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2005年12月20日 (火)

誰のために泣いたら良いか分からないけれど

真夜中にふと目が覚めてしまった。ふと気づくと、オイラは、暖かい布団に包まれていて、隣の布団では、彼女がジッとオイラの顔を見つめていた。「ん?」とオイラが首を傾げると、彼女は、「ううん」と首を横に振った。時間はもう、午前2時半を過ぎていた。しばらく、2人で天井を見上げていたら、彼女が、「そっち行っていい?」と。オイラが、うんと頷くと、彼女は満面の笑みを浮かべて、オイラの布団に飛び込んできた。「あったかい」と、彼女がオイラの胸元に顔をうずめた。ほんの10分くらい、お互いにギュッと抱きしめていた。でも、彼女は、「ううっ。暑いよ」と、身をよじり始めた。「暑い?」「サウナみたいだよ(笑)」「オイラって、他人より体温が高いのかな」「熱ある?」「いや、たぶん、36度5分」「不思議だあ」…ふと、自分のパジャマを触って、汗でビショビショだと気づいた。「ほんとだ」…何だかおかしくて、お互い笑っていた。

笑っていたのは、ほんの数十秒だった。

急にオイラは、フラッシュバックに襲われた。孤独や憎しみ、憎悪、怒り…、この2年間、封印していたものが、解き放たれるような感触に襲われた。

「今まで、何て寒いところで、たった独りで生きてきたんだろう…」

そう思ったら、涙がポロポロと流れてきた。彼女が、驚いた顔をして、枕元のタオルでオイラの顔をぬぐった。

次の日、彼女は、モンブランのケーキを丸ごとプレゼントしてくれた。モンブランの上には、「2周年おめでとう」というチョコのプレートがのっていた。「以前言ってたでしょ。丸ごとがぶって食べるのが夢だって…」

彼女の部屋で、オイラは、モンブランにかぶりついた。彼女が嬉しそうに、ケータイのカメラでそれを写していた。

12月24日クリスマス・イブ。

オイラは、その日、いろんな意味で、「2周年」を迎える。

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