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2007年5月19日 (土)

「参議院開設60周年特別参観」に行ってきた。

P1020627 またもや、国会議事堂にやってきた。前回は、5月3日、衆議院の特別参観だった。

「日本国憲法施行六十周年記念・衆議院特別参観」に行ってきた。(2007年5月3日)

日本は二院制の議会を持つ国。国会議事堂も、衆議院と参議院の区分けはハッキリしていて、前回の特別参観では、中央部分を除き、議事堂の左半分しか見学することができなかったわけだ。

今回は、衆議院では閉ざされていた中央玄関から堂々と議事堂に潜入できる。こんな機会はめったになってことで、再び国会議事堂へと向かった。

P1020632 これが、中央玄関の車寄せから、桜田門方面を眺めたところ。右手に、A型の警視庁が見える他は、丸の内のビルまで邪魔する景観は何もない。国会議事堂は、永田町の高台に位置していて、景観を非常に大切にしている建物だけれど、それにふさわしい展望なのだ。

P1020630 今回は、ここ中央玄関から議事堂内に入ることができる。

中央玄関の扉は、通常は“開かずの扉”。衆議院総選挙かあるいは参議院通常選挙の後、最初に開催される国会招集日に、議員が初めて登院するとき、扉は開かれる。国会の開会式に出席する天皇も、この中央玄関の車寄せに自動車で来て、この玄関を入る。その他、外国の元首が訪問したときにも、利用される。

威圧感のある丸い柱が印象的だ。

P1020638 ここが、中央玄関。真ん中の赤じゅうたんの階段を上がると、中央広間に至る。ちなみに、ここは中2階で、中央玄関が2階となる。中央広間からは、3階まで中央階段が続いている。階段を登り切ったところには、御休所がある。

議員は、選挙に当選して、まず最初にここで赤じゅうたんを踏む。

P1020645 赤じゅうたんの階段を昇ると、衆議院特別参観でも見学した中央広間。国会議事堂では、一番美しい場所だと思う。

何度来ても、ここで天井を見上げて、ぽっかり口を開けてしまうのは、何故だろう。普段は、中央玄関も、中央広間も、使われないから、暗いのだけれど、ここに来ると、議事堂が厳粛な場所だということに気づかされる。

中央広間から、中央階段の裏側へと回る。

P1020648 ここでは、大臣室と閣議室を見学。衆議院のときには、大臣室しか見られなかったけれど、今回は、左の画像にある閣議室を見ることができた。

閣議が行われるときは、まずは大臣室に集まり、報道陣の撮影が行われる。その後、隣の閣議室に移動する。閣議は公開されていないので、こうして目に触れることは珍しいかもしれない。

閣議室は首相官邸にもあって、国会が開かれているときは、国会内の閣議室が使われる。

続いて、3階へ。

P1020664 ここは、皇族室と御休所がある。

参観コースで最もにぎわう場所。御休所の前の広間には、人だかりができている。右の画像は、御休所。まあ、ざくっと言えば、国会開会式のときの天皇の控え室ってところだろうか。豪華絢爛な広い部屋の真ん中に、ぽつんと1つ椅子が置かれている。

参議院の見学ガイドによると、「この部屋の造作は檜を使い、本漆塗りになっています。天井から壁、柱、扉、敷物などすべてにわたって当時の建築や工芸の粋を集めたものと言われています」と書いてある。

P1020665 さて、御休所もすごいが、オイラが個人的に興味を引いたのは、足下にある大理石モザイク。図書館で議事堂のことを調べてみたら、議事堂では、中央広間と御休所前広間にこういうのがあるらしい。これ、我が国で初めての本格的なもので、色とりどりの六分角の大理石で全面をはめて見事な模様を描いている。使った石の数は、160万個に及ぶというから驚きだ。

議事堂は、石の博物館とも言われている。

P1020670 ここは、第一委員会室。主に予算委員会が開かれる場所だ。

予算は、衆議院が可決すると、参議院が例え可決しなくても、衆議院の可決から30日後に自然成立する。なら意味ないじゃーんということで、参議院不要論にもつながるわけだ。でも、参議院は、参議院なりに、自分たちの存在感を発揮しようと、予算を審議している。

P1020682 続いては、2階に降りて、参議院の議場へ。衆議院のときには傍聴席から議場を見下ろすだけだったが、参議院では議場に入ることができた。議員の名札がない空席が目立つのは、衆議院と参議院では議員の数が違うから。衆議院が480人に対して、参議院が242人。でも、議事堂の議場は左右対称に同じ大きさでできているから、空席が目立つわけだ。

P1020680 衆議院と異なるのは、議長席の背後に、「玉座」があること。ここは天皇専用の席で、開会式のときには天皇がここから「お言葉」を読み上げる。

衆議院にないのに、参議院にあるのは、参議院は戦前、「貴族院」だったから。傍聴席にも、天皇の専用の席があるのだけど、戦後ここで天皇が傍聴したという記録はないのだそうだ。

P1020674 他に衆議院と参議院で異なるのは、この電光掲示板。その日の会議の予定が一覧で表示される。

国会議事堂という同じ建物だけれど、守衛の制服も違うし、こうした細々とした設備も異なる。何だか、意味がないようでいて、やっている人たちにとっては大事なことなのかもしれない。

ちなみに、本会議の傍聴も、衆議院では議員の紹介が必要だが、参議院は先着順である。それは、通常の国会参観も同じで、衆議院では議員の紹介が必要だが、参議院は1時間に1回、個人参観者向けの案内をしてくれている。

開会式も参議院の議場で行うのだから、衆議院より参議院のほうが身近に感じたのは、オイラだけなのだろうか。

P1020684 次は、議長応接室。これも、衆議院にも左右対称に同じものがあるのだけど、参議院だけ公開された。議員運営委員会は、ここで開かれている。

現在の参議院議長は、扇千景さん。先日の新聞報道によると、今期限りで国会議員を引退されるそうだ。

最後に、参議院玄関から外へ。

参議院の職員の方々が、テントを張って、飲み物を販売していた。この辺も、衆議院とは異なるところ。「いらっしゃーい」というかけ声が響く。守衛さんの制服は衆議院のほうがかっちょいいけど、フレンドリーさは、参議院がいいかな。

日本には2つの議会がある…「二院制」を強く実感した特別参観だった。

参議院HP(PC用)

参議院特別参観について(PC用)

参議院HP(モバイル用)

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