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2005年8月16日 (火)

どんな言葉で検索してきてくれましたか?

D1000030今夜は、少し怖い話をしよう。ホラーとか恐怖映画とか百物語とか苦手な人は、避けた方がいいかもしれない。

私が、初めてホームページを制作して公開したのは、1997年の12月のことになる。当時、パソコンを買ったばかりで、ホームページ作成ソフトを使って、ベタベタと画像を貼り付けるだけのサイトだった。内容は盛りだくさんだったが、当時アナログ回線が当たり前の時代には重すぎる画像をふんだんに使用し、ブラウザやPCのスペックによっては、ページが表示されないという、何ともいい加減なサイトだった。それでも、8年間で、2万6千を超えるアクセスがあった。最初は、アクセスカウンタがいくつか回っているだけで喜んだものだが、そのうち、どのページから来たのか、どんなブラウザを使っているのか、IPアドレスは何か、どんな言葉で検索をしたのかなど、アクセス情報を知りたくなってきた。そこで、いろいろなアクセス解析サービスを利用した。

おもしろいもので、アクセスカウンタが数字を出していても、それが私のサイトを目指して来たという保証はなく、むしろ、偶然来てしまった人の方が多いことに気づいた。サイトの趣旨とは何の関係もないキーワードで検索されているのだ。訳の分からない言葉であったり、まったく関係のない企業名だったり。こんな言葉がどこにあったっけということもある。最初のうちはおもしろがって観ていたのだが、ある日、観てはいけないものを観ているということに気づいた。

「○○××、殺してやる」

某巨大検索サイトからだった。○○××は、おそらく実名であろう、日本人のフルネームである。検索キーワードに、ある日、こんな言葉が紛れ込んでいた。そもそも、この方の名前など、うちのサイトにはないはずだ。見たことのない名前だし。この人は、何を知りたくて、サイトを探していたのだろうか。私のサイトで、何か見つかったのだろうか。私は、サイトを見ていただければ分かるだろうが、文字が多いサイトだから、いくつかの単語を組み合わせると、検索できてしまうのかもしれない。「殺して」という言葉と「やる」という言葉が混ざったのか、それとも・・・。仮にそうだとしても、個人名までは検索できるだろうか。名前と苗字が別にあったのだろうか。

私は、アクセス解析をやめた。

実は、ココログを使っている方はおわかりだろうが、このblogは制作者が望まなくても、自動的にアクセス解析をしてくれている。なので、どんな単語で検索してきてくれたのか分かるようになっている。時折、どうしてこんな言葉でうちのblogを見つけられたのだろうと不思議に思うことがある。

インターネットには、人の憎悪も恐怖も、無防備に彷徨っている。それは、テキストという形をしていて、誰の手元に噛みつくのか、予想もできない。あなたは、どんな言葉でつながっているのだろうか。「殺してやる」ってのは、勘弁してほしい。

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