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2005年6月 4日 (土)

私の存在感

D1000069今日は1日、新宿で仕事をしていた。こんな日は珍しい。週に1日あれば、幸運なほうだ。

久しぶりに新宿でランチをしようと、街へ出た。ある有名ホテルの1階に、フロアのど真ん中に船が浮かんでいる?居酒屋でお昼にしようと、その店に足を踏み入れたのだ。店員が、まず私の顔を見て、キョトンとした。ここから変だ。客が来たのだから、キョトンとしている場合ではない。5秒ほど間をおいて、ようやくお客様として迎え入れられ、ど真ん中に居座る船の上へと案内された。しかも、船のかなり船尾?部分にあたり、店全体が見渡せる場所だった。

ここでは、今度は、メニューがなかった。でも、入口の展示品で焼き魚定食が美味しそうだったので、店員が来るとすぐに、「焼き魚」とオーダーした。店員は、元気よく、「カレイの煮付けですね!」と。「あ…」違う、違うんだ、焼き魚だと、そう訴える時間さえなく、店員は元気よく船尾から船首方面へと駆け下りて行った。カレイは、あまり焼く魚とは思えない。おそらく、店員が言うような「煮付け」に間違いないだろう。それほど時間を置かずに届けられた定食は、やはり煮付けだった。しかも、「カレイの煮付け定食」ではなく、「魚の煮物定食」というメニューだったのだ。

私は、この店を責めているわけではない。むしろ、私自身を責めているのだ。私がレストランや食堂に入ると、店員が私を見つけられない確率が、かなり高い。店を入っても、店員が出てこない。席に案内されても、お冷やを持ってきてくれない。オーダーしたくても、店員が来てくれない。オーダーしても、お目当ての料理が出てこない。・・・・私は、透明人間になったのではないか、と、本気で不安になる。

そう言えば、先日、某コーヒーショップでレジに並んでいると、店の奥から現れた女性客が、何のためらいもなく、私を抜かして、レジの前に立った。レジの女性店員も、何のためらいもなく、それに応じた。すぐ横でラテにホイップを入れていた男性店員が、私の姿に気づき、女性店員を見て、「おい、違うよ」という表情を見せた。が、彼女には伝わらなかったようだ。

私は、時折、この世界で透明になっていることがある。私は、ここにいる。ここにいるよ。誰か、私を探し出してください。

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