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2005年7月17日 (日)

初めてのアルコール

生まれて初めて飲んだお酒は、予備校時代、当時、現代文の講師が予備校で講演会を開き、その実行委員会のみんなでお疲れ様コンパを開いたときだった。とにかく、ビールがうまい。普通に飲み、普通に食い、普通に酔った。意外に飲める自分に驚いた。次の日、汗が酒臭かったが、気持ちよく二日酔いしていた。二日酔いが気持ちよかったのは、後にも先にも、これが最後だったような気がする。

こんな酔いどれ予備校生だったのに、京都の、結構有名な私立大学に滑り込んだ。大学入学後は、毎日飲んだくれていて、日に日にアルコールの耐久度は強化されていった。新入生の歓迎期は、一気飲みで倒れる学生がたくさんいるが、私は、一気飲みなんてモノともせず、とにかく飲んで飲んで飲みまくった。銭湯帰りの生ビールが何とも快感だった。朝方まで飲んでも、次の日の講義に平気で出ていた。ずいぶん、美味しいお酒を飲ませていただいた気がする。いい仲間に支えられたのだと思う。

お酒を飲んで本当に楽しめたのは、20代で終わったと思う。そこから先は、大好きな野球チームの消化試合みたいなもんだった。

ジャニーズ所属のアイドルが、仙台で酒を飲んで補導されたニュースを見て、相変わらず、飲酒の低年齢化が進んでいると痛感する。酔って公園で大声を出すなんて、かなり年季の入った酔っぱらいだ。私は、そういう酔い方をするようになったのは、少なくとも飲み始めて4、5年後だった。アイドルだから許されるとか、いっしょにいた大人がいけないとか、いろいろと言われるのだろうが、やはり、若いうちから、いかにも依存症チックな酔い方をしているのなら、依存症経験者としては、社会的責任云々よりも、むしろ、蝕まれているであろう、彼の心身を心配したい。

アルコールは、ちょっとしたおイタでは済まされない。それに気づくのは、逝くところまで逝ってしまったあとだ。誤解されることが多いのだが、未成年が酒を飲む、というのが、単に法律の問題で許すとか、許さないという問題に矮小化されて、許す側も許さない側も、飲んだ本人の心の問題から、目をそらしてしまいがちなのだ。

未成年は論外だが、二十歳を過ぎた若い人たちに、酒を飲むなとは言えない。むしろ、若い頃は、どんどんお酒を飲んで、たくさんの経験をしてほしい。でも、どこかで力尽きる、ということを、頭に置いておきたいものだ。

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