« 四谷 | トップページ | 鬼ごっこ »

2005年5月26日 (木)

新宿

D1000048 そのビルの足下には、私たちの仲間内では「すり鉢」と呼ばれる広場がある。地上からは一段低いフロア、つまり地下部分・・・と言っても、屋根はほとんどないのだが、まん丸い広場には、椅子とテーブルが並び、木がそびえ立っている。天気の良い日には、ここでお弁当を食べるのもよし、持ち帰りのコーヒーなどでお茶の時間を過ごしてもよし、外回りの途中にさぼって昼寝をするのもよし。見上げれば、そこにはビルの間に青空がのぞく。

 10年ほど前、この周辺で働き始めて以来、ここは一番のお気に入りの場所になった。この辺にある同様の広場のほとんどが、うちの会社の人たちの「獣道」になっているのに対して、ここは会社に近いにもかかわらず、ルートを外れている。ふと1人になりたいときに、ここでそらめいていることが多い。時には、打ち合わせの場所に使うこともある。「すり鉢でやろうか」なんて言って。

 このすり鉢には、地上から地下へのエスカレーターがある。でも、下りのエスカレーターがあるのに、昇りのエスカレーターがない。朝から晩まで、エスカレーターは下に降り続けている。エスカレーターで昇ろうとすると、ビルの中にいったん入り、ビル内のエスカレーターで1階に昇る。でも、場所がまったく逆の方向で、元の場所はすり鉢の対角線上にある。このエスカレーター、いったい何のためにあるのだろうか。例えば、駅のホームのエスカレーターが全部下に向かっていたら、どう思うだろうか。デパートのエスカレーターが下行きしか無かったら、どう思うだろうか。腹が立つとか、不満というより、不思議だ。

 ふと思った。もしかして、降りてくる人をエスカレーターのある壁側に寄せたいのではないだろうか。

 根拠?

 ・・・・ないです。

|

« 四谷 | トップページ | 鬼ごっこ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109926/4291799

この記事へのトラックバック一覧です: 新宿:

« 四谷 | トップページ | 鬼ごっこ »