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2007年1月17日 (水)

またもや考えてみる、2007年、「強い」の意味を

お正月から、このネタで投稿するのは、もう3度目になる。1度目は、1月2日の「2007年『強い』の意味を考えてみる」、2度目は、「再び考えてみる、2007年、『強い』の意味を」。いずれも、昨年の大晦日にあったK1 Dynamite!の秋山vs桜庭戦に触れたものだった。

前回、不正が明らかになった秋山さんについて、「再戦どころか、永久追放してもいいくらいだ」なんて書いたが、今日、K1を主催するFEGの谷川貞治代表が会見で、秋山成勲さんの無期限出場停止を発表した。永久追放ではないが、もう秋山さんのピカピカの筋肉を見ないで済むなら、大変喜ばしいことだろう。前回の会見で、秋山さんの失格と、ファイトマネーの没収という処分が下ったというのに、どうして今さらぶり返したのか、そこがよく分からない。

FEGのサイトに、記者会見の模様がレポートしてあった。

谷川代表は、「現行のルールでは厳罰処分などの取り決めはないのですが、我々も審判団を含めて深く反省して、他のスポーツとも照らし合わせながら厳しいルール作りをしていかなきゃいけないと思っています。選手の皆さんに関してはこのルールのもと、さらに切磋琢磨していただければと思います」と話した。

つまり、新たな厳罰処分として、「無期限出場停止」という処分を加え、秋山さんにまで遡って適用した、という意味なのだろうか。

会見の模様を読んでみて、桜庭さんのサバサバした様子が印象的だった。

桜庭さんは、全盛期があまりにも強烈すぎて、最近は試合のたびにファンや周りが過度の期待をかけすぎているなと思うことがある。今回も、秋山さんに勝てるのかというと、どうなのかなあという目で試合を見始めたような気がする。でも、一番乗っていて、K1が押している秋山さんを、桜庭さんがどうやって追いつめるんだろうかというワクワク感というか、ドキドキ感があったような。勝てるか、勝てないかではなく、決着がつくまでの勝負に一番期待していたと思うんだよね。

だから、一種、異様な雰囲気で試合が進み、へんてこりんな結末に至ったのは、大晦日、あと少しでカウントダウンってときに、あまりにもムゴいと思った。

しかも、試合の終わったあとの秋山さんの態度は、格闘技をやる人として、ふさわしいとはとても思わなかったし、立ったまま殴り続けておいて、「柔道は強い」という意味不明な発言まで残されては、その会場で試合を見守った子どもたちに失礼だと思った。

今日の会見の桜庭さんを見て、

ああ、桜庭さん、強いなあ。

って、心底思ったんだ。

あんなことがあって、冷静に格闘技の将来を思える人なんて、そんなにいるのだろうか。再戦してリベンジマッチって、普通は思う。桜庭さんの言葉が印象的だった。

「やっぱり、プロとして、子どもたちにも夢を持ってもらえる仕事だと思うので、その辺をしっかりしてもらいたいです」

この問題って、再戦して、決着をつける、つけないという問題ではないのだと思う。どちらも正々堂々と戦っていたのに、どちらかが怪我をしてドクターストップになったり、審判がミスをして試合が成立しなかったならともかく、秋山さんサイドが一方的に不正を犯して、試合が成立しなかったのだから、これはもう、最初から秋山さんの「負け」。強い、弱いという以前に、スポーツマンとして、秋山さんは負けてしまったのだ。だから、とっくの昔に決着はついているんだと思う。

大人たちの世界にも、子どもたちの世界にも、いじめが蔓延している今日、今回の出来事は、1つの問題提起を残してくれたと思う。

「強い」って、どういうことだ?

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