティスト、それぞれが歌に籠める意味も違う気がする。

そう言えば、ビートルズの「Let it be」は、意味も分からないのに何故か聞き惚れてしまったっけ。

4番手、トリで登場したのは、つだみさこさん。

ずいぶん昔にこのブログでも紹介した覚えがある。エントリーの表題にも書いたように、この方のライブは、まさに、

幸せになるためのライブ

である。

笑顔でピアノを弾きながら瞳はいつも客席のお客様へ向けられる。歌は、大人の心をくすぐる童話のような詩がちりばめられた世界。まるで一人一人のお客様に語りかけているかのような歌い方。この感触、どこかで覚えがある。

そう。

保育園の保母さんと園児

つだみさこさんのライブは、まさに保母と園児の関係をライブハウスで展開してしまう、リアルアダルト保育園。

生きていて良かった。

幸せだなー。

みさこ先生の独特の語り口に、園児たちは釘付けになる。

 

そんなこんなで連休最終日。

明日からはまた普通の毎日が始まる。オイラは、引っ越し準備が本格的に始まる。できる限り荷物を減らしたい。減らせるだけ、減らして、からっぽにして新しい生活を始めたい。

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その名は「新潟県中越沖地震」

規模は、M6.8でこの地域の地震としては最大のものらしい。

気になるのは家屋の倒壊。テレビのニュースでは続々倒壊した家屋の映像が入っている。柏崎市で4人が亡くなったという情報も。けが人も多数出ている。

亡くなった方は「圧死」らしい。

阪神淡路大震災のときと同じ。今回新潟県知事はすぐに自衛隊に災害救助要請を出したけど、家屋の倒壊の場合、そんなの間に合わない。神戸では亡くなった方の8割は30分以内に亡くなり、死因は圧死だった。レスキュー隊も自衛隊も、30分以内に彼らを助けることなんて不可能なのだ。

あれから12年も過ぎたのに、やはり大地震で家屋が倒壊し、人が圧死する。つくづく変わらないなと思う。

前の記事で、必要なのは予知ではなく予防という趣旨のことを書いたのだけど、いくら正確に予知をしたって建物が倒壊するんじゃ逃げようがない。でも、日本のあちらこちらには耐震強度が弱い建物がたくさんある。

東京だって同規模の地震が襲えば、ひとたまりもない。

旧耐震基準のコンクリートビルなんて山ほどあるもの。

台風が去って、今週は梅雨前線が再び活発になるらしい。梅雨の終わりの雨は強くなる傾向がある。被災地では、台風の雨で緩くなった土地に大地震が襲い、地震でさらに緩くなった土地にだめ押しの雨が降り、大きな余震も続くわけで、これから特に崖崩れなどの土砂災害に注意が必要だ。

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新潟県上中越沖で震度6強の地震…家屋の倒壊も?

目が覚めて布団の中でボーッとしていると、小さな縦揺れ。

おっ、地震かな?

縦揺れは、だんだん大きくなってくる。

数十秒後に、ゆっさゆっさと横揺れ。大地が左右に揺さぶられているような、大きな横揺れが襲った。最初の縦揺れから最後まで1分くらいだろうか。

大きな地震があったときの典型的な揺れだけれど、東京での揺れはそんなに大きくない。

揺れが収まると、Weathernewsの津波メールが届く。最近は、地震の速報より津波の速報が先に届くんだね。注意報は、新潟県。一瞬、震度7を観測した新潟中越地震を思い出す。あのときも、東京も結構揺れた。

続いて、地震メール。東京は震度3だったらしい。

PCのWeathernewsの地震チャンネルで確認してみると、東北から関西まで広い範囲で揺れていて、これは中越地震の直下型とはちょっと違うかな。いずれにせよ正午から気象庁が会見するらしい。

テレビでは、柏崎市で市内の家屋3棟が倒壊したという情報。被害が大きくならなければいいいけど。

さて、こんな機会なので、ちょっと地震について。

首都直下地震が30年以内に起こる確率は70%…これは政府が公式に発表している。オイラが子どもの頃は、大地震といえば東海地震だったけれど、東海地震が起こる前に大きな地震がたくさん起きた。今回の地震だって誰かが予知していたわけではない。結局、地震という自然災害を予知することなんてできないんじゃないかと思う。

大切なのは、いつ地震が起きるかではなく、地震が起きたらどうするか、地震が起きる前にどうすべきか、なんだろう。

政府が東海地震の予知に多額の税金を投入している一方で、毎年のように大きな地震が起きて、尊い命が失われることもある。学者さんに怒られるかもしれないが、本当に地震の予知には意味があるのだろうか。

例えば、オイラは「1週間以内に大地震が来る」と聞いても、普通の生活しかおくれないと思う。朝になれば会社に行き、普通に汗をかき働き、夜にはおんぼろアパートに戻ってくる。そうする以外に手がないから。「地震が来ますから」と会社を休んだら、仮に地震が来たとしても、会社からオイラの机はなくなると思う。予知なんかされても、どうすることもできないんだよね。

地震に強い街をつくる。それが、本当の地震対策。

被災地の皆様にお見舞い申し上げます。

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2007年7月15日 (日)

久しぶりの木下直子ちゃんのライブは台風直撃

前回も書いたけれど、今回の台風は本体が到達するより6時間も早く雨と風のピークが来て、本体が到達した頃には峠を越えてしまう。

そんな予報の通り、今日はお昼には雨が小降りになり、時折青空が顔をのぞかせるような不思議な天気になった。

台風本体が関東に最接近する夕方、オイラは、久しぶりに高田馬場にある四谷天窓.comfortへと向かった。

お目当ては、木下直子ちゃん。

いつもはギターのサポートが入る木下ちゃんだが、今日はひとりぼっちのステージ。そのせいなのか、最初はちょっと表情も硬そうで不安な感じ。でも、何曲か歌ううちに、いつもの木下ちゃんに戻っていった。

バラードも、アップテンポな歌も、器用にこなす。最近は、戸城佳南江ちゃんと「花粉症姉妹」なんてユニットをつくって、あちこちを飛び回っている。

きれいな、のびのある声が空気丸ごと洗ってくれる。

そんな感じのアーティスト。

かといって賛美歌みたく敷居の高い感じではなくて、詩は彼女をちょっと背伸びさせたくらいの女性の気持ちをつづっている。

それに、誰と組んでもユニットとしてのキャラクターに深みを出してくれる歌いっぷりは、きっと音楽の才能と独特の包容力のなせる技なのだろう。ギターのサポートが抜けたライブだと、なおさらそんなことを感じた。

ここんとこココロが傷みがちなあなたをきっと包んでくれる。

 

さて、そんな天窓comfortのライブだったが、すぐ近くのテーブルでお通し用の器でタバコをプカプカ吸うアホがいた。天窓のスタッフもアーティストも、それぞれ年を追うごとに成長し、進化していくというのに、お客様のレベルがさっぱり上がらないのは何故だろうか。こんなアホ客がライブレポと称してブログとかに辛口コメントを書いていたりするなんて妄想をすると、どうにもせつなくなる。

台風一過の明日は、快晴と思いきや、梅雨前線は残ってしまい、雲が出るらしい。気まぐれな梅雨空が晴れるのは、いつのことだろうか。

そんなオイラは、明日もライブである。

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2007年7月14日 (土)

台風が来ると妙にテンションが上がってしまうガキっぽいオイラ

台風4号マンニィが九州に上陸して、日本列島の太平洋岸沿いを縫うようにして関東に向かっている。

まずは、プチ知識。

今回の台風は、台風本体が最接近する時間よりも、6時間くらい早く、雨と風のピークがやってくる。

これが、大切な特徴なので要注意を。

台風はまだだから大丈夫と思っていると、それよりもかなり早く家の外は暴風雨ってことになる。

子どもの頃から台風が近づくとテンションが上がる。

生まれた場所は名古屋だから、伊勢湾台風で大被害があった話を両親や学校の先生から聞かされていて、台風の怖さを知っていたけど、どういうわけか台風はオイラのテンションを上げてしまう。

まあ、本当の怖さを知らないってことでもあるのかもしれない。

ずいぶん昔に工藤夕樹さんが主演で『台風クラブ』って映画があった。あの映画でも、台風は大災害ってイメージより、学校が休みになったり、いつもと違う非日常を体験できる楽しい機会って感じだった。

不謹慎極まりないし、今のように大人となっては、台風は警戒すべき気象現象なのだが、いかんね、やはり近づいてくると自然と胸躍ってしまう自分がいる。

人って、自分が災害に遭うなんて思っていないんだよね。

まさか、死ぬとは思っていない。

明日は夕方にライブがあるから出かけるのだけど、東京は台風が直撃。

電車は動くのだろうか。

てか、出歩いちゃいかんだろ。

それでも出かけちゃうんだよなー。

皆さん、くれぐれも台風に警戒を。

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2007年7月12日 (木)

壊れていく乗客たち

まあ、そんなこんなで、通常は30分程度で走る距離を、今朝の京王線は1時間もかけて走ったわけだ。

やってくる電車は、すべて超満員。乗るにも乗れない。扉が開くと、どっと人が出てくるのだけど、実際に降りる人は少なくて、ほとんどが入り口を空けるために出た人と、いったん降りて扉際に位置したい人たち。が、甘い、甘い。一度降りると、二度と乗ることができない。本来なら電車が来て人が減るはずのホームなのに、電車が着くたびにホームに人があふれてくる状態だったわけだ。

オイラの乗った電車は、その駅からの始発電車で、大混雑で入ってくる電車の合間に乗客なしでホームにやってくる涙ものの車両なのだ。駅に着いて、ホームから留置線を見てみたら、ちょうど新宿方面からの各駅停車が待機していた。少し待てば、こいつが始発電車として運転してくれるはず。その思惑通り、誰一人乗客を乗せていない電車が、ホームに入ってきた。

が。

電車は、一瞬のうちに満員御礼。

座れてよかった。

乗客が冷静にいられたのは、最初の30分くらい。

途中駅でさらに乗客が増えて、車内は身動き1つとれない状態となった。

すると。

「どうして足蹴るんですか?」

どこからか女性の叫び声がする。

満員の電車で他人の足を蹴っている人、何者なのだろうか。

そんな険悪な雰囲気が漂い始めると・・・。

「くっそー」

今度はオイラの前に立っている男性が、なにやらぶつぶつとつぶやき始めた。

「最悪だなー。勘弁してくれよー」

さっきまで黙って車窓を眺めていたおじさんである。

ただでさえ、殺気がみなぎる車内に響く低い声。

ぶつぶつ・・・ぶつぶつ・・・。

そのつぶやきは、誰もが心の中で叫んでいたことだが、声に出すとますますうっとうしくなる。

一歩間違えば暴動でも起きそうな雰囲気だった。

駅に着くと、すでに遅刻状態。今朝はいつもより30分早く家を出たが、会社に着いたのは15分遅刻だった。

それにしても、今朝の地震で運転規制をしていたのは、どうやら京王線だけだったようだ。他の路線は平常運転。京王線って、JRが台風でストップしても平気で走り続けるタフな路線なんだけど、地震には案外弱いのだろうか。

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「地震の影響で電車はただいま30分ほど遅れておりますが」

ここまでは理解できた。このあと…

「電車はダイヤ通りに運転しております」

どっちやねん(ノ>д<)ノ

電車は40分ほど遅延。各駅停車に乗ろうと思うが、そもそも来てくれない。

女性専用車両は中止。が自然と先頭車両に女性が集まる。この状態で突撃できる男は勇気があるなあ。

京王線が徐行するくらいの地震は久しぶり。震度以上に体感が強かった。

さて、そんな具合に記事を書いているうちにオイラは始発の各駅停車に乗車。もちろん座る。

留置線に回送電車が入ったから来ると思ったんだ。

のんびり屋さんの冷静な判断。時には役に立つね。

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2007年7月10日 (火)

さあ、生きるため戻ろう♪

そんな気分の火曜日。

オイラをご存じの皆様には、ご報告が。

以前より懸案だった引っ越しが決まった。場所は、神奈川県の湘南。徒歩数分で海岸に出る。さすがに部屋から海は見えないが、波音くらいは聞こえそうな場所だ。すぐ近くには、魚屋さんがあって、朝取れたての鯵を売っていたりする。豆腐屋が、できたての豆乳を売っていたりする。

いつかも書いたけれど、海の近くに住むのが夢だった。

サーファーとは縁がないし、そもそもオイラは金槌だが、海の近くが落ち着く。人間は、ここから生まれてきて、ここに去る。そんな生き物の原点みたいなのが、海なんだと思う。

心配なのは、津波なんだけど(笑)、幸い海とは反対側に逃げれば、小高い丘に登ることになる。

不動産屋さんで今日契約を済ませ、引っ越しの日程まで決まった。

引っ越し先では、今はADSLだけど、光ファイバーになるらしい。

うーん。すばらしい。

問題は、通勤。

新しい自宅から新宿の会社まで、歩きも含めて、およそ1時間半。

今は、45分程度だから、倍くらいになる。

起きれるか?

てか、帰れるか?(爆)

お世辞にも便利な場所ではないから、自転車を買おうと思った。海岸線をぶっ飛ばしてみたい。夕陽に馬鹿やろうって叫んでみたい(妄爆)

しかし、その前に無事にここを明け渡さねば。

敷金と礼金がかからないのが良い部屋だったんだが、逆に言えば、すり減った分だけ金を取られるってことでもある。いくらかかるのかなー(怖)

9月中旬の連休あたりに引っ越し予定。

新しい生活が始まる。

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眞鍋姉さん、バーチャルな恋バナはもういいからー(爆)

熱愛報道があっても、変わらぬ眞鍋姉さん。そんな姉さんが、好きです。

眠い目をこすりながら、朝ご飯のみそ汁をすすりながら、眞鍋姉さんにトラックバック。

さて、「みんなのうた」を物色している眞鍋姉さん、昔の曲もいいけど、最近の曲もいいのがそろっているよ。

オススメは、堀下さゆりさんの歌う「カゼノトオリミチ」。

オイラは、「みんなのうた」で流れるずっと前、まだCDになっていなかった頃からこの歌のファンで、何度も癒された1曲。「みんなのうた」バージョンでは、スタジオジブリのアニメをバックに流れる。これがまた、良いだわさ。

熱愛報道でお疲れ気味の眞鍋姉さんの心にきっとしみわたることでしょう。

youtubeに動画があったので、リンクはっておくね。

そんなこんなで、仕事いってきまーす。

(関連サイト)

眞鍋かをりのココだけの話

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2007年7月 9日 (月)

特にネタはないのだが

このエントリーは、「そらめく日々」の700本目の記事になる。

よく書いたなー。

これをもしも、原稿用紙の上に書いたと換算すると、いったい何枚分になるんだろう。

全部の記事を読もうとすると、何日もかかってしまいそう。

でも、たまに端から丁寧に読んでくださっている方もいて、ウレシい限り。

1000本書いたら、ココログ出版で本にしちゃおうかと、アホな野望を抱く今日この頃である。←妄想

今夜、BlogScounterのタグを右のサイドバーの下に貼り付けた。

ブログの影響力を測ることができるサービスらしい。

そんなもん測ってどうすんねんって気もしたが、新しいもの好きのオイラとしてはついつい後先考えずに登録して、貼り付けてしまった。

明日の0時から計測が始まる。今は「1」だけど、これから数字がどう上がっていくのか。それとも、1のままなのか(笑)

ほな、おやすみなさい。

(関連サイト)

BlogScounter

Blogの影響力を計測・分析できる「BlogScounter〜ブログスカウンター」(japan.internet.com)

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2007年7月 8日 (日)

寝る前に読むけど、寝る前に読むような本ではないかもしれない

何年か前に本屋で見つけて、読んだ。

『リストカット 誰か気づいてくれたら・・・』岡田敦(窓社)

著者のサイトにメールを送った人と、著者との対話。ある人は、自分がリストカットをしている高校生、ある人は、自分の娘がリストカットをしている父親、ある人は、恋人が自殺して残された女性…。

オイラは、リストカットをしたことがない。

不思議なことだが、男はあまりリストカットしないのだそうだ。そう言われてみれば、あまり聞かない。

実は、とても身近な人がリストカットしていた経験がある。その人の左腕は、目を背けたくなるくらいの鋭い傷跡があった。あっけらかんと、それを見せて、ほほえみ混じりで話す彼女。たまに、「血を抜いた」なんて物騒な電話をしてきたこともある。

残念ながら、自分が何ができるか、どこまでも分からなかった。

どうやら、死んでしまうことはあっても、死のうという確固とした信念があるわけではなさそうだ。

それでも、日が暮れると、切る、切る、切る。

かける言葉はあまりない。

でも、話を聞いてあげることはできる。傷と向き合うことはできる。

そんなときに、偶然出会ったのが、この本。

読んでみても、リストカットの意味はよく分からなかった。ただ、切りたいと思う感情にはやけに共感できた。

自分も、女なら、同じことをしていたかもしれないとも思ったし、同じことをしていないのは、男だからではなく、勇気が足りなかったからかもしれないとも感じた。

本の最後で、著者は、恋人に自殺された女性と対話している。

彼が死んでから3年経って、傷は癒えたか彼女に聞くと、彼女は、「いや、逆にどんどん重たくなって」と答えている。

忘れてはいけない、そう思っても、人は時間が経てば記憶を失っていく。

生きるのが、こんなに痛い時代。

自分は、それでも生きている。

しばらく読んでいなかったのだけれど、最近片付けをしていたら出てきて、再び寝る前に読みふける。あまり、オススメできない。

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2007年7月 7日 (土)

ジャニーズ版『必殺』は、いわゆる「必殺」とは別物

言ってみれば、ぬいぐるみと着ぐるみくらいの違いがあるだろうか。

今夜はめずらしくテレビを観た。テレビ朝日系列の『必殺仕事人2007』。

東山紀之、松岡昌宏、大倉忠義と、ジャニーズの面々がそろい、奇抜な殺し技で悪人たちを仕置きしていく。

必殺のようで、必殺じゃない。

中村主水の『必殺仕事人』が大ブレークしたのは、日本がまだバブル経済真っ盛りの頃。バブル経済と言えば、どいつもこいつもバブリーに金を持っていたように思えるかもしれないが、「過労死」って言葉が流行ったのも、やはりその頃。豊かなようで、さっぱり豊かさを実感できなかったサラリーマンたちの夢を一身に背負い、昼間は昼行灯、夜は、庶民の晴らせぬ恨みを晴らす仕事人というキャラクターに、人々は大喝采をおくったのだ。

あれから、日本はバブルが崩壊し、政治は混迷し、日本人はすっかり行き場を失っている。

景気は良くなったと言われつつも、今ひとつ豊かさを実感できないまま毎日をおくる時代に、再び帰ってきた仕事人たち。

でも、それぞれが抱えている背中が、今ひとつ軽く見える。ジャニーズだから、ジャニーズでしかないかもしれないが、東山演ずる渡辺小五郎も、中村主水をかっこよくしただけで、キャラは喰いたんとさほど変わらないような…。その他も、殺し技が奇抜だった以外は、いかにもステレオタイプの仕事人という印象を受けた。

悪人は、なかなか光っていた。が…。

佐野史郎の不気味ぶりは、なかなかキレている。あっさり殺されちゃったが、もっときれいに殺してあげればと思った。伊武雅刀の悪人ぶりも、もっといじりたかった。一般庶民が、こいつは殺して当然だと思わせるくらいやりたい放題やらせてあげてほしい。

「必殺」が創りにくい、演りづらい時代なのだと思う。

何が悪で、何が善なのか、分からない時代。

仕事人は、正義を背負いはしない。しょせん人殺しだから。でも、仕事人は、自分のポリシーとして世の中の善と悪を振り分けている。社会はアンタを生かすだろうが、オイラはアンタを許さない・・・そういう独特の善悪の基準みたいなものが、うんうんと納得できる。殺されて当然と納得する。殺されて、スカッとする。

社会が萎縮していては、こんなドラマは難しい。

ジャニーズでお茶を濁すしかない。

もっとも、それでもオイラは、「必殺」を観てしまう。その時代、時代の仕事人たちを吟味しながら、やはり、自分なりの「許せぬ悪」とやらを考えてみる。

ちなみに、中学生のとき「将来なりたい職業」は、仕事人だった(爆)

(関連サイト)

必殺仕事人2007公式サイト

(関連商品)

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最近、都市伝説が流行っているが…

左のサイドバーに「ビカムブログ都市伝説」のブログパーツを貼り付けてみました。それにしても、都市伝説の著作権って誰が持っているのでしょうか。都市伝説は暗黙の了解で著作権フリーなのかな。

ブログパーツをはるとブログが重くなるので、飽きたら外します。

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秋庭俊先生の妄想した「1−8計画」をもう一度つっこんでみる。

おそらく、「1−8計画」という実態は、存在しないのであろう。秋庭先生が、『帝都東京・隠された地下網の秘密2』を出版する際に、どうしても必要な妄想だったに違いない。江戸時代がどうだとか、お堀の下がどうだとか、そんな内容をいくら解説しても、収支がとれる出版物など不可能である。そういう意味では、出版に携わった出版社も共犯と言える。

「丸の内1丁目8番地」が、地下鉄千代田線建設の工事施行許可を申請したときも、許可を得たときも、現在の新住友ビルの付近だったことは前にも述べた通りである。

では、有楽町2−2は、どうだろうか。

前回紹介した『ガリレオの遺伝子』では、新住居表示の前後では、「有楽町2−2」の場所が変わっていないという注釈をつけていた。

が、調べてみたら、新旧住居表示で微妙にずれていることが分かった。

有楽町2丁目が新住居表示に移行したのは、昭和50年1月1日である。

Sn380018 これが、現在の「有楽町2−2」。ニュートーキョーがある場所である。秋庭先生は、どうやらこれが、新住居表示とそれ以前で変化がないと思いこんでいるようである。

実際に調べてみると、新住居表示以前、つまり「地番」だったときは、場所が違っていた。Sn380017

右の画像が、新住居表示以前の「有楽町2−2」である。この左に走る道路のさらに左側が、ニュートーキョーのビル。つまり、新住居表示の「有楽町2−2」なのである。

場所は、移行している。

もう1つ、おもしろい例を紹介しよう。

昭和44年5月21日付の建設省が営団に出した許可文書に、以下のような文章がある。

第1条 帝都高速度営団(以下「営団」という。)に対して道路を敷設することを許可した地方鉄道の路線は、次のとおりである。

(略)

千代田区日比谷公園地先から
同  区内幸町2丁目22番地先まで
    特別区道千第58ー2号  延長270メートル
千代田区内幸町2丁目1番1号先から
同  区霞ヶ関3丁目3番1号地先まで
    都道301号線     延長44メートル

上から順番に千代田線のルートに従い、住所が記されている。内幸町2丁目22番まで来た地下鉄が、突然内幸町2丁目1番1号までワープしている。

 

これ、何を意味しているのか。

実は、内幸町2丁目22番と、内幸町2丁目1番1号は、ほぼ同じ場所なのだ。

前者は、新住居表示以前の「地番」。後者は、新住居表示である。両者は、ほぼ同じ場所に位置する。内幸町の新住居表示移行は、昭和42年4月1日。この文書の日付では、すでに新住居表示である。新住居表示では、内幸町2丁目に22番地は存在しない。

この文書、微妙に間違っているのだ。

建設省が作成した公式文書がこんな有様なわけで、この文書の矛盾をいくら探し出しても、間違っているという結論以外に導きようがないのである。

そこで、有楽町2−2である。

確かに、千代田線のルートは山手線の内側だが、有楽町2−2は、新旧住居表示ではいずれも山手線の外側である。これ、地下網の秘密を暴く決定的な証拠として、いかがなのであろうか。

「有楽町2丁目2番地先から」・・・「地先」というのは、その土地からすぐ近くという意味。2丁目2番地先には、日比谷線の日比谷駅がある。これって、当時は千代田線も三田線も日比谷駅がなかったから、日比谷線の日比谷駅の「地先」を素直に書いているだけなんじゃないだろうか。

もう1つ、おもしろい文書の文言を紹介しよう。

昭和42年4月25日付の運輸大臣が営団に出した文書である。

都営路面軌道との関係について

綾瀬起点15K470Mにおいて都営路面軌道(桜田門〜虎の門間)の下を横断いたしますので、「地下鉄建設工事に伴う軌道の防護ならびに復旧工事の処理について」の東京都交通局長との覚書謄本を提出いたします。

そして、これは、『帝都東京・隠された地下網の秘密2』からの引用。

このような「広場」はほかに、銀座や赤坂見附、半蔵門などにもあって、こうした「広場」は、地下を走る都電で結ばれていたそうである。この都電の地下鉄を、営団地下鉄では「路面軌道」と呼んでいたのだという。(P256,257)

最近、秋庭先生の発想法にも慣れてきた。彼は、ボキャブラリーが豊富な人ではない。どこにも見たことのないような単語が出てきたときは、どこかの文書から無断で引用している可能性が高い。「路面軌道」はおそらく、上記の文書から「拝借」してしまったのだろう。

このような地下網を、一部の人々は「側道」と呼んでいる。しかしながら、首都高やモノレールの地下などは、いかがなのものか。(P262)

「側道」というのは、地上にある。例えば最近高架化された小田急線には、複々線の高架橋の脇に必ず地上の「側道」がある。都市計画でそう定められているからだ。モノレールにも、側道がある。こちらはあってもなくてもいいが、都市部を走るモノレールはルートの両脇に「側道」がある。高速道路も同じ。

おそらく、この「側道」という単語も、秋庭先生が何かの書物で見つけた言葉なんだろう。

千代田線のこの区間には、大手町、二重橋、日比谷の三駅しかないが、この一覧表には、もう一つ、馬場先濠駅がある。(P255)

まあ、おそらく秋庭先生が言いたかったのは、馬場先濠駅ではなく、馬場先門駅だと思うが、確かに『千代田線建設史』には、馬場先門駅が登場する。

千代田線には“国民に隠された”駅がたくさんあるって記事

今更ちゃかしても仕方ないので書いてしまうと、馬場先門駅は、二重橋駅の仮称なのだ。

おもしろいのは、こんな単純な話を、秋庭先生が書くだけでなく、その後を追うオカルト作家も真似して使うってことなのである。

こうやって、1つ1つ解明していくと、「1−8計画」という実像は、消えてなくなってしまう。

いったいマスメディアは、いつまで秋庭先生のオカルトに振り回されているのだろうか。確信犯なら、それもよかろう。でも、天然でマジに秋庭先生のしゃべっていることを真に受けているとしたら、ちょっと自分の脳みそを疑ったほうがいい。自宅に、意味不明の壺とか買っていないだろうか。価値がない絵画が何枚も倉庫に眠っていないだろうか。むしろ、そっちのほうが心配になる。

(関連記事)

ガリレオの遺伝子を読んだ〜日テレが秋庭俊先生の「1−8計画」をオカルト扱い

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2007年7月 5日 (木)

ささのはさらさら

ささのはさらさら
今日から東京都港区にある増上寺では、七夕祭が始まった。お昼には気温30度を超える真夏日、時折吹く心地よい風に、色とりどりの短冊が揺られていた。

7月7日は、晴れるのだろうか。眠らない東京では天の川があまりにも遠くて。織姫と彦星のロマンスも、ネオンと喧騒に消されてしまいそうだ。

今年も何事もなく平和な日々がおくれますように。。。

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2007年7月 4日 (水)

眞鍋姉さん、たらば1本くれー!!!

2キロもどうすんだよー。麒麟さんに食べてもらうのかい(爆)

ファンに先着10名様にかに足1本プレゼントとか。

それだけあれば、いろんな食べ方を試してみたい。

オイラは、マヨネーズでたらばの足にかぶりついてみたいね。

普段は不可能だもん。

つか、もったいねーよー(猛爆)

2キロあれば、そのうち1本くらいはマヨネーズでいっちゃうね。

そんなこんなで、酔っぱらってネットで買ってしまったたらばを自慢している眞鍋姉さんに、眠気を振り払いながらトラックバック。

たらば2キロを独り占め、うらやましい限り。

オイラは、ウニ1箱独り占めもやってみたい。

どんぶりめしに、たーっぷりウニをのせて、がおーって食べる。

死んでもいいね。

ウニも、たらばも、たんまり山盛りだったら、天界を突き抜けちゃう。

ああ…ボーナス出たら、何か食べよう。

眞鍋姉さんに負けず…って、勝つ必要あるのか?

酔っぱらいだぞ。

麒麟とお友達だぞ。

 
 

でも、たらば食べたい。

ぐーっとお腹を鳴らしながら夜が更ける。

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2007年7月 3日 (火)

『ガリレオの遺伝子』を読んだ〜日テレが秋庭俊先生の「1−8計画」をオカルト扱い

これは、日本テレビ系列で6月14日に放送された番組『ガリレオの遺伝子』を本にまとめたもの。「それでも地球は動いている」と唱えたガリレオ・ガリレイの仮説は、その当時、非常識で現実離れした仮説にすぎなかったが、今では誰もが認める定説となっている。そんなガリレオの遺伝子が息づく仮説を紹介しようという番組だ。

・・・って、まあ、そう書けばかっこいいけれど、要は、現代のトンデモ仮説を片っ端から集めて、垂れ流す、マスメディアが得意なオカルト番組である。

その中に、地下のオカルト作家・秋庭俊先生が「東京には極秘の巨大な『地下迷宮』が存在する!?」という仮説の提唱者として登場しているのだ。

ちなみに、その他にどんな仮説があるかというと、「誰でも死者と会話できる!?」「地球の内部は空洞で地底人が住んでいる!?」「人間の『魂』は存在し、その重さは21g!?」「誰でも太陽と水だけで健康に生きる『光合成人間』になれる!?」といったもの。

つまり、オカルトオンパレード。

秋庭先生は、どんな仮説を披露しているのか、ワクワクとページをめくってみたら、なんてことはない。いつものように、ネタの使い回し。

ほとんどが、『帝都東京・隠された地下網の秘密2』(新潮文庫)の「第6章 1−8計画」の焼き直しだった。

秋庭氏は、とあるルートで手に入れた『1−8計画』の公式文書の分析を中心に、その謎に迫っている。(P94)

「とあるルート」って(笑)

95ページにその文書とやらが掲載されていて、「『千代田線建設史』より抜粋」って書いてある。日テレさん、『千代田線建設史』は、図書館に行けば、誰でも閲覧できるってば。

実は、当時、建設省(当時)が発行した地下鉄敷設の許可文書に、千代田線のルートとして、「丸の内1丁目8番地先から有楽町2丁目2番地先まで」と明記されていたことを秋庭氏は見つけている。さらに、そこには翌年4月までの着工を義務づける覚書が添えられていたというのだ。(P94)

この文書には、「翌年4月までの着工を義務づける覚書」など添えられていない。

こう書かれている。

「営団は、工事施行の認可に附した期限内に工事に着手し、かつ、工事施行の認可に附した期限内に工事をしゅん工させなければならない」

この文書は、建設省が営団に対して、道路に地方鉄道を敷設することを許可した命令書で、この許可を受けて、営団はさらに工事施行の認可を建設省に申請しなければならない。なので、この文書の中には、いつまでに着工しろという内容はいっさい書かれていない。あえて、期限について書かれている項目をあげれば、「この許可の期間は、昭和51年11月9日までとする」との一文がある。いずれにせよ、着工云々という話ではない。

1966年(昭和41年)当時の丸の内1丁目8番地、すなわち『1−8』は、大手門前のパレスホテルあたりであった。(P94,97)

Sn380016 1966年当時の丸の内1丁目8番地は、パレスホテルの周辺ではなく、現在の新住友ビルのあたりである。この画像の周辺になるのではないかと。地下鉄大手町駅の出入り口がある。

パレスホテルは、区画が日比谷通りを挟んで向かい側にあたるため、秋庭先生の事実誤認と思われる。

Sn380015 パレスホテルは、内堀通りと永代通りの交差点の角に建っているが、実際には、日比谷通りと永代通りの交差点が「丸の内1丁目8番地」だった。

仮説を立てる初っぱなから、この有様だから、先が思いやられる。が、思いやられるどころではなかった(笑)

工事は計画書に従い、この位置から有楽町2丁目2番地を結ぶルートで進められた。ところが、このルートがほぼ完成していたと思われる1969(昭和44)年、新住居表示の法律が施行されたのだ。それによって、「丸の内1丁目8番地」は、大手門前から東京駅八重洲側に移転したのである。(P97)

大手町・霞ヶ関間の工事が着工されたのは、1968年(昭和43年)11月23日である。開通の目標は、昭和46年3月であった。1969年の段階で「ほぼ完成していた」という事実はない。

新住居表示については、完全な事実誤認である。

そもそも、新住居表示とは、法律で規定されているが、具体的な町名・番地までは法律では規定されず、それを決めるのは地元の区市町村、丸の内なら、千代田区である。

「住居表示に関する法律」が施行されたのは、昭和37年5月10日である。法律では、昭和43年3月までに実施するよう求めており、千代田区もそれに即した計画を立てたものの、実際には平成に入った現在でもすべて実施されていない。何故か?

住み慣れた町名が変わってしまうことに、激しく反発する住民がいたからである。

丸の内1丁目が新住居表示に移行したのは、昭和45年1月1日。有楽町2丁目は、昭和50年1月1日である。昭和44年の段階では、丸の内1丁目8番地は、旧住居表示の場所、つまり、現在の新住友ビルのあたりにある。

そして、その直後、建設省(当時)は最初に出した地下鉄敷設許可文書を変更。なんと、新しく制定された「丸の内1丁目8番地から有楽町2丁目2番地」へと地下鉄の敷設を命令したことがうかがわれる。つまり、完成間近であった旧「丸の内1丁目8番地」から造られたルートは、この命令によって、まったくの無駄になったのである。(P97)

この「変更」されたという地下鉄敷設許可文書の日付は、「昭和44年5月21日」とある。丸の内の新住居表示が施行されたのは、昭和45年1月1日だから、この時点で、「丸の内1丁目8番地」は、旧住居表示の場所である。工事は始まったばかりなので、何が無駄になったのか、意味不明である。

まあ、この本自体が、「ガリレオ仮説=オカルト仮説」という暗黙の了解があるから、それが事実であるかどうかは、どうでも良いことなのかもしれない。本の一番後ろには、こう記されていた。

この本で紹介した新仮説は、あくまで研究者(提唱者)独自の仮説です。一般的に事実と考えられている説と食い違う点があることをご了承ください。

つまり、最初から事実でないという前提から始まっている。心霊写真やUFO、悪霊と同じレベルで扱われていることが分かる。それなら、それでいい。むしろ、そういうネタの数々に、秋庭先生の仮説が入っているということがおもしろい。これまで、曲がりなりにもジャーナリズムだったはずの秋庭式の仮説が、ようやくオカルトとして定着してきたということだろうか。

「1−8計画」については、まだまだ矛盾がたくさんあるんだけれど、とりあえず今回はここまで。残りは、次の機会としたい。

(関連サイト)

ガリレオの遺伝子公式サイト

(関連書籍)

ガリレオの遺伝子(日本テレビ放送網)

帝都東京・隠された地下網の秘密2ー地下の誕生から「1−8計画」までー(秋庭俊著、新潮文庫)

・・・「1−8計画」の全貌は、この本が詳しい。

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2007年7月 1日 (日)

お引っ越しほぼ決定

P1010495_1 このたび、東京を離れることが決まった。

って言っても、会社は今まで通りだし、これまでと比べて通勤時間が30分〜40分ほど伸びるだけなんだけど、住所に「東京都」というエラそうな肩書きがなくなる。

ずっと、海の近くに住みたいと思っていた。

自分の最期を迎える場所は、海が見える場所だと思っていた。

いや、死のうとかって話ではなく、ずっと生活を営んで、骨を埋める場所を探していたような気がする。

さすがに、前にブログに書いたような、部屋から海が見えて、徒歩1分で海岸に出ちゃうような大胆な部屋ではないが、ほんの少し歩くと海に出てしまうような田舎町である。

まだお金も払っていないから、正式ではないけどね。

故郷がほしい。

それは、両親がいるとか、家族がいるとか、そんな話ではなく、帰る場所が欲しい。

できるなら、いっしょに歩む人が欲しかったが、あれもこれもってのは、贅沢だろう。

そのうち、空からキキがほうきにまたがって降りてくるかもしれない。

人は、海から生まれた。

だから、海に帰ろう。

難しいことは分からないが、小さな脳みそを振り絞って、オイラが出した結論は…

そうだ、海の見える町に住もう。

そんな単純な答えだった。

引っ越しは、9月中旬。

その頃には、夏の日差しが少しは優しくなっているだろうか。

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華原朋美さん、ゆっくり休養して元気になってほしい

「背信行為」「トラブルメーカー」「事務所の信頼を裏切る」「奇行続出」…とにかく、よくこんなに無茶苦茶書けるなあと感心するくらいの芸能誌の書きっぷり。

華原朋美さんが、所属事務所を解雇された話題。精神的な不安定から、薬物に依存して、仕事をキャンセルすることが相次ぎ、事務所が解雇を通知する。これ、別の芸能界だけではなく、一般社会で普通に起こる出来事だ。他人事ではないと思うし、こんな厳しい社会では、いつ自分も同じ境遇に会うか分からない。芸能誌で読むと、まるで自分とは別世界のように思えるかもしれないけど、起きている出来事は、とてもリアルなのだと思う。

華原さんは、小室哲哉さんとつきあっていた頃は、テレビで、豪快にお酒を飲んでいたりして、観ればすぐに「こいつ、アルコール依存だ」って分かった。天真爛漫な笑顔も、美しい歌声も、酒がパワーアップさせていたもので、彼女自身は、その現実に押しつぶされそうになっている。彼氏に依存できていた頃はともかく、支えがなくなれば、一気に壊れる。

一時期休養していて、仕事に復帰したのをテレビで観たりして、吹っ切れたような表情だから、もう大丈夫なのかなと思っていた。どの番組か忘れたけど、「もうお酒は飲んでいない」みたいなことを話していたので、断酒も成功しているのかなと、安心していたのだけど。薬に頼ってしまったのだね。

こういうケースの場合、薬で何とかなることはほとんどなく、カウンセリングやグループミーティングのような場を使って、時間をかけて心の安定を取り戻すことしかできないと思う。

華原さんのようなタイプって、根っから真面目で、でも、それなりのプライドはあって、そのプライドを支えるだけの能力も持っていたりする。だからこそ、彼女は芸能界で成功しているのだ。一方で、一度くじけてしまうと、尾を引くことが多い。単純にだらしないからとか、精神的に弱いとか、そんな単純なことでは解決できないのだろう。

おもしろおかしく書くのが、スポーツ新聞の仕事なのだから仕方ないけれど、もう少し何とかならんのかね。

強くならなくてもいいから、心の安定を取り戻してほしい。仕事は、華原さんのキャパを超えない程度でいいし、そういうマネジメントのできる事務所はないものだろうか。それと、薬物のことまでマネジメントすることは、事務所には無理な話で、基本的には家族が見守り、医師やカウンセラーとのコミュニケーションの中で解決するしかない。

一番やっかいなのは、新聞がこうしておもしろおかしく取り上げて、「薬物依存はトラブルメーカー」みたいな変なイメージや偏見が広まることだ。理由もなく、ただ心身が弱いというだけで、アルコール依存や、薬物依存になるなら、誰も苦労しない。むしろ、新聞記者のほうがはるかにトラブルメーカーとしての素質を持っていると思うのだが。

のんびりと、穏やかな、当たり前の毎日。華原さんがそんな日常を取り戻せるよう、何となく願っていたりするのだ。

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2分の1が終わり、残り2分の1という驚愕の事実

恐ろしや…。

だって、もう、7月1日なのだよ。ついこの間、桜庭・秋山戦に怒りながら正月を迎えたばかりだってえのに、もう、半年が過ぎてしまったのだ。

昔、小学生の頃、夏休みの期間は、今の感覚だと10年分くらいの長い感じがしていた。今は、声も発する余裕もないくらい、走馬燈のように過ぎ去ってしまう。

こうやって、人は年を重ねていくのだね。

先日、スタバの株主総会が開かれ、ようやく我が家に、株主優待のドリンク券が届いた。たった1株なんで、たった2枚なんだけどね。全国のスタバで、ドリンクを1杯無料。しかも、サイズ、種類、オプション自由。もう、カスタマイズし放題ってわけだ。

何を飲もうかなー。

配当は、わずか200円。

果たして、この200円に救われる日は来るのか(笑)

さて、もう1つご報告を。

長年、オイラが愛用してきたDynaBookがこのほど勇退し、サブマシンとして使っていたiBookをデフォルト機として格上げした。これで晴れて、純粋なMac使いである。グラフィックやWebについては、このiBookを活用していたのだが、普段のワープロやネットについては、Windowsを使っていた。

最近は老朽化が進み、どんどんキーボードのキーが使えなくなり、最近は「a」「n」を押しても反応しなくなり、ついに引退を決意した。購入して3年。まだ少し早い気もするが、昨年末修理の見積もりをしたら、7万円かかることがわかり、使えなくなった時点で引退させようと思っていた。

新しいウインドウズ機を買うことも考えたが、2台もノートパソコンを持つ必要もなく、Macくんがサブから標準機へと格上げとなった。

正直、今のネット社会は、Mac使いには制限が多い。このブログを書くのだって、Macだとめんどくさいことが多い。が、オイラはどうも、そういうウインドウズ帝国には反感も持っていたので、これを機にMac使いに統一することにした。

さてさて、今年残り2分の1。年の初めに立てた目標はほとんど進んでいない。

そのかわり、考えてもいなかった引っ越しの予定は立ちつつある。

詳しくはまた、後日。

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