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2005年7月21日 (木)

高校時代

D1000151私の中学時代の成績は、見事に端から端までオール3だった。当時、オール3で合格できる高校は少なく、公立高校の滑り止めで受ける私立高校が2、3校あっただけだった。もちろん、頑張って、少しレベルの低い公立高校を受け、私立を滑り止めにすることもできたが、私は、プロフィールにもある通り、座右の銘は、「安全第一」である。間違いなく合格するレベルの高校としては、最も最高峰の高校を選んだ。

以前にも書いたが、その高校は、プロテスタント系の男子校で、おかげさまで女っけは何1つなく、3年間の高校時代を男臭く謳歌した。得意科目は、意外にも、信心の欠片もないくせに「聖書」。旧約聖書って基本的に歴史書と昔話と伝記の複合体だったし、新約聖書は暗号文の解読みたいなところがあって、意外に楽しんでいたのだ。しかも、高校では信仰を強制しないのが教育方針だったので、少々、イエス・キリスト殿に逆らっても、落第点を与えられることはなかった。ただ、例えば、100点満点の小論文が95点だったりして、わずか5点が、おそらく、罰当たり学生に対する牧師先生の意地だったのではないかと思う。

とにかく、その高校は、オール3以下の最高峰だものだから、オール3の私は、かなり多くの科目で学年トップ10くらいの成績だった。これが、某大手予備校の模試を受けると、偏差値が30~40くらいになってしまう。何と隔離されたおとぎの国で、私は勉学に励んでいたのだろうか。頭が良いと勘違いする学生は後を絶たず、噂によると、当時推薦入試で某有名私立大学に進学した学生は、毎年1人ずついるのだが、10年以上にわたり、1人も4年で卒業できなかったという。そのうち、私が卒業する頃には、推薦枠すら消えてしまった。かつては名門だったが、朽ち果ててしまったらしい。

ところで、今夜は、四谷天窓で、松岡ヨシミちゃんのライブだった。そのイベントタイトルが、「天窓高校~優等生なんかじゃない~」だったので、ついつい高校時代を思い出した。私は、決して優等生ではなかったが、優等生と思われていた。3年間の幻想に過ぎなかったが、それはそれなりに優等生気分を味わったような気がする。

高校で学んだことは、神を拝んでも人格的には破綻している教師がいるという、納得する事実であったり、神は信じなくても、私たちはコントロールできない「力」に支配されているという、後になって気づいた真実であったり、世界には凡人とエリートがいるという、ごく当たり前の常識であったり、いろいろだ。悔やむなら、なぜ男子校だったのか。せめて、この時期にいろいろと経験を済ませておけば、おそらくその後の人生における、いろんな意味での失敗はなかったような気もする。

高校時代・・・それは、それなりに、私の青春が詰まっていた。

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