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2007年1月の28件の記事

2007年1月31日 (水)

【秋庭俊先生応援企画】『帝都東京・隠された地下網の秘密』がトンデモ本って、マジっすか?2

沈黙の数ヶ月が過ぎた、昨年12月のある日。本屋の新刊コーナーに、ひっそりと秋庭俊先生の新刊が並んだ。それが、『大東京の地下99の謎』(二見文庫)であった。発売日は、12月25日とあるが、すでに12月初旬には本屋に積まれてあったと思う。が、発売日を過ぎても、秋庭先生本人から、本の発売を告げる言葉はなかった。ただ、公式サイトのトップページに、発売している旨と表紙の画像だけがひっそりと更新されていた。

この『99の謎』は、前作を上回る異様な形式で書かれていた。根拠なしに政府の陰謀論を煽るあたりは、秋庭先生ならではのノリだったが、地下鉄の制限速度がどうだとか、地下鉄のトンネルにもクーラーが効いているとか、地下鉄にも踏切があるとか、陰謀論とは何の関係もない、ただの地下鉄マニア向けの情報が混ざっているのだ。これまで、問答無用の秋庭式に慣れていたオイラたちには、正直言って、拍子抜けする内容だった。

と同時に、オイラは、この本を隅々まで読んでみて、あることに気づいたのだった。

秋庭先生は、自らの理論を貫き通すのに、壁にぶち当たってしまっているのではないか。

オカルトの大王のような秋庭先生に、果たしてそんなナイーブな側面があるのかどうか疑問だが、少なくとも秋庭先生は、この本を通じて、ジャーナリストとして、自らの理論に対して精一杯の軌道修正を行っており、その結果、余計に自らの理論に無理が生じてしまっているのではなかろうか。

例えば、「4 毎日新聞社が入るパレスサイドビル、地下6階の謎」である。

公表されていないが、実は、地下7階まであり、そこには、印刷部員のための大浴場があるという。真偽のほどは定かではない。(P20)

実は、このネタは、洋泉社発行の『帝都東京・地下の謎86』に初登場したネタである。このときは、「02◆パレスサイドビルの地下七階には大浴場がある」というタイトルだった。

パレスサイドビルには地下六階までしかないことになっているが、実は、このビルには少なくとも地下七階があって、地下七階には印刷部員のための大浴場があるのだという。(P16)

勘の良い人はもうお分かりだろうが、『86』では、地下7階のことを書いているのに、『99』になったら、地下6階が謎だといい、地下7階については「真偽のほどは定かではない」とおっしゃっている。

これは、オイラの妄想だが、秋庭先生はすでに、パレスサイドビルに地下7階がないことに気づいているのではないだろうか。それが取材の結果なのか、誰かが教えてくれたのかは分からない。ビルには確かに、社員用の大浴場があって、新聞記者もそこを利用している。でも、地下7階ではない。そんな、普通に調べれば分かるような事実に、秋庭先生はあっけなくぶつかってしまい、自らの主張の後退を余儀なくされたのではないか。

もう1つ例をあげてみよう。

『帝都東京・地下の謎86』の「03◆東京ドームの下には競輪のバンクがある」。

後楽園では以前、競輪が行われていたが、いまの区長はもう許可しないと明言している。にもかかわらず、東京ドームのグラウンドの下には、競輪のバンクが完成しているのだという。(P18)

「完成」というのがポイントである。

その後、昨年9月11日付で、秋庭先生の公式サイトの「近況報告」には、こんな文章が登場している。

文京区は競輪の復活に反対していますが、なぜか東京ドームの下には競輪のバンクが完成していて、この話は以前『地下の謎86』でも取り上げたので、ご存知の方が少なくないと思います。今回、東京都がオリンピックに立候補し、見事当選したあかつきには、この地下のバンクで自転車競技が行われるということです。これでツジツマが合ったのかどうか知りませんが、ここで問題なのは、すでにバンクは完成しているため、建設費はかからないということではないでしょうか。

やはり、「完成」というのがポイントである。

さて、ここまで押さえた上で、『大東京の地下99の謎』の「60 東京ドームの地下にある競輪バンクの謎」を読んでいただきたい。

競輪場の跡地には、日本初の屋根つきドーム、東京ドームが誕生した(1988年)。このとき、競輪場は消えたはずだったが、東京ドームが建設される際、その地下に競輪バンク(組み立て式トラック)もつくられたのである。(P141)

この項目全体で、「完成」という単語は、一度も登場しない。秋庭先生は、もしかして、競輪バンクが完成されたものではなく、組み立て式だという事実を、どこかの時点で知ってしまったのではないか。

そもそも、この話、そこにはかつて丸い地下構造があったらしい、だから上にも丸い建物が建ち、その下にもやはり丸い構造物がつくられた、こういうのを地下処理って言うんだよ、というストーリーがあるからおもしろいのであって、地下にあるものが丸くなく、丸くなる以前の部品が収納されているだけということになったら、おもしろくも何ともないし、謎でも何でもない。

秋庭先生は、どこやらのブログを読んでしまったのか、それとも誰かにこっそり教えてもらったのか、はたまた、綿密な取材力でそれを解明したのか、そこまでは分からないが、これまで自分が変なことを口走っていたことに気づいてしまったんじゃないだろうか。でも、今さら引っ込めるわけにもいかず、こうして無理な展開を残さざるを得なくなってしまった。

こうした軌道修正は、これまでの一連の著作でもたびたび行われた。その際は、修正しても話の筋は通ったものだった。その修正をしても、自分の結論を曲げる必要がない程度のものだったのだ。例えばそれは、『地下網』が洋泉社版から新潮文庫版へと変わるときにも行われたものだった。

ところが、今回は違う。事実にぶち当たってしまったことで、秋庭先生が言っていること自体、訳が分からなくなってしまっているのだ。

地下7階の話を始めたのに、地下6階が謎だと言う。競輪バンクは謎だと言っているのに、組み立て式で収納してあるという、別に何の変哲もない結論。

この本は、明らかに、何かが狂い始めていた。

(つづく)

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【秋庭俊先生応援企画】『帝都東京・隠された地下網の秘密』がトンデモ本って、マジっすか?

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2006年を振り返る【秋庭系地下ネタ編】

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バレンタインデー前だから?

バレンタインデー前だから?
今夜はusuライブだっていうのに、これから仕事が入っている。間に合わないかなあ。

三井ビル前でイルミネーション。今日は何の日だっけ?

午後6時に秋庭企画第2回をアップ予定。予約投稿だけどね┐(´〜`;)┌

ああ、忙しい(x_x;)

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2007年1月30日 (火)

【秋庭俊先生応援企画】『帝都東京・隠された地下網の秘密』がトンデモ本って、マジっすか?1

オカルト界に激震が走った!

2002年12月に洋泉社から発売され、今日まで、地下マニアのバイブルとも言われた『帝都東京・隠された地下網の秘密』。世に出るや、瞬く間に信者を増加させ、多くの国民が、「地下鉄は、陸軍のトンネルの再利用なのではないか」と疑うようになった。2006年2月には、新潮文庫版として、再び全国的な地下フィーバーを巻き起こした問題作。今や、秋庭俊先生と言えば、地下の権威。地下を巡る政府の陰謀と戦う唯一のジャーナリストとして、その名をとどろかせている。だが…。

洋泉社は、Webサイトで、秋庭先生の一連の著作を「トンデモ本・サブカルチャー」の分類に入れていることが発覚した。

何気ない発見は、もしかして常識なのか。『地下網』の発行元が、秋庭本を「トンデモ本」と認定?(「そらめく日々」2007年1月28日)

洋泉社Webサイト

洋泉社Webサイトの「トンデモ本・サブカルチャー」のジャンル検索

これまで、秋庭氏の著作は、ノンフィクションなのか、トンデモ本なのか、議論が分かれるところだった。オイラは、このブログで、何回も検証を行った結果、極めてトンデモ本に近いなという印象を持ちながらも、 「限りなく黒に近いけど」という限定付きで、グレーゾーンという判断を下していたつもりだ。いろいろなブログでも、数々の検証が行われたり、読後の感想が書かれていたりするが、「本当なのか?」と首を傾げる人は多いが、黒と断定する人は意外に少なかったのではないだろうか。

実際、昨年発売された新潮文庫版でも、必ずしも批判の声ばかりではなく、「おもしろい」と絶賛する声もあったことは事実なのである。

そんな矢先、秋庭系地下ブームの火付け役ともなった第一作目、その後も4冊の秋庭本を発売した洋泉社が、自ら「トンデモ本」を宣言してしまった。

世の中に、自分の会社が発行している出版物を、「SF」とか、「心霊」とか、「オカルト」というジャンル付をすることはあっても、「トンデモ本」というジャンルに入れることなんて、ありうるだろうか。そもそも、「トンデモ本」っていうレッテルは、第三者が与えるもので、自分で自分の書いた(出版した)本を、「トンデモ本」と表するって、何て自虐的なんだ。

オイラは、この数ヶ月を振り返ってみた。

秋庭先生の公式サイトにある「近況報告」は、昨年9月26日を最後に更新されていない。最後の更新は、こんな内容だった。

毎度、似たようなタイトルで恐縮ですが、『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密』(洋泉社/1050円)が明日27日、出版されます。東京駅周辺の地下の謎に迫った作品で、長い間、あたためていた企画がついに形になったものです。十分楽しめと思います。よろしく。

秋庭俊先生の公式サイト

そもそも、このときすでに異変は始まっていたのかもしれない。『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密』は、これまで洋泉社から発行された他の秋庭本とは、趣が異なっていた。この本の中で、秋庭先生が書いている箇所は、最後の章だけで、他の章は別の書き手が書いた、いわば共同執筆のかたちをとっていた。このため、信者からも批判的な立場からも、「電波不足」という感想が聞かれたのだ。

『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密』(洋泉社MOOK)を読んでみた(「そらめく日々」2006年9月28日)

これっきり、「近況報告」の更新はピタリと止まった。

長い間暖めていたのは、秋庭先生だったはずなのに、編集者も別の人物、秋庭先生はトリを務めただけだった。秋庭先生1人では持たない、という出版社側の判断だったのか。秋庭先生が書いた箇所以外は、「地下深いのはおかしい」「こんなところにあるのは疑問だ」と、首をひねるばかりで、それ以上踏み込まない。妄想ゼロ。秋庭本らしくない。

このとき、オイラは、ある妄想をした。

(1)秋庭俊先生が書いた内容では、本に説得力を持たせることができなかった。

(2)編集者が、この本を、「トンデモ本」にしたくなかった。

(3)「秋庭俊」の名前は、ただの客寄せ。

何かが変わったような気がした。

オイラは、このブログのアクセス数にも注目していた。この頃から、秋庭系地下ネタに関係するキーワードが、明らかに減ってきたこと、それと平行して、ブログ全体のアクセス数に陰りが見えてきたことに気づいたのだ。

秋庭系地下ネタでは、当時、30を越えるエントリーをアップしていた。いわば、オイラのブログの大黒柱だったのだ。

でも、オイラは、この時期に感じたのだ。

そろそろ、潮時かな。

オイラは、年内に秋庭系地下ネタに区切りをつけることを決意したのだった。

(つづく)

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【秋庭俊先生応援企画】『帝都東京・隠された地下網の秘密』がトンデモ本って、マジっすか?

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2006年を振り返る【秋庭系地下ネタ編】(2006年12月29日)

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2007年1月28日 (日)

何気ない発見は、もしかして、常識なのか。『地下網』の発行元が、秋庭本を「トンデモ本」と認定?

秋庭俊さんの『帝都東京・隠された地下網の秘密』は、新潮文庫版の前に、洋泉社という小さな出版社から発行された。今日、たまたま検索していたら、洋泉社のWebサイトでは、この本のカテゴリを、「ノンフィクション」ではなく、「トンデモ本・サブカルチャー」に入れていることが分かって、ある意味、そっちに驚愕した。

洋泉社さん、あんたたち、分かってんじゃんっ!!!!!!

えっと、これって、発売当初から?

ネット上では、この本をめぐって、「真実」なのか、「妄想」なのかって、散々議論になってきたんだよね。それは、「ノンフィクション」なのか、「トンデモ本」なのかって、そこが焦点だったと思う。で、てっきり洋泉社は、この本を、ノンフィクションのつもりで販売しているものとばかり思っていた。

ところが、今夜、洋泉社のサイトを見てみたら、『トンデモUFO入門』とか、『辛酸なめ子の千年王国』とか、『トンデモ本の世界』とかといっしょに、秋庭さんの一連の著作も並んで紹介しているじゃないか。

もう、この瞬間、秋庭本は、真実であるかないかは、基準から外れてしまって、おもしろいかどうかが、本の価値を決める基準になってしまう。オイラが、何十回にわたり検証してきた中身は、UFOがあるかないかを検証してきたのと同じことになるし、アホな討論番組で幽霊がいるかいないかで霊媒師とケンカしている直球勝負の大月さんとレベルが変わらなくなってしまうじゃないか。

そっかー。秋庭本は、トンデモ本かー。

そうならそうと、もっと早く言ってくれれば、よかったのにー。

てか、秋庭さんは、このこと、知ってるの?

いや、でもこれは、もっと裏読みして、「トンデモ本」ではなく、「サブカルチャー」だったりするんだろうか。

いやまてよ。実は、「トンデモ本」と思わせておいて、実は、政府の陰謀から逃れるための陽動作戦だったりするんだろうか…。

そんな、変な興奮を覚える週末の夜であった。

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男のピアノはかっちょいい

オイラが、男子の歌声を誉めることは、めったにない。やはり、オイラも男子であるからして、やはり、歌声を聴くなら、女子の美声に限ると思っている。

でも、男のピアノには憧れる。ライブに通い始めた頃、ピアノに憧れてしまい、だてにもなく、キーボードを買ってみた。初心者用の教則本を頼りに、毎日練習してみたが、さっぱり上達しなかった。でも、「いとしのエリー」をつっかえつっかえ弾いたつもりになることはできた。今ではほこりにまみれているけれど、やっぱり、ピアノが弾いてみたいと、憧ればかりが募る。

26日金曜日、仕事を終えて、高田馬場の四谷天窓.comfortへ。

天窓のスタッフ日記でもフューチャーしているけれど、2組目に登場した深山直樹さん。暗闇のステージから坊主頭で登場した彼は、どこかのお寺の住職っぽい。これまで最前列でカメラを構えていたカメラ小僧の皆さんも、一斉にカメラをしまい、お休みモード。そりゃ、そうだ。オイラも、こりゃまた、渋いのが出てきたなあとあっけにとられたのだ。

が、この人、すさまじく、甘い歌声の持ち主。その声は、会場の隅々まで行き渡り、空気を暖めてくれる。その風貌と、甘い歌声とのギャップが激しい。ゆったりと、まったりと時間が過ぎ、心地よい世界に引き込まれる。

かっちょいーっ!!!

こーゆー、男の弾き語りは、案外少ない。

そして、やはりというか、またかというか、この方、Webサイトを持っていないようである。「空」もそうだけど、穴場のアーティストに限って、出会いのチャンスは数少ない。慌てて、手元のフライヤーをめくってみたが、深山さんのは出てこなかった。

これだから、天窓は、ニクいし、やめられない。

さて、この日のお目当ては、この坊主ではなく、女の子中の女の子、松岡ヨシミ様

いつも、この子は、違う顔を見せてくれる。ベースのお兄さんを連れているかと思えば、今夜は、ピアノのサポートが登場。連弾したかと思えば、真っ赤なマイマイクを狂おしく握り、うっとりと歌い上げた。このところの成長株。すっかり天窓の顔となった彼女だが、まだまだ違った松岡ちゃんに出会えそうな予感がする夜だった。

そういえば、彼女の常連さんも、かなり増えた。逆ワンマンライブをしていたあの頃が懐かしい。

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2007年1月27日 (土)

徐々に復活の様相

今夜は、四谷天窓.comfortへ。ライブが終わって、エレベーターに乗り込もうとしたら、スタッフT様が出てきて、「お身体、大丈夫ですか」って。いやはや、本当に多くの方に、ブログを読んでいただいて、ありがたいものである。

おかげさまで、何とか、持ちこたえ、良くなりかけている。明日は、無理せず家に閉じこもり、洗濯して、養生しようと思う。

さて、ライブの話はまた明日書くとして。

今夜、たまたま、以下のブログを見つけた。

白井幹夫商店blog

1169395818 秋庭さんの最新の画像である。

生きていたのですね。

心配していたのですよ。

地下の話で盛り上がったそうですね。

そうですか。

秋庭さん、まだ、続ける気なのですね。

そうですね。

妙に、闘志が沸いてきました(笑)

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2007年1月24日 (水)

風邪ひいてまんねん&500本目のエントリー

今日、仕事先で話をしながら、声が変わっていくのを感じた。昨日、こりゃおかしいと思って、薬を飲んだのだけど、一歩間に合わずって感じだろうか。薬を飲むと、今度は眠くて、仕事が進まない。

重くならないことを祈る限りである。

ここんとこ、ブログを更新していないのだが、それは別館で更新しているせいでもある。

天使は舞い降りた

ようやく最終話まで書き上げた。

そして、もう一つ話題を。

このエントリーは、ブログ開設以来、500本目となる。

2005年5月から細々とスタートしたオイラの「そらめく日々」。ここまで来れたのも、いつも読んでくださっている読者の方々、そして、何より眞鍋姉さんのおかげである。心よりお礼申し上げます。

ま、500本といっても、普通に500本というわけで、明日から何が変わるわけでもない。オイラは、オイラなりに、次のネタを探して、書くだけだと思う。

次は、1000本?

それまで、ブログが続いているんだか、どうだか(汗)

気長におつきあいいただきたい。

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2007年1月22日 (月)

新国立美術館のグニャグニャした建物に戸惑い、東京の未来に不安を感じる月曜日

070122_124501_0001 なんじゃ、この波打った建物は…。これ、新国立美術館である。六本木に、1月21日にオープンしたばかり。外側だけじゃない。中身もすごいんだ。平日だってのに、レストランは長蛇の行列。待ち時間、計り知れず。中に入るだけならタダなので、見物客でごった返している。

見た目はこぢんまりしているが、国内最大の展示スペースを有する。いったい、このご時世に、どうして美術館なんぞ建てたんだろうって疑問は、どうやら野暮らしい。六本木には、ここ以外にも、六本木ヒルズに森美術館があり、さらにすぐ近くに3月30日にオープンする東京ミッドタウンにも、サントリー美術館が開館する。

日本人って、いつの間に、芸術好きになったんだ?

070122_132102_0001 こっちは、東京ミッドタウン。3月のオープンに向けて、着々と準備が進んでいる。旧防衛庁跡地の再開発。またもや、東京で巨大なオフィスビルが稼働する。会社って、そんなに増えているの? いや、会社が増えてるんじゃなくて、郊外にあった会社がどんどん都心に回帰しているんだろうね。それにしても、六本木は、六本木ヒルズから始まって、大江戸線が開通し、新国立美術館、さらに、東京ミッドタウンと、どんどん街の顔が新しくなっていく。

秋庭さん風に言えば、「なんだ、要するに工事ができればよかったのか」って話になる。実際、こんな狭い都心に、いったいいくつの巨大開発を押し込めたら気が済むんだろうと思う。いい加減、共倒れするんじゃないか。結局、ここに押しかけるお客さんも、最初は六本木ヒルズ、次は表参道ヒルズ、さらに、新国立美術館って具合に、あっち行ったり、こっち行ったりして、『あるある』で納豆を買いあさったのと同じように、振り回されているだけじゃないか。

070122_133301_0001 で、オイラは、今日、六本木ヒルズを見上げながら、ふと思ったんだ。

これを、秋庭系マニアのごとく“地下処理”で片づけるのは楽なことだが、もっと本質を見つめないと、オイラたちは、社会資本を投下するポイントのずれに気づかないでいるんじゃなかろうかと。

「なんだ、要するに工事ができればよかったのか」

コンクリートの更新期限は、何も地下だけじゃない。地上に乱立している建物だって、どこかで更新の時期が来る。実は、東京に建っているビルのかなり多くは、高度経済成長期に建ったビルである。建築基準法の新耐震基準は、1981年に適用になったので、それ以前に建設されたコンクリート建築は、阪神淡路大震災級の地震が来ると、倒壊する危険性が高い。実際、神戸では、旧耐震基準の建物が多く全・半壊した。

東京は、神戸以上に古い建物が都心に集積した都市である。でも、そのほとんどは、更新されることなく、補修に補修を重ねながら、今も使われている。

つまり、東京は、都市更新の時期を迎えているはずなのだ。

ところが、今、都心では、民間のディベロッパーが再開発をして、デッカいビルを建てて、金持ちが住むマンションを売る、公共的な機関が中心となって大型開発を仕掛ける、そんなことばっかり繰り返されていて、オイラたちが住む家は、昔のまんまなのである。もし、このまま、震度7の激震が東京を襲ったら…、おそらく、美術館と再開発ビルだけがそびえ立ち、その他はみんな潰れてしまうっていう変な光景になるんじゃないか。

070122_133402_0001 で、思うんだね。この街は、いったいどれだけ、そこに住んでいる人たちのことを考えてくれているんだろうって。

松本零士さんの漫画で『銀河鉄道999』ってのがある。星野鉄郎が999に乗り込む街は、「メガロポリス」ってところで、六本木ヒルズみたいなビルがいっぱい建っていて、その足下にはスラム街がある。最近、東京の再開発を見ていると、そんな光景が目に浮かぶ。少なくとも、オイラは、どんなに気張っても、あのビルで働くことはないだろう。

そんなことを考えていたら、あのグニャグニャしたガラス張りの建物も、これから稼働を始めようとしているミッドタウンも、堀江さんも村上さんもいなくなった六本木ヒルズも、都会の幻影のように霞んだ存在に感じて、少しぶるった。

「なんだ、要するに工事ができればよかったのか」

地下の妄想で使うからこの言葉は皮肉にしか聞こえないが、地上の現実で使うと、やけにリアリティーがある。

鉄郎が見上げるメガロポリス…オイラにはそれが、現代の東京に見える。

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2007年1月21日 (日)

納豆大好き人間の憂鬱、そして、「やっぱり、やらせかー」という皮肉なオチ

オイラの正月休みは、8日までだったんだけど、そのあと急に、世間から納豆の姿が消えたり、やたらと高く売られたりするようになった。原因は、テレビ番組だったらしい。フジテレビ系列、関西テレビ制作の『発掘!あるある大事典2』の1月7日放送分。納豆を朝と夜食べると、ダイエット効果があるっていう内容だった。

オイラはその放送を観ていなくて、スーパーから納豆が消えたのに驚いて、ネットで調べてみたら、usuも納豆がなくなったのに困っていたりして、テレビの影響だってことが分かった。

昔も同じようなことはあって、例えば、ココアだったり、ところてんだったり。しばらく、店頭から姿を消すのだけど、いつの間にかブームは下火になり、今、毎日真面目にココアを飲んだり、ところてん食べている人、ほとんどいないよね。結局、ダイエットって、何かを食べればできるって類のものじゃないんだよ。そんなことみんな、分かっているはずなのに、テレビで放送されると、熱狂的にハマってしまう。

オイラは、最初にこの話を聞いたとき、おかしいなと思ったんだ。

ダイエットは、有酸素運動しなければ、効果なし。…これが、『あるある大事典』の番組当初の基本だったような気がする。何かを食べれば、ダイエットになる。そういう単純な番組づくりをしていたとは、少しがっかりしていたのだ。最近の、この手の番組って、トラブルややらせが目立つよね。番組を観ながら、無理しているなって思うことが多いし。『あるある大事典』は、始まった当時はよく観ていたけど、最近、どうにも題材に無理を感じたり、ワンパターン化を感じて、ほとんど観ることはなかった。

で、ブログにそれを書こうかと思っていた矢先、今夜、こんなニュースが飛び込んできた。

視聴者の皆様へ(関西テレビのサイト)

案の定,、番組上のデータや専門家の発言は、ねつ造だった。今夜1月21日の放送は休止。おそらく、このまま番組終了という事態になるんじゃないだろうか。フジテレビの看板番組が、また1つ消える。

オイラは、納豆が大好きだ。ただ、自炊をしていないと、自宅で納豆を食べる機会があまりない。昨年、どっちかというと、納豆摂取量が少なかったと思うので、オイラは、今年のやんわりとした目標として、平均1日1個の納豆を食べようと思っていたのだ。その矢先、店頭から納豆が姿を消した。

納豆には、健康に様々な効能があることは、言うまでもない。熱狂的に納豆を食べまくっていた日本人たちは、明日からどうするつもりなのだろうか。まさか、ねつ造だったから、やーめたって、納豆を食べるのをやめてしまうのだろうか。

納豆、毎日食べたほうがいいよ。

痩せたい人も、そうでない人も。

全国納豆協同組合連合会

テレビもネットも、情報の真偽を判断するツールを貸してくれることはない。オイラたちは、自分の頭で判断して、行動にうつすことが大事だ。少なくとも、今回の番組は、ちょっと走りすぎているなって感じがした。そういうときは、一歩引いて、情報と向き合うことが必要だと思う。だからこそ、「なーんだ、だまされたよ」って、せっかく食べ始めた納豆を、あっさりやめてしまうのって、番組にあっさりだまされて納豆を食べ始めるのと、同じことを繰り返しているだけで、成長していないなと思うのだ。

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2007年1月19日 (金)

MEGA MACを上回る怪物

070119_110001_0001 毎日数量限定で販売しているMEGA MACを食べた。とにかく、デカい。オイラの入った店舗では、1日限定30食限り。夜には売り切れの札が出ているところがほとんどだよね。オイラは、午前中のうちにチャレンジした。まあ、何てことはない、ビッグマックの肉が倍になったってことね。

あまりのボリュームに、手の中でばらけてきてしまう。両手をソースまみれにしながら、むさぼり食う。マクドナルドのハンバーガーを食べるのは、たぶん、数年ぶりになる。意外に美味いなあ。かつて食べたときには、ひどいハンバーガーだなあーと思ったけれど。たまに食べるから、美味しいのだろうか。

こうして写真になると、それほどボリュームを感じない。正直、最初に手に取った感触は、ビッグマックとあまり変わらなかった。

さて、オイラは、こいつを遙かに凌駕する化け物バーガーを知っている。

070118_114401_0001 何と、肉のボリュームは、180グラム。東京ドームシティにあるHumpty's Gardenというハンバーガーショップである。その名も、スタジアムバーガー。でーんと肉が自己主張しているが、その上には分厚いベーコンが、チーズの布団に横たわっている。

あまりのボリュームに、最初の一口が、口に収まりきらず、パンの端っこをかじるのみである。出来れば、ナイフとフォークを用意してほしい1品。が、ナイフどころか、用意されたのは、特大サイズのケチャップとマスタード。このケチャップが、ほとんどアメリカのB級コメディで、ギュッと押したら隣の席のおばちゃんにケチャップがべちゃって、あのさむーいギャグが実践できそうなくらいの、デカい容器で登場。実際、ギュッと押すと、どぼっ、どぼって、四方八方へケチャップが飛び散る。

食うほどに、肉!肉!肉!肉!肉!

オイラ、こんなものばかり食べていると、たぶん、脳の血管、詰まると思う。

こちらは数量限定ではないので、MEGA MACに出遅れたあなた、ぜひ、東京ドームでお試しあれ。

死んでもしらんぞ。

 

さて、今夜は、仕事がうまく進まず、ようやく終わって、パソコンで拝郷メイコさんところの昨日の日記をのぞいていたら、

「明日は…お相撲さんと亀さんの間で。綺麗な糸をたぐって行こう」

とある。

錦糸町じゃん!!!

拝郷さん、一応、路上ライブの場所を示す暗号らしい。15秒程度で解けた。

めっちゃ簡単だったので、すぐに会社を飛び出し、丸ノ内線と半蔵門線を乗り継ぎ、錦糸町へと向かった。

070119_212301 夜が更けた錦糸町南口。寒風吹きすさぶ中、駅前広場に響く歌声。

うっとりと聴くカップル。絡む酔っぱらい。物思いにふけるおじさん…。

今夜も、彼女の声は、オイラの心の奥深くに突き刺さって、キュンとしたり、ほんわかしたり、静かにしみわたっていたり、なびいたりしていた。

1週間、ちょっと頑張り過ぎたかな。

まだ、1年も24分の1が過ぎたばかり。まだまだ、先は長いというのにね。

週末、ゆっくりと眠り、だらしなく過ごそう。それがいい。

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2007年1月18日 (木)

1日遅れで語る、1月17日、阪神淡路大震災から12年の月日

その日、オイラは、今の会社に入るちょっと前で、採用試験を受けたあと、内定の電話を待っているときだった。朝、いつものように、ぐーたらと寝ていて、けたたましい電話の音に起こされた。

「もんち、今すぐ、テレビつけて!」

大学時代の友人からの電話で、オイラは、眠い目をこすりながら、テレビをつけた。

そしたら、テレビ画面には、巨大な高速道路が横たわっていて、ヘリに乗ったアナウンサーが、興奮した声で、その様子をレポートしていた。

!!!!!!!!!

驚いたってもんじゃない。友人は、大学時代の同級生に電話してみたが、つながらないと伝えてくれた。

神戸で、激震。震度は7。

オイラは、大学時代、京都で過ごした。神戸は、オイラが最もあこがれた街だった。住むのなら、こんな街に住んでみたかった。思い出の場所もたくさんあった。大学時代の研究テーマは、都市問題で、神戸のまちづくりは、オイラたちのお手本でもあった。

世界観が丸ごと崩れていくような感覚。

6000人を越える死者。

それから、数日後、オイラは、今の会社の採用が決まる。

あれから12年。オイラにとって、阪神淡路大震災は、すべての原点なのかもしれない。

今でも、ふと後ろめたさに襲われることがある。どうして、あのとき、神戸に駆けつけなかったのか。就職試験の採用通知を待っていたからだが、そんなことを振り払って、現地に行き、自分にできることをすべきだったんじゃないか。あと1人、もう1人、助けられてんじゃないのか。

今さら振り返っても、仕方ないけど、今でも、あの瞬間、東京に踏みとどまった自分に対する罪悪感は、残されたままなのだ。

阪神淡路大震災から12年。オイラは、今の職場で、できることは尽くしたつもりだ。が、あれから、ずっと、今でも、引っかかっているのだ。

今、何をすべきか。今、自分がすべきことは、これなのか?

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2007年1月17日 (水)

またもや考えてみる、2007年、「強い」の意味を

お正月から、このネタで投稿するのは、もう3度目になる。1度目は、1月2日の「2007年『強い』の意味を考えてみる」、2度目は、「再び考えてみる、2007年、『強い』の意味を」。いずれも、昨年の大晦日にあったK1 Dynamite!の秋山vs桜庭戦に触れたものだった。

前回、不正が明らかになった秋山さんについて、「再戦どころか、永久追放してもいいくらいだ」なんて書いたが、今日、K1を主催するFEGの谷川貞治代表が会見で、秋山成勲さんの無期限出場停止を発表した。永久追放ではないが、もう秋山さんのピカピカの筋肉を見ないで済むなら、大変喜ばしいことだろう。前回の会見で、秋山さんの失格と、ファイトマネーの没収という処分が下ったというのに、どうして今さらぶり返したのか、そこがよく分からない。

FEGのサイトに、記者会見の模様がレポートしてあった。

谷川代表は、「現行のルールでは厳罰処分などの取り決めはないのですが、我々も審判団を含めて深く反省して、他のスポーツとも照らし合わせながら厳しいルール作りをしていかなきゃいけないと思っています。選手の皆さんに関してはこのルールのもと、さらに切磋琢磨していただければと思います」と話した。

つまり、新たな厳罰処分として、「無期限出場停止」という処分を加え、秋山さんにまで遡って適用した、という意味なのだろうか。

会見の模様を読んでみて、桜庭さんのサバサバした様子が印象的だった。

桜庭さんは、全盛期があまりにも強烈すぎて、最近は試合のたびにファンや周りが過度の期待をかけすぎているなと思うことがある。今回も、秋山さんに勝てるのかというと、どうなのかなあという目で試合を見始めたような気がする。でも、一番乗っていて、K1が押している秋山さんを、桜庭さんがどうやって追いつめるんだろうかというワクワク感というか、ドキドキ感があったような。勝てるか、勝てないかではなく、決着がつくまでの勝負に一番期待していたと思うんだよね。

だから、一種、異様な雰囲気で試合が進み、へんてこりんな結末に至ったのは、大晦日、あと少しでカウントダウンってときに、あまりにもムゴいと思った。

しかも、試合の終わったあとの秋山さんの態度は、格闘技をやる人として、ふさわしいとはとても思わなかったし、立ったまま殴り続けておいて、「柔道は強い」という意味不明な発言まで残されては、その会場で試合を見守った子どもたちに失礼だと思った。

今日の会見の桜庭さんを見て、

ああ、桜庭さん、強いなあ。

って、心底思ったんだ。

あんなことがあって、冷静に格闘技の将来を思える人なんて、そんなにいるのだろうか。再戦してリベンジマッチって、普通は思う。桜庭さんの言葉が印象的だった。

「やっぱり、プロとして、子どもたちにも夢を持ってもらえる仕事だと思うので、その辺をしっかりしてもらいたいです」

この問題って、再戦して、決着をつける、つけないという問題ではないのだと思う。どちらも正々堂々と戦っていたのに、どちらかが怪我をしてドクターストップになったり、審判がミスをして試合が成立しなかったならともかく、秋山さんサイドが一方的に不正を犯して、試合が成立しなかったのだから、これはもう、最初から秋山さんの「負け」。強い、弱いという以前に、スポーツマンとして、秋山さんは負けてしまったのだ。だから、とっくの昔に決着はついているんだと思う。

大人たちの世界にも、子どもたちの世界にも、いじめが蔓延している今日、今回の出来事は、1つの問題提起を残してくれたと思う。

「強い」って、どういうことだ?

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2007年1月15日 (月)

あれは確か、「不二家」のレストランに違いないと思うんだけど、記憶が定かではないんだよね。

今日、昼間、銀座近辺をブラブラしていて、お腹が空いたので、ランチを食べようとお店を物色した。が、あいにく、平日のお昼時とあって、どこも満員。オイラは、並ぶのが苦手な人間なので、どこか空いている場所はないかとウロウロした。

070115_131202 数寄屋橋の交差点を通りかかったとき、不二家を見つけた。1階の店舗は、例の不祥事で閉店中。シャッターが閉まっている。シャッターには、「お詫び」の文書が貼られていた。新聞で、このチラシを眺める人たちの写真を見た覚えがある。よく読むと、レストランは通常営業をしていることが分かった。

この店舗の2階がレストラン。よっしゃ、ここでお昼を食べようと、階段を上った。

ん?チャレンジャーっすか? だって、不正があったのはシュークリームで、レストランの食材とは関係ないもんね。ただ、今日の会見では、社長が「組織の体質」みたいなことをおっしゃっていたので、果たしてどうなんだか。

案の定、店内はガラガラ。お昼時真っ直中なのに、客がまばらである。

オイラは、ハンバーグステーキランチを頼んだ。とろける半熟玉子がのっかっているし、フライドポテトが山のように積まれていて、崩れそう。もちろん、ハンバーグは、フォークで切ると、中がとろりとしていて、肉汁たっぷり。美味しいね。まあ、当たり前だよね。

従業員さんは、とてもしっかりした応対をするし、礼儀正しい。あんな事件がなければ、そこいらのファミレスよりはるかに評価が高いんだろうけど。

食べながら、オイラは、少しデジャブを感じた。

不二家のレストラン、昔、子どもの頃に、母といっしょに食べに来た覚えがあるんだ。

その日、オイラと母は、近鉄特急で鳥羽に向かっていた。宿に着いて、のんびりして、母が自宅に電話すると、自宅が火事で消防車が何台も来たという話を聞いた。驚く母。宿に事情を話して、急遽、夕方の近鉄特急で逆戻り。夜遅く、名古屋駅に着いて、結局、ぼやで済んだこと、火元は隣の住宅建設の火花だと分かった。

けが人もいないし、燃えた箇所もほんの少しだから、母は、ご飯を食べて帰ろうと言った。

その日、オイラは、初めて、不二家のレストランに入ったような気がする。だって、入口にペコちゃん、いたもの。

気のせいかな。

「何でも食べていいから」

やけに母が優しく微笑んでいた。ぼやなのに、大丈夫なのかなーって、オイラなりに心配していたのだけど、母はやけに余裕だったな。

そのとき、オイラは、ビフテキを頼んだ気がする。

店内には、同じような家族連れがたくさんいた。暖かくて、いい臭いがして、みんな幸せそうに微笑んでたような気がした。

今日、ハンバーグにかぶりつきながら、ふと思い出していた。

 

ところで、明日の午後からココログのメンテナンスで、ブログの更新ができなくなる。次の更新は、早くても17日夜になる予定である。メンテナンス中は、コメントやトラックバックもできなくなる。

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2007年1月14日 (日)

2日間連続でライブに浸るのは、久しぶりなのかもしれないし、金曜日の偶然を含めると3日間連続なんだね。

土曜日は、四谷天窓.comfortで、誕生日を迎えた谷口深雪さんと、お友達の木下直子さんのツーマンライブ。昨年に引き続くお誕生日ライブである。

この2人、『Piano&Woman Episode03』という、ピアノ弾き語りばかりの歌姫ばかり集めたコンピレーションアルバムで出会った仲である。アルバムが発売されたのが、今からちょうど3年くらい前。2003年12月のことだった。そらめく.comで紹介しているusu、松岡ヨシミさんも含め、オイラがライブに頻繁に通うのは、このアルバムつながりの人が多い。

出会った頃は、2人とも、まだ駆け出しの感じが漂っていて、ファンも少なかったし、どことなくぎこちなかったような気がする。ライブをこなすたびに、2人のファンは増え続け、今ではおそらく、天窓で1,2を争うくらいの動員力を持つアーティストにまで成長した。こんなところで唄わせておくにはもったいない。そんなことを感じつつも、結局はここに帰ってきてくれる2人に感謝したい今日この頃なのである。

仲良し同士のライブには、和気あいあいとしたムードと同時に、どことなくなれ合いのようなものも感じるが、谷口・木下組のライブには、中途半端ななれ合いがない。仲良くしていても、いったんピアノに向かった彼女たちは、その瞬間、孤独にライブに没頭しているし、自分のすべてを出し尽くす。2人は、似たもの同士でもあるが、共鳴しあうだけでなく、それぞれのスタンスを尊重し、独自の世界を守る。

ライバル同士ってことなのだろう。

木下ちゃんは、谷口ちゃんを、“茶飲み友達”と称していたけど、そういう距離のライバルと、ずっと仲良くいられることを、オイラは心底、うらやましく感じた。

さて、今日、日曜日は、comfortからフロアを2つ降りた場所にある四谷天窓。

お目当ては、金曜日に下北沢で偶然の再会を果たした拝郷メイコさん。予定には入っていなかったけれど、下北沢で、今日天窓のライブがあることを告知していたので、急遽、予約を入れたのだ。

彼女は、以前にCDを買ってくれた人の顔や名前を覚えていてくれたり、会場で話しかければ気さくに答えてくれるアーティスト。でも、笑顔の彼女は、ステージにのぼったとき、とことん、自分のスタイルにこだわっているのが分かる。ギターの弾き方、歌い方、水の飲み方に至るまで、すべてが彼女の世界。

彼女の繰り出す歌の世界は、素朴で忘れてしまいがちな、当たり前の日常の幸せを教えてくれる。恥ずかしくて、普段は面と向かって言えないような、「好きです」「ありがとう」といった大切な言葉を、彼女のライブが終わったあとは、惜しげもなく言えるような気がするし、そんな勇気がわいてくる。

で、たぶん、オイラがこれまで出会ったアーティストの中で、

たった1曲で30歳過ぎたおっさんを泣かしてしまう女

…ってのは、後にも先にも、拝郷メイコさん、ただ一人である。

特に、アルバム『ソイトゲヨウ』に入っている同名曲「ソイトゲヨウ」は、どうしようもなく泣けてしまう1曲だ。

何度聴いても、もう一度聴きたいと思う。

自分が死を迎える瞬間、自分の手を握ってくれて、自分の視界で微笑んでくれる、大切な人のことを考える。笑って、その人に、「ありがとう」と言える。当たり前の現実を、数え切れないほど積み重ねて、たくさん幸せになろうと思う。人間にはいろんな人生があって、早く死んでしまう人もいれば、長生きする人もいるだろう。生きる価値って、長いか短いかではなくて、結局、最後に誰にそいとげられたか、ということなんじゃないだろうか。

“ソイトゲヨウ”……とても大切な言葉が詰まっている。

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2007年1月13日 (土)

土曜日の平和な昼下がり

最近、オイラんちの洗濯機が壊れて、わざわざ買い替えるのもめんどくさいから、年が明けてくらいから、毎週1回、コインランドリーに通っている。

東京に上京したとき、数ヶ月使ったことがあるけど、それ以来になる。最近は、洗剤が自動的に入るようになっていて、わざわざ小型の洗剤を自動販売機で買う必要もないのだね。暖かい水も出るし、殺菌もしてくれるし、便利な世の中になったものだ。

今日も、朝…というより、お昼に起きて、洗濯物をかき集めると、コインランドリーに向かった。歩いて、10分少々の場所。東京では少なくなった銭湯である。洗濯機に衣類をぶち込んで、あとは34分間待つ。…といっても暇だし、お腹が空いたので、近くの回転寿司へと向かった。

お昼時を過ぎて、店内は空いている。

オイラは、しめ鯖とかたまご(今日はサービスデーで1皿99円)、はまち、エンガワなど、安い皿を次々と片づけていると、お店の奥から、男の子の声が。

すいませーん。

大トロ、さびぬき~!!!

 

 

な…なにー?

大トロだー?

さびぬきだー?

や、山岡くん、これは、どーゆーことか説明してくれたまえ(美味しんぼ風)

少年は、お父さんとの親子連れで、小学校高学年くらいだろうか。

オイラは、子どもの頃、マグロにトロがあるなんて、知らなかった。嘘みたいな話だが、子ども時代のオイラの大好物のネタは、玉子と穴子である。お寿司屋さんに連れて行っても、安上がりに済む子どもだったのだ。マグロは赤身が当然。その他のネタとしては、イカとエビ、カッパ巻きくらいしか知らない。

生まれて初めて、寿司ネタとして、ハマチを食べたときは、いたく感動した。光り物は、天ぷらとかフライにして食べるものとばかり思いこんでいた。まして、ヒラメとかサバとか、鯵とか、鰯とか、そんなん生で食えるのかーっと、むしろ、食べるのをイヤがったくらいである。中学生のとき、生まれて初めて、一人旅で北海道に行ったとき、ウニといくらを生まれて初めて食べた。このときの感動は、忘れられない。

魚介類って、生で食べてもいいんだーっ(涙)

070113_134501 あ、話がそれたが、オイラも男である。「さびぬき大トロ」を目の前でパクパク食ってるのを見て、黙っていられるわけがない。しかも、このガキ、箸を使わず、手で食べている。

お、お前、食通きどりかーっ!!!

すかさずオイラは、震える声で注文した。

大トロ、わさび、たっぷりでっ!!!!!

板前の手渡してくれた大トロを、ペロリとたいらげる。

美味いね。

そりゃ、そうだ、大トロだもんな。

値段は、玉子の6倍もする。

さすがだよ。

くーっ。

美味すぎて、今日はやけに泣けるぜ(T_T)

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2007年1月12日 (金)

偶然の下北沢

今夜、仕事がかなり手こずって、午後8時過ぎにようやく片づけて、会社を出た。忙しかったので、昼ご飯も食べていないことに気づいて、オイラは、小田急線に乗り、下北沢に向かった。

で、たまに向かうお店でご飯を食べて、満腹で店を出て、下北沢の駅を歩いていると…。

駅前の広場に、ギターの調律をしている女性がいた。

ん?

どこかで見たような顔だから、よーく顔をのぞいてみると、オイラが見慣れた顔だと気づいた。

拝郷メイコさん。

オイラは、アルバムを2枚持っているし、マキシシングルも何枚か持っている。

特に、大好きなのは、「ソイトゲヨウ」。

これは、歌を聴きながら、泣いてしまう。

せっかくの偶然の出会いなのに、最後の1曲を唄うところだったらしい。

その曲は、「メロディ」。

歌い終わったあと、拝郷さんは、少し悩んだ顔をして、「もう1曲」と。

最後の曲は、「家路」

これも、アルバムでしか聴けないけど、いい曲だよ。

もう1年ぶりくらいだろうか。オイラが忙しくなって、ライブもご無沙汰していた。最近は、読売新聞のCMソングなんかも歌って、有名になってきた。

ずっと前、アルバムやシングルを本人から買うと、サインをしてくれて、ちゃんと名前を覚えてくれているんだよね。

この人も、CDで聴くより、ライブで聴いた方が格段にいいし、感動する。

生の歌声が、冴える。

久しぶりの生歌に、短い時間だけど、酔いつぶれた。

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2007年1月11日 (木)

再び考えてみる、2007年、「強い」の意味を

今年の1月2日、オイラは、「2007年、『強い』の意味を考えてみる」と題して、エントリーを挙げた。大晦日のK1 Dynamite!の秋山vs桜庭戦はテレビで観戦しており、そのときに不自然さを感じて、記事を書いたのだが、秋山さんに不正があったかどうかは、疑問を持っている程度の表現にとどめた。

今日、K1サイドが記者会見を開き、秋山・桜庭戦について見解を発表したので、このブログでも紹介しておく。

秋山成勲vs桜庭和志戦の裁定に関する経過報告(K1オフィシャルサイトから)

①経緯
2006年12月31日(日)、京セラドーム大阪で開催された『FieLDS K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』のメインイベントで行われた秋山成勲vs桜庭和志の一戦は、1R5分37秒TKOで秋山選手が勝利を収めた。しかし、試合直後(正確には試合中よりアピール)から桜庭選手より、「タックルに行った際、秋山選手の体が異常にすべる。体に何か塗っているのではないか?」という強烈なクレームが入り、試合後「HERO’S審判団」に対して書面で正式な抗議、再検討の要請があった。
また、スポンサーサイド及びファンの多くから、試合中に秋山選手が使用していた右手グローブにあるべきはずの「EDWIN」のスポンサーロゴが消失している。従い、本来主催者が用意したグローブとは違うものを使用して試合を行ったのではないか?と言う問い合わせが多数あり、この件についても合わせて検証することになった。

②審判団ミーティング
 1月7日(日)、1月8日(月)に審判団が集まり、当日TBSやオフィシャルカメラが収録した映像(バックステージを含む)を見ながら検証。また、1月10日(水)秋山選手とセコンドを集めて事情聴取し、審判団としての処分、対応を決定→主催者である「Dynamite!!実行委員会(FEG及びTBS)」に報告した。

③検証結果 ~グローブ疑惑について~

(1) Dynamite!!第4試合後の休憩後にバンテージ・チェックした秋山選手とセコンド(門馬、山田両氏)が競技役員室にグローブを取りに来たので、審判 団のグローブ係・田沢競技役員より主催者が用意した「EDWIN」のロゴ入りのグローブを渡す。秋山選手は2Lか3Lか迷っていたが、実際にはめてみ    て3Lを選んだ。バンテージは主催者が支給した範囲のものであれば、ルール上いくら巻いてもOKだが、秋山選手はこの日多く巻いていたので、2Lでは入らなかった。→特に問題なし。

(2) 控室の映像でグローブを支給された秋山選手が須藤選手の試合あたりで控室に戻ってきているところが確認されている。その後、秋山選手ははめてていたグローブをはずして、秋山選手が用意したベッドの横に置いている。 この時、ロゴは両手とも確認。バンテージにも、審判団がチェックしたサインがあることを確認。→特に問題なし。

(3) Dynamite!!第8試合後の休憩後に秋山選手がウォーミングアップ・ スペースに登場。この時の映像を見ると最初チェックしたサイン入りのバンテージをはめた秋山選手がウォーミングアップをし、その後支給されたグローブをつけてミット打ち→寝技のスパーリングを行っている。
映像ではミット打ち、スパーリング中に秋山選手の右手の「EDWIN」        のロゴがどんどんはがれていくところを確認。スパーリング途中では、完全に右手のロゴがはずれてしまっている。→秋山選手が故意にグローブを変えた形跡はなく、問題なし。

(4) ウォーミングアップ終了後、そのまま汗をかいた秋山選手に対し、審判団のグローブ係、岸名審判員が入念にグローブチェックをし、問題がないということで、赤いテープをそれぞれの手首に巻き、検印を押していることを映像で確認。→この時、審判員は右手のロゴがないことを見逃しており、審判員のミスが発覚。本来、ここで予備のグローブに交換していれば、今回のような混乱は起こらなかった。

(5) 試合。秋山選手が入場し、リング上で芹沢サブレフェリーがボディチェック。この時もグローブチェックをしているが、右手に「EDWIN」のロゴが入っていないことをサブレフェリーも見逃している。→審判員サブレフェリー)のミスが再び発覚。

(6) 試合後、オイル問題もありリングから控室に退場する秋山選手に礒野ルールディレクターら数名が密着して同行する。控室途中の通路でボディチェックをする際、秋山選手より「腕が痛いのでグローブをはずしていいか」と言う要請が入る。そこで審判団の立会いの元で秋山選手のセコンドがハサミでグローブのテーピングとバンテージをカット。グローブ、バンテージともに異物が入れられていた形跡がないことを確認。その後、グローブはそのまま主催者が回収したが、公式の3Lのものだったことを確認した。→問題なし。

(7) グローブ製作会社への確認

<印刷過程>
①スポンサーからのロゴ納品→白ざぶとんに赤の「EDWIN」のロゴ2色。
②製品に圧着させる専用のシートにロゴを印刷。
③シートを規定の大きさにカット。
④シートに熱を加えて、グローブに圧着させて完成。
<はがれる可能性について>
昨年『FieLDS K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!』で問題がなかったので、同様の方法で行った。万が一はがれるとしたら、グローブが本革なので、革の乾燥の問題、または選手の汗があまりにも多い場合ははがれる可能性がある。→実際に、当日回収した全グローブのロゴ状態を検証。他のファイターでは曙選手のグローブのスポンサーロゴが若干はがれかかっていたのが確認できた。よって、実際に今回のスポンサーロゴがはがれる可能性があることが証明されてしまった。

<審判団の見解>
 以上の結果、グローブについては秋山選手の故意の不正はどこにも見当たらず、それは映像からも十分検証できた。また、過去の例から言うと、選手によっては硬いグローブを嫌がり、支給されてからグローブを装着するまで踏んだり揉んだりして柔らかくする人がいて、今後グローブにスポンサーロゴをどのような方法で入れるか課題が残った。製作会社は早急に検討することを約束。また、今回このような事態が起こった原因を作ったグローブ係の審判員とサブレフェリーにペナルティ処分を与えることを決定。さらに三重四重のチェック機能を作ることを今後、審判団で検討することになった。

④検証結果 ~オイル疑惑について~

<試合展開>
(1) 青コーナーより先に桜庭選手が入場。続いて赤コーナーより秋山選手が柔道愛好者140人の少年少女と共に入場。通常、選手はリングインする前のリング下で、サブレフェリーにボディチェックを受けるが、この時はいつもの秋山選手の入場曲が終わってしまいそうだったので、リング下で芹沢サブレフェリーが道衣を脱ぐか着るかを確認。秋山選手から「脱ぎます」という返答があったため、とりあえずリングインさせ、リング上でボディチェックをすることにする。芹沢サブレフェリーは秋山選手の道衣の中に手を入れ、体に直接手を触れて異物の存在、オイルの有無をチェックしたが、異常が認められなかったので、通常通り試合を開始することにした。

(2) 試合開始。両者キック主体の立ち技の攻防の中、1分39秒あたりで桜庭選手が秋山選手の左足にファーストタックル。テイクダウンは奪えず、再び立ち技の攻防になるが、2分5秒あたりで桜庭選手の左ローキックが秋山選手の金的に当たり、試合が中断。このインターバル中に桜庭選手がリング下にいた和田サブレフェリーに「体がすべるんですけど」とアピール。しかし、和田レフェリーは強い主張ではなかったこともあり、秋山選手の体を確認せず。梅木レフェリーはじめ他のジャッジ陣は、そのときの桜庭選手のアピールは認識していない。

(3) 試合再開後、再びパンチ、キックの応酬が展開される。3分37秒あたりで桜庭選手が左足にタックル、足を抜くようにはずされたため、続けて右足にタックル。秋山選手は足を引っこ抜くようにタックルをはずす。それに対し、桜庭選手がコーナーに下がりながら「タイム!」をアピール。秋山選手がパンチでラッシュしていったため、レフェリーは試合をストップしないで、そのままパンチの応酬となる。

(4) その後、いったん間合いは開いたが、再びパンチの応酬となり、桜庭選 手が4分13秒あたりで三度目のタックル。タックルが取れず、桜庭選手はそ のままガードポジションとなり、秋山選手がパウンドを何発も放つ展開へ。

(5) 秋山選手がパウンドを放っている間、桜庭選手は下から手を取りながら(腕ひしぎ等狙いに)「おい、レフェリー!」「すべるよ」と何度もアピール。秋山選手は構わずパウンドの連打。レフェリーも試合を中断することなく、「アクションしないと試合を止めるぞ」と返す。

(6) 試合はパウンドを連打されながらも桜庭選手の意識が飛んでいなかったため、レフェリーはリング下の本部席にいる平直行審判長とコンタクトをとる。HERO’Sルールで は、ドクターやサブレフェリーが危険と判断した場合、審判長が代表して試合を止める権限があるため、最終的に「このままでは危険な状態にある」「この状況では展開は変わらない」等を判断し、リング下の協議で審判長裁定によるTKOとなる。

(7) TKO後も意識のある桜庭選手は強い語気で「なんで?すべるよ!」とレフェリーにアピール。梅木レフェリーはすぐにその場で秋山選手の胸、背中をチェック。またジャッジの松本審判員が桜庭選手の抗議の内容からいって、秋山選手の足を確認すべきだと言う指摘をしたため、梅木レフェリーはその時すでに道衣の下をはいた状態の秋山選手の裾をめくり、足のチェック。梅木レフェリーは、オイルの有無等、異常を確認できなかった。

(8) より正確な判断をするため、ルールディレクターの礒野審判員ら審判員一同がリング上で閉会式が行われる秋山選手の挙動に注目。リング下に下りてきてからは、すぐに礒野審判員が秋山選手の帯を抱えるように密着して同行。会場を退出するまで秋山選手の挙動をつぶさに観察したが、体から何かを拭き取るなど不正の痕跡を隠滅、隠蔽するような行為は一切なかった。

(9) 控室に戻る途中の通路で、秋山選手と同行していた礒野審判員、HERO’S平審判長、K-1ルールディレクター大成審判員が桜庭選手のセコンドを務めた豊永稔氏立ち合いのもと、秋山選手にもう一度道衣を脱いでもらい、ボディチェックする。まず、豊永氏に秋山選手の体に直接触れてチェックしてもらい、次に平審判長、大成審判員、礒野審判員が全身、特に足、ふくらはぎ、ヒザ裏などを入念に触れてチェックする。感触、臭い等から総合的に判断したが、「ヌルヌルしている」と感じた者もいたが、それがワセリンやオイル等不正な物質を塗布しているとまで言い切れないと言う判断になった。

(10) 桜庭選手サイドに審判団より説明したが、控室でさらに桜庭選手は何度もクレーム。後日、正式に書面で抗議の申し出があった。

<秋山選手の体に本当にオイルは塗られていなかったか?>
(1) リング上での、試合直前の芦沢レフェリーのボディチェック、試合後リング上での梅木レフェリーのボディチェック、さらにバックステージでの平、礒野、大成審判員と桜庭サイドのセコンドの豊永氏のボディチェックで、ヌルヌル感を感じた者もいたが、それがワセリン、オイル等と判断できなかった。しかし、秋山選手がいる赤コーナーの控室にいた関係者の数名が「秋山選手が体にクリームを塗っているのを見た」という証言もあり、当日、バックステージで撮影していたTBS、オフィシャルカメラの映像を全て見て確認することになる。

(2) その映像で入場ゲートに向かう直前に、ウォーミングアップを終えてグローブチェックも済ませた秋山選手が道衣を脱いで、セコンド2名に全身クリームを塗ってもらっているシーンを確認。後日、審判団の事情聴取に対し、秋山選手、セコンドもこれを最初から認めたが、本人はオイル・ワセリンは認められないが、クリームはOKだという認識不足が判明した。

(3) 秋山選手が全身に塗っていたのは、米国製の「オーレイ・クエンチ・ボディローション・エキストラ・ドライスキン」というクリームで、乾燥肌の人がつけるものと判明。ワセリンやタイオイルといった、よく格闘技用に用いられるオイルではないが、成分にはワセリンやグリセリンも含まれている油性のもの。また、桜庭選手が主張するように臭いも強い。塗ったすぐ後はスベスベ感しか残らないが、水分(汗)を含ませるとかなりヌルヌルになることが実験で判明した。

(4) また、HERO’Sルールでは、あらゆる全ての塗布物を体に塗ることは禁止されているため、何を塗ったかということではなく、異物を塗ったこと自体が反則となる。

(5) 映像を確認している段階で、試合直前のボディチェックの際、芹沢サブレフェリーによる秋山選手の下半身チェックは、道衣の上からしか行っていないことが判明。チェックミスが発覚した。

〈審判団の見解〉
(1) 梅木レフェリーのレフェリングについて。桜庭選手が「タイム!」をかけた時は、秋山選手がパンチの攻撃中だったことと、金的やサミング、バッティングといった秋山選手の反則や偶発性の事故により桜庭選手がダメージを負ったものと確認が取れなかったので止めることは出来ない。止めた場合は、秋山選手側のクレーム対象となる。また、その後両者の間合いが開くシーンがあったが、そこで桜庭選手が特にクレームをしなかったため試合を止めなかった。次に桜庭選手が下になり、クレームを言ってきたがこれも秋山選手の攻撃中であり、試合をストップできるタイミングではなかった。HERO’Sルールでは、あのような攻撃が可能な状態でのストップ→ドント・ムーブは行っていないので、ドント・ムーブで試合を中断しなかったのも、決してレフェリング・ミスとは言えない。決まり手もリング下の審判長の判断を仰ぎながらTKOとしたのもルール上何も問題なし。このことは審判団全員一致の意見だった。

(2) 桜庭選手の金的で試合がストップしている時、桜庭選手が和田サブレフェリーに「秋山選手の体がすべる」と主張したのならば、その時に秋山選手の体をチェックすべきだった。これは和田サブレフェリーの過失にあたる。

(3) 秋山選手がクリームを塗ったことに対して「悪質な故意」か?「過失」か?は議論が分かれるところだが、①秋山選手が堂々とクリームを塗っている映像を撮影スタッフに撮らせていること②本人を事情聴取したところ「あれは塗ってはいけないものだとは思っていなかった」と素直に認めているところ。③映像で聞き取れる秋山選手の会話などから「悪質な故意」とまでは判断できない。よって行為自体については「過失」と認定する。

(4) 秋山選手のオイルを塗った反則行為については、ルール上10%の罰金とされるが、それはあくまでも審判団がそれに気付き、オイル等が審判団の手によってふき取られて試合がその後も成立した場合のみ適用される。しかし、今回は最後まで審判団が確認できないまま、試合が終わってしまったので、まず試合そのものが不成立「ノーコンテスト」と認定。また秋山選手の反則行為はHERO’Sルール第20条の『プロとして常識外の行為』と認定し、「失格」とすることを審判団で決定。

(5) 試合前後で、秋山選手のボディチェックは何度も審判団で行ったが、ワセリン、タイオイル等ではなかったため、明確にオイルを塗っているとは判断できなかった。このことは審判団の「過失」と自ら非を認め、桜庭選手に謝罪。審判団のミスに関してはプロモーターサイドに処分を一任することになった。

(6) なお過去、秋山選手が裸体で試合を行ったスミルノヴァス戦のバックステージの映像も全てビデオで徹底的に検証。この時は、秋山選手がクリーム、オイル等を塗る映像は見られなかった。

⑤処分(ペナルティ)

〈HERO’S審判団より〉
(1) 秋山vs桜庭戦をノーコンテストとする。

(2) 反則行為を犯した秋山成勲を「失格」とし、ファイトマネーを全没収する。

〈プロモーターより〉
(3) グローブチェックを見過ごした岸名審判員、芦沢審判員のギャランティ50%没収。

(4) ボディチェックでオイルが判明できなかった芦沢審判員、平審判長、 礒野審判員、大成審判員、梅木審判員のギャランティ50%没収。またグローブ及びボディチェック両面でミスがあった芹沢審判員は、6カ月間の職務停止処分。桜庭選手のアピールに対して対応しなかった和田審判員もギャランティの50%を没収。

(5) HERO’S審判団全員に対して厳重注意。
今後このようなことが起こらないよう改善策の検討を要求。
また、ルール改正を要求。
以上

最後に今回の件でこのような注目の一戦を混乱させたことに対し、主催者として桜庭選手、ご協賛各社の皆様方、関係者の皆様方、そしてファンの皆様方に心よりお詫び申し上げます。

Dynamite!! 実行委員会

このブログの目的は、「そらめく」ことなので、あまり極端な感情表現はしたくない。

が、今回ばかりは、言わせたいただく。

はっきり言って、不快だ。

二度と大晦日に格闘技など見たくないし、やってほしくない。

指摘しておくべき点がある。

1つ目。

秋山さんが、不正という認識がなかったから、「故意ではない」という結論は、試合中、前後の経過から言って、矛盾している。どんな理屈であれ、クリームを塗ること自体が規定に違反しているのだから、故意の有無とは関係なく、秋山さんの行為は不正である。クリームを塗る行為自体が、滑らせることを意図しているし、それ以外にクリームを塗る理由などないのだから、意図の有無とは関係なく、秋山さんは確信犯である。

もしも秋山さんがクリームを体に塗ることを故意でないとするなら、柔道着を脱ぐ必要などないし、堂々と寝技で勝負すれば良い。ボディチェックの段階で柔道着を脱げば良かったことだ。秋山さんの、「オイル・ワセリンは認められないが、クリームはOK」という認識は、それ自体が確信犯である証拠であるし、“オイル・ワセリンで滑らせてはならないが、クリームで滑らせるならOK”と、格闘技の技術とは関係なく、最初から滑らせることを意図していたことは明らかで、やはり、秋山さんが確信犯である。

2つ目。

不正があったから、再戦という意見もあるだろうが、申し訳ないが、秋山さんの試合なんて、金輪際、観たくない。そもそも、K1の総合格闘技を観ようとは思わないし、誤って、ペナルティを課せば済む問題ではない。大晦日の紅白の裏番組で、2度と格闘技を観ようとは思わない。

だって、あのとき、秋山さんは、大勢の柔道少年たちを引き連れて入場し、試合後にマイクを片手に、彼らに向かって、 「柔道は強い」とまで豪語した。格闘家としては最低だし、子どもたちの夢を裏切った責任は重い。再戦どころか、K1のリングから永久追放してもいいくらいだと思っている。

3つ目。

秋山・桜庭戦のレフリーのブログが炎上したが、炎上そのものを「いたずら」とか「2ちゃんねらーの仕業」などと吐き捨てることは、今回の一連の出来事を理解していないし、「炎上」という状況を誤解している。

で。

再度、2007年、「強い」の意味を考えてみよう。

勝てば良いのか。

相手を殴れば良いのか。

手段は選ばないのか。

負けてはいけないのか。

……「強い」って、何だ?

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2007年1月10日 (水)

今夜は、音楽だけで、お腹いっぱい

新年になって、まだ1つのライブにも通っていなかった。今夜は、四谷天窓.comfortで恒例のusuライブなのだが、オイラが最近一押しの川畑李子さんや、すっかりハマってしまっている2人組ユニット“空”が登場するということで、仕事に励む同僚たちを蹴飛ばして、高田馬場へと急いだ。

今夜の天窓には、魔法がかかっていた。。。

ある意味、今夜のライブは、

オイラ・プレゼンツ

って感じ。

おそらく、こんな素晴らしい組み合わせは、滅多にお目にかかれない。

トップバッターのmakiさんは、オイラは初めて。語り口や雰囲気、ピアノのタッチが、少し谷口深雪さんに似ている気がする。声に伸びがあって、また次に出会うのが楽しみな人だった。

usuは、今夜は、「機嫌が良い」(本人談)らしくて、声もよく通っていて、ノビノビと唄っていた。こんな楽しそうなusuは、久しぶりに観たような気がする。

「さっき、あるお客さんにネタを奪われちゃったんですが、このあと登場する川畑李子さんは、誕生日が同じなんですよね。誕生日が同じってめったにないんで、すごく嬉しいんです」

…はい。オイラが、「あるお客さん」です。入口を入るなり、談笑するusuに、「今夜誕生日が同じ人がいるでしょ」と言ったら、慌てて、「ダメですよ。今日MCで使おうとしてたネタなんですから」って。すんまへん(笑)

そのusuと同じ誕生日の川畑李子さんは、今年、成人式を迎えたばかりの「ピチピチ」(usu談)の女の子。ライブを重ねるたびに歌がうまくなる成長株。きっと、2、3年、天窓でライブを重ねれば、人気者になるのだろうなと予感させる人だ。

そして、トリは、ボーカルとピアノの2人組ユニット“空”。

詩に、とても大切な言葉が散りばめられていて、元気が出る。ピアノは、ボーカルとぴったりと息が合っていて、心地よく響く。usuでもブログを持つご時世に、今時珍しく、Webサイトもなければ、ブログもない。次回のライブの告知もないから、天窓のスケジュールで見逃してしまうと、会ったまま見失ってしまうかもしれない。おまけにネットで「空」と検索しても、関係ない「空」ばかり出てくる。これまで何回もライブに遭遇しても、一度も2人の名前を紹介しなかったけれど、今夜は何故か、ライブの最後に恥ずかしそうに名前を教えてくれた。

たぶん、こーゆーアーティストに出会うから、ライブハウスは面白い。きっと、何となく歌を聴いていても、“空”に引っかかることはなかっただろう。今夜だって、“空”を目当てに天窓.comfortに足を運んだ人は少ないに違いない。そして、もう一度聴こうと思っても、日常生活に埋もれているうちに、次のライブなんて忘れてしまっている。ハッとして天窓のスケジュールを確認して、ああって、過ぎ去ったライブを悔やんだりして。

“空”の音楽と詩と向き合うと、ふと素直な自分とも向き合っている自分に気づく。

きっと、幸せって、こーゆー形なんだろうなと思い描く。きっと、平和って、こーゆー意味なんだろうなと想像してみる。

見上げた空は、いつもきれいやったなって。

そんな風に思えるアーティストと出会いたくて、オイラは、またもや懲りずに高田馬場に足を運ぶ。

(関連記事)

「ふと見上げると、曇り空から青空が覗いていた。今夜は「空」というユニットのライブ。」(2006年7月20日)

「梅雨の晴れ間がラッキーに感じるなら、きっと幸せの形が分かる人なんだと思うな」(2006年6月30日)

「うん。すごいよ。空。」(2006年5月14日)

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2007年1月 9日 (火)

余談だが、ここ数ヶ月のうちに、このブログで起こる若干の記録

とにかく、8万である。そろそろ、大台を突破する瞬間も意識するようになってきた。大人気ブログならいざしも、オイラみたいな、リアルワールドで言えば、田舎町のようなブログに、たった20ヶ月くらいで、8万ものアクセスがあったのである。もちろん、訪問者数とイコールではない数字なので、のべ8万人が閲覧したわけではなく、訪問者数自体はもっと少ないのだけど、いろんな意味で、怖かったり、嬉しかったり、複雑な心境である。

オイラのブログのアクセス数を、直近30日のデータで調べると、アクセス数の総計が8437で、訪問者数が2957である。一月で、だいたい7000~9000くらいのアクセス数があるようだ。現在が8万そこそこなので、単純計算すると、3月くらいには10万を突破する可能性も出てきた。もう一つは、投稿した記事数は、これを入れると488になる。これも、来月か、3月くらいには、500を突破しそうである。サボらなければね。

アクセス累計10万、エントリー500という節目が近づいている。

さて、さらに直近30日分の詳細を調べてみると、ページ別のアクセスランキング第1位は、トップページ(アクセス数955、訪問者数659)。これは、まあ当たり前だ。第2位は、「東京の地下鉄は戦前にすでに作られていたという噂は本当か?」(アクセス数305、訪問者数221)だった。第3位は、「『大東京の地下99の謎』(秋庭俊著、二見文庫)を読む4」(アクセス数302、訪問者数206)だった。やはり、2位以下は、秋庭系地下ネタが独占。それ以外のネタは、14位「ま、眞鍋姉さん、なんじゃこりゃー(爆)」(アクセス数135、訪問者数111)がランク入り。次いで、17位「14歳の母、ついに最終回」(アクセス数110、訪問者数121)だった。

オイラのブログが、どれだけ地下ネタで支えられているかが、これで分かる。

記念すべき10万突破の折りには、どうしてお祝いしたものか。いや、祝うことはないのかもしれない。

アクセス数を増やそうとしたことは、あまりない。でも、どうやればアクセス数が増えるのかが、何となく分かってきた気もする。

第1に、ネットでしか探せない情報を提供する。第2に、テレビや映画など最新の流行をネタに取り上げる。第3に、人気のブログにトラックバックする。

ただ、これだけでは、「定期購読者」がなかなか増えない。オイラのブログのリピート率(再訪問する率)は、10%弱らしい。人数的には1000人にも満たず、そのうちたった2回訪れた人が500弱いる。そうなると、「定期購読」と言えるだけの読者はさらに減り、500人以下ということが言えるだろう。これをさらに増やそうとすると、もっとブログの書き方やネタの絞り込みやら、いろいろとテクニックが必要となりそうだ。

でもまあ、そんな数字を意識しつつ、オイラはオイラなりに、ほんわかと、のほほんと、まったりとブログを更新し続け、ちゃっかりとアクセス数を増やせればいいなと思っている。

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2007年1月 8日 (月)

明日から本格的な仕事始め。そして、今日は、もしかして、成人の日?

4日にささやかな仕事始め、そして、再び休暇に突入し、明日から仕事に復帰する。思えば、1週間以上仕事から離れているのだから、たぶん仕事の仕方、忘れているんじゃないだろうか。

今年の年末年始は、本当に、やりたい放題だった。起きたいときに起きて、寝たいときに寝て、食べたいときに食べて、ボケーッとコタツに入り、パソコンをいじる。観たいテレビを観て、聴きたい音楽を聴く。出かけたい場所に出かける。食べたいものを食べる。

子どもの頃、よほど満たされなかったんだろうと思う。

成人するまでの間に、子どもとして、甘えるべきところで甘え、駄々をこねるべきところで駄々をこね、愛情に満たされているなら、大人になって、子ども帰りして、満たされないものを求める必要なんてないんだろう。

どこかで何かをなくしてしまったからこそ、大人になっても、なくした何かを探して、必死になるんだろうと思う。オイラにとって、年末年始って、そーゆー時間のような気がした。

今日は、成人の日。

各地で成人式が催され、待ってましたとばかりにお酒を楽しんでいるのかもしれない。

が、お酒は、たしなむ程度がちょうどいい。

たしなめない酒なら、一生飲まないほうがいい。

日本という国は、アルコールに甘い。酒を飲んでの失態は、「酔ってたから」と許す風習がある。アルコールは、本当は、かなり強力なドラッグなのだが、法律による規制はほとんどない。学校で、酒の怖さを教えてくれることはほとんどない。

成人式を迎えた若者たちに、アドバイスするとしたら、オイラは、こんなことを言いたい。

社会人として巣立つまでの間に、子どもとして果たせなかったことや、満たされなかったことを、今のうちに片づけて、納得させておけと。大人としてできることは、社会人になれば、嫌と言うほど満喫できるから、子どもとしてできることを、飽きるまでやっておくこと。

酒なんて、社会に出れば、死ぬほど飲める。本当に酒で死ねる。

だから、酔っぱらっていないで、しらふで、やり残したことはないか、真面目に考えてほしい。

大人たちは、大人になれ、大人になれと、しつこいが、そんな大人たちに限って、子どもの頃満たされなかった願望を、自分の子どもにぶつけて、子どもを潰している。二十歳になったから大人になるのは当たり前で、大切なのは、子どもとしてできることをちゃんとやり尽くしたかどうかなのだと思う。

残された時間はあまりない。

酔ってる暇はないよ。

(追伸)

本日、オイラのブログの累計アクセス数が8万を超えた。本当に多くの皆さんが訪れていただいて、感謝している。これからも、まったり、ゆったり、ちゃっかり、のほほんと、オイラなりにブログを更新していきたいと思う。

これも毎度のことだが、ブログの右のサイドバーにあるアクセスカウンタは、訪問者1人に対して1カウントしているので、8万まであと1000くらい残されているので、あしからず。

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2007年1月 6日 (土)

眞鍋姉さん、おかえりー。オイラはねー、高校生くらいまでお年玉をもらってたかなー。

正月と言えば、オイラの父は長男だったから、オイラの父方の祖母が生きていた時期までは、1日になると、親戚一同が勢揃いしたんだな。お互いに仲が良い親戚ってわけじゃないが、どういうわけかな、祖母に会いたくて、オイラの家に集まるわけやね。中学2年のときに、その祖母が亡くなって、オイラの一家は一気に求心力を失って、親戚は寄りつかなくなった。

祖父はどうしてたかっていうと、かつてブイブイ言わせていた権力は消え失せ、でも、威光だけを見せて、オイラの家の最上階に居座っていた。こいつは、母を包丁で追い回して我が家を叩き出されるんやけど、それはまた次の機会に。

さて、お正月に親戚一同が集まると、当然、子どもたちも集まり、あっちもこっちも、お年玉の乱発になる。次男以降の子どもたちにとっては、これはもう、設備投資やね。頼むよ、あんた、この家はあんたのだけやないからなって、そういうすりこみなんやと思う。親戚によって、その額はピンからキリまであって、多い人は聖徳太子(当時は1万円)、少ない人は伊藤博文(当時は千円)1枚キリ。

最盛期は、中学1年生の正月。祖母が胃ガンで入院したこともあって、「今年が最後」という雰囲気が流れていて、祖母が一時退院した我が家に、例によって子どもたちが集結した。このときのお年玉総額は、10万円を若干上回った程度。祖母一時退院記念というお祝いもあっただろうし、中学入学祝いという意味もあっただろう。そして、来年はお年玉もないぞっていう手切れ金だったのかもしれない。これっきり、この額を上回る年はなく、翌年以降、祖母は亡くなったので、このお正月の集まりもなくなり、お年玉は年々減り続けた。

オイラは、このときのお年玉を使って、中学2年生のときに、単独で北海道旅行を決行した。東北本線、青函連絡船、函館本線と乗り継いで、冬の網走へ。生まれて初めて見た流氷は、オイラの世界観を変えてしまうほどだった。

最盛期を迎えたお年玉は、これ以降、年々減少を続け、オイラの財布は景気の低迷を続けた。次にオイラが10万円以上の札束を見るのは、大学時代にアルバイトをしたときである。約1ヶ月、高校の昼間の宿直のバイトと、診療所の夜間の宿直のバイトを掛け持ちして、生まれて初めて自力で、10万円を越える収入を得た。

両親がいたら、札束で頬を叩いていたね、たぶん…。

さて、今年初めての眞鍋姉さんの記事。

例によって、トラックバックを送らせていただいた。

税金っすかー(泣)

オイラは、同じ世代の友達や知り合いは、みんな子どもがいて、お正月に接近することは、かなり危険である。お互い子どもがいれば、そこは持ちつ持たれつっていうところもあるかもしれないけれど、今のオイラは、出て行くばっかりやし(汗)

やっぱ、眞鍋姉さん、結婚して子どもを作るのが、一番の回収手段だと思うよ。結婚式のご祝儀と、お年玉は、1人では決して回収できないからね。

この年で「お年玉」って言葉をきくたび、そう思う今日この頃なのだ。

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2007年1月 5日 (金)

もう、納得いくまでダラダラしたから、もうダラダラするネタがない

ほんま、4日だけイレギュラーで会社にちょこっとだけ出たものの、あとは昨年12月29日以来、延々と休み続けているオイラ。食っちゃ寝、食っちゃ寝を続けていて、体脂肪は増えるばかりだ。初詣も行ったし、好きなものも食べたし、ライブも行ったし、大晦日は格闘技観たし、江ノ島に行ったし、お台場で猫と戯れたし、やり尽くしたって感じだろうか。

あかん、ネタがない。もう、ダラダラするネタがなくなった。金も使いすぎた。テレビをダラダラ観ていたが、いい加減、正月バージョンの番組編成に飽きた。

焦るとロクなことがない。あと何ヶ月も、こんなだらしない日々が続けば、思い残すことは何もないだろう。

が、ネタがもうない。

人はおもしろいもので、貧乏暇なしというけど、オイラの場合、貧乏だろうが何だろうが、暇さえあれば、ダラダラと無駄な時間を費やす。だらしなく、無駄な時間を延々と過ごすのが快感なのだ。例え、貧乏になると分かっていても、だらしなくなれるものなら、だらしなくなる。

大ナマケモノの子孫なのである。

とりあえず、明日からの3連休を乗り切ると、通常営業である。

3日間も何をしよう…。

部屋を見回して、あ、掃除でもすっかと思いついた。

が、大ナマケモノの子孫である。

きっと明日、気がつくと忘れて、1日、惰眠をむさぼるのであろう。

だって、オイラは、大ナマケモノの子孫なのだから。

ところで、大晦日の紅白で、DJ OZMAのバックダンサーが「裸」だったことが話題になっている。NHKが、お詫びのコメントまで出してしまった。悲しいかな、それでも視聴率は悪かったというから、もう、お悔やみを申し上げるしかない。「裸」が不快だったのかどうかは、オイラは実物を見ていないから分からない。

ただ…。

脱いでるフリして数字とれないなら、どうすりゃいいんだろーね。

あと、本物、見せるしかないじゃん。

視聴者にあやまっているばやいか、NHK…。

どーすんの、今年は。

全裸っすか?(爆)

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2007年1月 4日 (木)

初詣なんて、オイラにも似合わないことをしてきた江ノ島の冬

初詣って、あまり良い思い出がない。オイラの地元には、熱田神宮という、それはそれは巨大な神社があって、たぶん小学校の学区の10分の1くらいは、この神社の面積じゃないかってくらいだった。どこへ行くにも、この熱田神宮を迂回するか、突っ切らないと行けなかったし、駅を降りるとまず、熱田神宮が目に入った。

とにかく、正月になると、名古屋の人たちは、猫も杓子も熱田神宮に集結する。地元の人たちは、初詣に行く気があろうがなかろうが、初詣を意識せざるを得ない。駅前は、交通規制がされるし、バスのルートも変更になる。いつもは閑散とした地下鉄の駅も、正月三が日は大変な人出になる。

たぶん、初詣の原風景は、結構好きなんだ。

縁日みたいにお店が並んで、にぎやかで…。深夜に外に出るというのも、子ども心にドキドキした。夜中に電車が動いているとか、お店が普通に空いているとか、そんな不思議な光景も、幻想的というか、夢を見ているような景色だった。静かなんだけど、にぎやかっていう、何だか独特の雰囲気が好きなんだろうな。

でも、何故だろうな、初詣って、両親の記憶が混ざり合ってしまうから、複雑な思いが交錯してしまうんだろう。人混みの中で、あまり笑っていなかったような気がする。そのとき何があったのか、結局どうしたのか、あまり覚えていないのかもしれない。

今日は、仕事始め。

オイラは、年末に急な仕事が入ったせいで、いきなり今日は会社へ出勤。オイラの会社の仕事始めは5日なんやけど、ほんの一部の社員だけ4日出勤である。やけくそなので、私服である。すぐに帰るつもりだったが、当てつけにタイムカードを押した。どうしても今日済ませなければならない仕事を片づけると、たった30分しか過ぎていなかった。

30分で終わりかー。

再びタイムカードを押し、会社を退散した。

時間がたっぷり空いたので、モバイルSUICAであてもなく自動改札を抜けた。ふと出発案内を見ると、「普通 逗子(湘南新宿ライン)」とある。迷わず飛び乗った。

稲村海岸から七里ヶ浜まで、あてもなく散歩。デジカメで写真を写したから、そのうち、「そらめく.com」に掲載しようと思う。

そして、江島神社で初詣。

070104_221001 合格守身体健全・身代わり守を買い、おみくじを引いた。

中吉

いや、あんたには一昨年だまされてるから、ええよ、ええよ…と罰当たりなことを考えながら…。

初詣に行っても、行かなくても、オイラの人生は大して変わらなかった。気持ちの持ちようなのだろう。神も仏もないと思いながらも、今年は何だか、神様に頼んでみたくなった。ちゃっかりあやかってみようかと思ったのだ。

うん。オイラは、今年、 “ちゃっかり”って言葉を覚えたような気がする。

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リアルタイムお台場2

リアルタイムお台場2

リアルタイムお台場2

リアルタイムお台場2

おやすみなさい。

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2007年1月 3日 (水)

正月三が日最終日ってことで、お台場夜景リアルタイム流出、号泣覚悟の連投

正月三が日最終日ってことで、お台場夜景リアルタイム流出、号泣覚悟の連投

正月三が日最終日ってことで、お台場夜景リアルタイム流出、号泣覚悟の連投

正月三が日最終日ってことで、お台場夜景リアルタイム流出、号泣覚悟の連投

正月三が日最終日ってことで、お台場夜景リアルタイム流出、号泣覚悟の連投

正月三が日最終日ってことで、お台場夜景リアルタイム流出、号泣覚悟の連投

明日から、仕事に復帰。もう、やけくそ。

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2007年1月 2日 (火)

2007年 「強い」の意味を考えてみる

大晦日は、格闘技。それが当たり前になったのは、ここ数年のことかもしれない。紅白を観て年を越すというのは、かなり少数派で、最近は民放を観て年を越す人のほうが多くなってきた。

オイラは、昔から、NHKの紅白なんて、つまんないよーとごねていたタイプである。

随分前になるけれど、テレビ朝日で『必殺現代版』てのを大晦日に放送して、それがかつてない高視聴率だったことがあった。今のように、大晦日に格闘技なんてのはないし、民放もほとんどあきらめていて、紅白が始まる時間帯になると、プロ野球の消化試合みたいな番組を組んでいた。あ、そもそも、紅白って、夜9時からだったよね。紅白の視聴率が話題になるようになったのは、あの頃だったよね。

で、昨年の大晦日。

オイラは、いつも観ているPRIDEが、大人の事情で地上波から撤退してしまっていたので、仕方なくK1 Dynamite!を観ていた。

オイラが気になったのは、メーンに登場した秋山成勲さんと桜庭和志さんの一戦。ネット上では、秋山さんの体が油で滑ったとか話題になっているようだけれど、確かに、桜庭さんが秋山さんの足を取りに行っても、ツルツルと滑って、逆に秋山さんからパンチの反撃を喰らっていた。それはそれで妙だなと思うんだけど、オイラが気にしたのは、むしろ、終わったあとの秋山さんの言葉なんだ。

「柔道って強いだろ」

…この言葉、最初にいっしょに入場した子どもたちに向けて語られた一言なんだけど、どうも、オイラは腑に落ちなかったんだよね。

確かに、秋山さんは、いつもの音楽にのせて、子どもたちといっしょに柔道着を着て入場し、リングの手前で正座して礼をする。これは、いかにも柔道家らしい。

でも、最初のボディチェックまでは柔道着を着ていたけど、試合が始まる前には柔道着を脱いだ。で、試合はどうかというと、最後の最後まで、桜庭さんをボコボコに殴っていただけで、寝技もなかったし、1度も柔道の技を使わなかった。

アナウンサーが実況中継で、「これが柔道家の姿なのか」と思わず口走った。

それと、これは審判のミスなのかもしれないけど、完全に無抵抗になった桜庭さんに向かって、延々と拳を振り下ろしている姿は、とても子どもたちには見せられないなと思った。しかも、戦った者どうし、お互いを讃え合う場面もなかった。

エンターテイメントとしては、今回のK1は、確かに柔道家・秋山さんの強さを見せつけてくれた気がするが、オイラには、「柔道って、強いだろ」というほどの、柔道の強さを感じられなかったというのが、正直なところだ。深夜になって、PRIDEの吉田秀彦さんが、やはり柔道着を脱いで、無名選手にボコボコに殴られて負けたという記事を読んだ。

うーん。柔道って、本当に強いのか?

「強い」の意味を、子どもたちにはき違えさせてはいけないと思う。

格闘技が流行るのは、今の日本人が「強さ」に渇望しているからじゃないか。本当の「強さ」が欲しいんだ。でも、悲しいことに、今の日本では、弱肉強食がはびこり、強い者が弱い者を蹴り倒す競争社会になってしまっている。「強さ」をはき違えている大人たちが多いと思うんだ。子どもたちに、何を伝えるべきだろうか。

「強い」って何だろうか?

2007年、本当の「強さ」を考えていきたい、そう思う新年である。

さて、話題がコロリと変わるが、いつもは年末ジャンボ宝くじを買って、大晦日に当選番号を確認して盛り上がるオイラであるが、今年は1枚も買わなかった。

そのかわり…。

070102_125901 買ったよ、初夢宝くじ。昨年12月21日からひっそりと発売が始まり、1月4日まで発売している。抽選日は、1月9日。値段は、1枚200円と、ジャンボよりお買い得。

いつも、この時期に売り出していたのは知っていたけど、ジャンボでお金を使い、ここまで手が回っていなかった。が、今年は、最初からこっちを狙ってしまった。例年、9000円で、ジャンボを30枚買うのが慣例だが、今年は初夢宝くじを、1万円で、50枚。もちろん、前後賞合わせて1億円なので、リターンが減るわけだが、そこはもともとくじ運の悪いオイラだから、質より量を狙うってことである。

そんなこんなで、新年2日目。大晦日でワクワク感が消えた昨年より、今年は新年9日まで持続するという、何だか意味不明な楽しみ方をしている。

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2007年1月 1日 (月)

眞鍋姉さん、ちょっと! ちょっとちょっと!

って、偶然やねー。オイラも、家でまったりと正月を迎えたよ。

眞鍋姉さん、そんなこんなで、新年明けましておめでとー。

眞鍋姉さんのお隣にいるお姉様、ちょっとポッチャリしてらっしゃるような気がするのは、気のせい?睡眠時無呼吸症候群は、この人なのかな?

オイラも、久しぶりに1年を振り返る大晦日だよ。まあ、昨年も振り返ったことは振り返ったものの、慌ただしく新年を迎えていたっけ。1年間、何もなかったけれど、新年も、何も予定はないけれど、そこはかとなく、のんびりとやっていきたいなと思うのだな。

年末最後の買い物は、豆腐と納豆だったよ。

あと、100円ショップで、おせち料理っぽいものをいくつかゲットし、新年気分を味わおうかなと。

新年って言っても、家族があるわけでなし、普通の今日が始まったわけで。

いつもと変わらぬ毎日が始まることが、一番幸せなことなのだろうね。

眞鍋姉さんは、昨年大活躍だったけれど、今年はどうなるんやろ。

とりあえず、睡眠時無呼吸症候群の彼女には、まず年明けに医者に診てもらうとして、牛乳を買いに行った彼女には、「寝起きの牛乳って、お腹緩くならない?」って質問しちゃおうと思う。

新年1発目のトラックバックを飛ばすぞ!

さて、そんなこんなで、あけ☆おめ(^^)/~~~

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2007年 今年もよろしくお願い申し上げます。

2007年の始まりは、家で1人で迎えた。東京で迎える正月は、これで何年目だろうか。スーパーで買い物をして、家に帰り、ご飯を食べて、いつもと同じような変わらぬ毎日が始まった。

何の変哲もない今日が始まる。

それが、一番幸せなのかもしれない。

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