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2005年7月18日 (月)

湘南新宿ライン

D1000148いつ頃からだろうか。湘南の海が大好きになった。理由はあまりない。山が嫌いだから。盆地とか山間部って、人が鬱屈としていて、苦手だ。そんなわけで、休みになると、フラッと江ノ島や鎌倉あたりに出かける。江ノ電で稲村ヶ崎に出て、砂浜を延々と歩き、鎌倉高校から再び江ノ電で江ノ島に出て、水族館を回ったり、江ノ島を散策する。海はそらめくには最高の場所だ。空が広いから。

ちなみに、私は、金槌である。

今日、新宿から湘南新宿ラインの特別快速に乗った。私は、子どもの泣き声が大の苦手だ。フラッシュバックが起こるから。湘南方面に向かう電車は、親子連れでいっぱい。これでは、目的地に着くまでにへばってしまうので、最近事前にsuicaで買うと安くなるグリーン車に乗った。これが、間違いだった。

なるべくファミリー層を避けようと、2階席を避け、1階席へと降りた。これも、間違いだった。天下のグリーン車に、子ども連れは2組もいて、その2組はお互いお友達だったのだ。途中、戸塚に着くまで、可愛い、可愛い幼児は、泣くはわめくは大暴れ。しかも、きーっとか、がーっとか、人間の耳では聞き取るのが厳しいくらい奇声を発した。

乳幼児がグリーン車で人目もはばからず大暴れ。日本もすごい時代になったものである。

江ノ島近辺を散策した後、帰りは鎌倉から湘南新宿ラインに乗った。今度は、朝の失敗を避けようと、2階席に上がった。これまた、間違いだった。大宮方面へと向かうおばさん3人組が、まるで子どものように大暴れしていたのである。話し声くらいで文句を言うつもりはないが、この人たちのすごいのは、その笑い声だった。ひゃっひゃっひゃっひゃ・・、きゃっきゃっきゃっきゃっきゃ・・、ひゃーっ、ひゃーっ、ひゃーっ・・。新宿で降りるとき、ふとおばさんの顔を見たらおばさんと言うには少々若すぎたが、ここは、おばさんと言わせてもらおう。

そこで思ったのだ。子どもがグリーン車に乗るべきではない、という説教などではなく、人間は、子どもでも大人でも、グリーン車に乗ると、嬉しくてはしゃぐのだ、という、素朴な発見なのだ。一昔前まで、グリーン車では会話をすることすらはばかられた。金持ちしか乗れなかったのだ。少し高価なタバコの香りが充満し、背広姿の、顔が脂ぎったおっさんとか、化粧がけばいおばちゃんしか乗っていなかった。

今は、新宿から鎌倉まで、たかだか750円プラスするだけ。ちょっとリッチなサラリーマンは、通勤に使う。アホみたいにはしゃいでいるおばさんが、それほど無理をせずに使える贅沢になってしまったのだ。

だから、せめてJRさんにお願いしたいことがある。高い車両と安い車両を分けるという、一律な時代は終わった。ぜひ、静かな車両と、騒がしくしてもいい車両を分けてもらえないだろうか。初心者用車両を作って、大いにはしゃいでもらう、というのは、どうだろうか。

おそらく、それ以前に、貧乏人は一般車両に乗ってろ、って、この台詞は、泣き叫ぶ幼児やはしゃいでいるおばちゃんに対してではなく、私自身に向けた戒めである。

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