« 鶴岡八幡宮 | トップページ | 眞鍋姉さん、待ってるよ~! »

2006年3月28日 (火)

今日、渋谷を歩いていたら、猪八戒に会った…かもしれない。

今日は、昼頃渋谷を歩いていて、かつ丼屋さんの前を通りかかった。安くて、ボリュームのあるかつ丼を食べられるこのお店で、朝ご飯も抜いてきたし、そろそろ昼食にしようと思ったんだ。

お店は、そろそろ昼休みの時間が終わるくらいで、カウンター席がポツポツと空いていた。オイラは、かつ丼の「松」をオーダーして、カウンタの1席に座った。

かつ丼を待っていると…。

ぶひっ

豚の鳴き声らしきものが聞こえた。

オイラは、周りを見回したが、豚の姿はなかった。

ここは、かつ丼屋さんである。

豚の亡霊でもいるのだろうか。

ぶひっ

また、聞こえた。

しばらく間が空き、かつ丼が運ばれてきた。オイラは、豚の鳴き声も忘れてガツガツ食べていると、再び…。

ぶひっ

やはり、豚がいる。

キョロキョロと周りを見回していると、オイラの隣の席にもかつ丼が運ばれてきた。

ぶひっ ぶひっ ぶひっ ぶひっ ぶひっ

豚の鳴き声が連発した。

鳴き声の主は、隣に座るお客様。メガネをはめた青年だった。

青年は、特段太っているわけではなく、むしろやせていた。

ぶひっ ぶひっ ぶひっ

あまりにも見事な豚の鳴き声なので、店内の客もみんな、彼の方を気にしていた。

おそらく、鼻が鳴っているのだと思う。それにしても、まるで子どもの頃の遊びのように、豚の鳴き声が聞こえた。

彼は、ぶひぶひと鳴き声を立てながら、豪快にかつ丼を食べた。

ぶひっ ぶひっ ぶひっ ぶひっ ぶひっ ぶひっ ぶひっ

食べ終わった彼は、口元をぬぐいながら、鳴き声を連打していた。

彼が店を出た後、店中の人たちが、彼の背中をジッと目で追っていた。

あいつは、何だ?

猪八戒か?

宮崎アニメで、豚に変えられたか?

しばらく悩んだ後、オイラも、お客様たちも、ハッと我に返り、自分のかつ丼を食べ始めた。

そんな不思議な渋谷の午後。

|

« 鶴岡八幡宮 | トップページ | 眞鍋姉さん、待ってるよ~! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109926/9301186

この記事へのトラックバック一覧です: 今日、渋谷を歩いていたら、猪八戒に会った…かもしれない。:

« 鶴岡八幡宮 | トップページ | 眞鍋姉さん、待ってるよ~! »