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2005年6月 6日 (月)

激辛麻婆豆腐

D1000076辛いモノが苦手だ。昔から、刺激のある食べ物があまり食べられなかった。辛子は、咳き込む。わさびは、鼻が痛くなる。

が、辛いモノが大好きだ。何を訳の分からぬことを。いや、苦手だが、大好きなのだ。「好きだけど、嫌い」・・・これは矛盾する。でも、辛いモノは、苦手だが、好きだ。大好きな女の子って、案外苦手なタイプなのに好きになったりしなかっただろうか。私の辛いモノ好きは、そういうことなのである。

月に2、3回、無性に辛いモノが食べたくなる日がある。特に、中途半端に暑かったり、微妙に寒かったり、頭がスッキリしない気候には、辛いモノがよく合う。

そんなわけで、今日は、午前中に青梅に出かけた後、例によって西武新宿線で新宿まで戻ってくると、例のすり鉢にある麻婆豆腐屋さんで、辛い、辛い、麻婆豆腐を食べた。

いやはや、辛いの何のって。口が燃える。

隣の席の、若い女性とおばちゃんも、激辛麻婆と格闘中。途中で、おばちゃんが、激しく咳き込み、死にそうな顔で喘息のような咳を放った。ようやく咳がおさまったかと思うと、おばちゃんは、「はあ。死ぬかと思った。息ができなかった」と、涙ながらにつぶやいた。その前で、若い女性は、「辛いですよねー」とクールな微笑みで麻婆を食べ続けた。おばちゃんは、やめたらいいのに、再び食べ始めた。げほげほと咳き込んでいた。

おばちゃん、ほんまに死ぬかもしれへん。

おそらく、激辛を食べるときは、上下関係のない人と食べようと思う。きっとおばちゃんは、余裕綽々で激辛を食べ尽くしたかったに違いない。私だって、若いもんには負けないわよって、ペロリと麻婆豆腐を平らげたかったに違いない。しかし、不覚にも咳き込んだ。不覚にも死にそうになった。まずいっ。前の席にいる、彼女は平静だ。やせ我慢しなければならないランチなんて、最低だ。ランチ完食くらいに意地をはりたくない。

おばちゃん、無理するな・・・・。

心の中でつぶやきながら、私は席を立った。

余談だが、辛いモノの後は、甘いモノが食べたくなる。すり鉢では、この店の対角線上に、ソフトクリームが売っている。麻婆豆腐からソフトクリームへ。この流れが、心地よい。この瞬間のために、激辛も我慢する。

そう。私は、甘党なのだ。

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