まだ1年も過ぎていないけれど、もう勝手に時効にしようと思う。先方には申し訳ないが、暴露してしまおう。
年明け早々、オイラのメールに、ある会社のエラい人から連絡が入った。
「近況などお聞きしたくメールいたしました」
この方は、昨年、転職しようと採用試験を受けた会社なのだ。そのときはあっけなく落とされたものだから、あまり良い印象はない。が、「お昼を食べませんか?」というので、美味しいランチをおごってくれるなら嬉しいなと、ヒョコヒョコと先方へ出向いたのだった。が、これが、驚くべき話をされた。
「もしも気が変わっていないなら、うちに転職しないか?」
マグロ丼を食べる手がぴたりと止まってしまった。
何っ?
あんた、一度、オイラを落としたじゃないか!
この方、オイラを落としたときに、履歴書をちゃっかり自分の机にしまい込んで、チャンスがあれば、オイラを入れることができないかと企んでいたらしい。そのときは、年齢が高いからと落としたが、年末に突然、会社の中堅が2人も退社して独立するものだから、その穴埋めに即戦力が欲しいという話だった。
それにしても、個人情報保護にうるさい時代に、履歴書をこっそり隠してましたって、あんた、そりゃ、ビミョーだよ。
が、突然舞い込んだ転職話に、すっかりオイラは食いついてしまった。
「よろしくお願いしますm(_ _)m」
即決した。先方は用意周到で、その時点で、代表取締役の面接、健康診断と研修の日程、3月1日入社という具体的なスケジュールまで決まってしまった。
「社長との面接は、形式的なものだから…」
この一言が、怪しかった。
オイラは、それを受けて、すぐに現在の会社の、一部の人間にだけ、転職する旨を伝えた。何人かの同僚が、「思いとどまれ」と、説得に来た。が、その1つ1つを説き伏せて、あとは会社に退職願を出すだけ、というところまで来た。
さて、代表取締役との面接である。
その会社は、霞ヶ関に近いビルの1室にあった。社長は、憮然とした表情で面接会場に現れた。
ん???
社長「君は、うちに来ると年収が下がるみたいだ。やめたほうがいい」
な・・・・なんですとーっ(?_?)
オイラ「ある程度下がるのは、承知の上でお受けしましたが…」
社長「いや、絶対後悔する。そうやってうちに入社して、居着いた試しがない」
は・・・・・はあっ?
社長「だってなあ、うちの連中、変なやつばっかりだからなあ、絶対、後悔するよ」
・・・・・・???????
社長「もう一度、考え直してみてくれ」
ぼう然。
その日、夕方、メールが来た。
「実力とお人柄については、全員が認めるところでございますが、年収の件などを含め、現在の職場にいてもらったほうが、よろしいのではないか、ということになりました」
転職を誘ったのは、あんたたちですから!!!!!
そんなわけで、オイラは、今も、細々と今の会社で働いている。
正直言って、オイラの転職をやめさせようと説得にあたった同僚たちが、一番驚いているし、彼らにとっては、もう、笑い事ではなくなっている。
オイラは、とりあえず、笑ってやろうと思う。
本当は、社名まで暴露したい気持ちなのだが、とりあえず、そこは理性を働かせて、踏みとどまりたい。
ただ、社名を聞いただけで、今にも爆発しそうな会社だということだけは、明かしておこう(笑)
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さて、この記事は、眞鍋姉さんが今日からスタートした「ブログ普及委員会」の「答えてブログ」にエントリーするために書いています。
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