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2005年9月17日 (土)

もう昔っちゃあ、昔だが…

今日は、内容が過激かもしれない。過去に暴力や精神的虐待でトラウマのある方は、飛ばしていただいたほうが無難である。

私は、それはそれは巨大な神社の、国道を挟んでお隣りにある市立小学校に5年生まで通っていた。
3・4年生のときの担任の先生は、とても厳しい女性だった。まだ30歳くらいだったろうか、今では思い出せない。「おばかさん」が口癖だった。いつも新聞紙をガムテープで重ねて丸めて棒状にした、鬼の金棒のような武器を持ち歩き、子ども達が宿題を忘れたり、悪さをしていると、遠慮なく振り回してお尻をぶっていた。典型的な体罰なので、現代なら教育委員会に訴えられて処分されていただろう。
彼女は厳しい教師だったが、イジメには無力だった。私は、当時かなりいじめられたほうなので、本当なら彼女の助けが必要だったが、彼女には解決能力がないのか、ただの鈍感なのか、クラスのいじめは被害者が広がるばかりだった。ある日、クラスで私が複数から殴る蹴るといった暴行を受けていたとき、彼女がたまたま教室に入ってきたが、泣きながらボロボロになって倒れている私を見て、チッと舌打ちすると、私を見下ろして「おばかさん」と吐いた。
こんなこともあった。私が給食当番と掃除当番が重なったとき、給食室へ食器を返しに行っているうちに、一緒に組んでいた掃除当番が勝手に掃除を終わらせてしまい、「掃除をサボった」と私を責め始めた。いじめっ子たちは自分の味方が誰なのか知っていた。まるで大発見を見つけたように2、3人が職員室へと走った。しばらくして、彼女がいじめっ子に引っ張られて教室にやってきた。彼女は、例の武器を握っていた。
私は、殴られる覚えはないから、逃げようとした。が、いじめっ子たちが私を十字架にはがいじめにした。彼女は、ニヤニヤと笑いながら近づいて来て、「おばかさん」と吐き、例の武器で10回あまり私の尻を殴った。
授業時間中、私は、いじめっ子のクラスメイトの名前と彼女の名前をノートに書いて、その上から一人一人濃い鉛筆で×印をぐりぐりと書いて、怨念をぶつけていた。

あれから25年近い時間が流れた。教育委員会が発表するプレス資料には、教師が処分された内容が書かれたものがある。意外と頻繁だ。痴漢などの犯罪はもちろん、例えば体罰も処分されている。それを読むたび、今の子どもたちは幸せものだと感じる。少なくとも今の基準で見れば、私の担任など、即刻クビだ。

今年に入って、久しぶりに、おそらく20年ぶりくらいに母校を訪れた。時代が時代だからだろうか、敷地の周りは高い塀に囲まれていて、中の様子は見えなかった。やつは、今もどこかで、愛用の武器を振り回しながら、教師を続けているのだろうか。

私は、教師と政治家は信用しない。「おばかさん」だと思っている。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

大人と同等の腕力のある生徒たちを、
圧倒的に数の少ない教師だけで、統治
できるわけない現実。警察の力を借りない
事がいいとする無責任な美意識。

興味のない知識、なんの役にも立たない知識。
それを詰め込まれるストレス。
精神が凶悪化しやすい教室という環境。

「いじめ」は起こるべきして起こっている。
同じ環境に置かれたら、大人だっていじめをする。

「果てのない退屈に余りに長く晒された精神は
残酷な揺り籠の中で白骨と化してゐる
やがて揺り籠の中で育った狂気は 同胞争いの血を求める
数十年前に打てた手段を半年後にひとつ打つ
事なかれの悪党の遅さで国は荒み果ててゐる」
http://www6.ocn.ne.jp/~buraiha/
http://www.bungeisha.co.jp/search/detail.php?bid=21830

映画なら、岩井俊二監督作品
『リリイ・シュシュのすべて』をおすすめします。
観ていて、とてもつらい映画ですが、観てほしいです。

最後に、いま現在の僕の意見です。
なんで、政治家たちは、このひどい環境を変えないのか?
それは、選挙権のない子どもが自殺しようが、
知ったことじゃないから。

投稿: すぎもと | 2005年9月26日 (月) 19時24分

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